モーツアルト。
1人で弾いていても、
ひとつひとつの旋律に性格があって、物語がつくれてしまいます。
落語のようです。
落語で物語を語るように、モーツアルトの作った音楽でも、物語があるのです。
落語の物語では、いろいろオチがありますが、
モーツアルトの音楽でも、オチがあります。
ほとんど、ソープオペラであり、シモネタです。
とにかく、オペラというと高尚なイメージがありますが、
どうか、モーツアルトのオペラの内容を確認してみてください。
何百年も前の人の生活模様が、大して現在と変わらないことが新鮮に思われるはずです。
そんな、安物の大衆劇が、完全な美しい音楽で支配されてるのです。
このミスマッチ。。。。なんといおうか、すごい芸術と私は思うのです。
豚に真珠。 でも、 豚がとにかくきれいにみれる魔法の音楽なのです。