ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

強弱について

2006年05月16日 | 教えること
目をつぶると生活の中のさまざまな音が聞こえてきます。
普段気にしていなかった音がヴォリュームをあげたように
はっきりと聞こえてきます。

その音にはいろいろと抑揚があります。
人の話声にも強弱があります。
楽しい話や面白い話では、声が大きくなり、明るくなります。
悲し話をする時は、自然にテンションが落ち、表情も暗くなります。

音楽の表現も同じではないでしょうか?
子供に<そこはフォルテで、そこはピアノで>と指示をするよりも、
その音楽に潜在している<話>を感じてほしいと思います。
そうすると<自然に>楽譜に書かれた指示で弾く事が出来ている事でしょう。
なので、私は子供を教える時はあまり強弱は厳しくいいません。
それよりも、その音楽がどんなイメージかお話をしたり、
どういった状況の時、聞きたいかなんて話をします。

そして、目をつぶって想像してもらいます。
目をつぶる事によって、聴力はかなり集中します。
これは、特に落ち着きのない子供には効果的です。
まあ、目をつぶっていても、体はぶらぶら動いている事がほとんどですが(笑)

表現力は、その音楽を理解した後についてくるものだということを教え、
真の音楽を奏でてもらいたいものです。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (レネママ)
2006-05-22 18:47:41
こんにちは

はじめまして♪

ヴァイオリンについて調べていましたらこちらがヒットして少しだけお邪魔しました



自己紹介をしますとレネママと申します

東京都在住で5歳の娘がいます

本人の希望で3歳からヴァイオリンを習っています



習いはじめて2年経つのですが 最近は練習もしなくなり 興味が薄れてしまっています



どうしたら前向きにヴァイオリンと向き合えるのかなーと私自身が色々と悩み....これ以上ヴァイオリンを無理にさせない方がいいのかな...と思いはじめてきました



ずっーと悩み続けて...数カ月



そろそろどうするか最終結論をと思っています



本人は続けたいと口では簡単にいいますが 肝心の練習や演奏披露を拒否します

なぜやらないか やりたくないのか理由を聞いても はぐらかします



私も主人もヴァイオリンの知識がないために

どう対処していいものか迷っています

色々とアドバイス頂けたら幸いです



あと娘は両耳聴覚障害児です

骨導補聴器で生活しています

その子がヴァイオリンをしたいと言った事には正直驚きました

何か感じる物でもあるのですかね...



もし...よろしければ娘の病気やお耳に関してHPを私が立ち上げています 娘の状況など参考までに見に来ださると嬉しいです



今後も色々とこちらで勉強させて頂きます!





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URL (レネママ)
2006-05-22 18:51:11
URLが間違って入力してしまいました

こちらが正しい方です
返信する
レネママさん (管理人)
2006-05-24 10:41:58
こんにちは。レネママさん。ようこそいらっしゃいました。そしてコメントありがとうございます。子供は練習を嫌がって当然です。私の生徒でも自ら練習をする子はそうはいないと思います。それでも、毎日練習する事は必要不可欠ですので、難しいですよね。。練習する時間はきめていますか?毎朝、食事の後、何時から、などなど。。毎日顔を洗うように、歯を磨くようにおけいこできるといいですよね。後は、小さな瓶などに練習するたびに飴などを入れていく。そして瓶がいっぱいになったら、何か楽しい事を一緒にする。こんなアイデアを色々考えて、なんとか続けられるように協力してあげてください。私はぜひ、これからもヴァイオリンを続けてほしいと思います。楽しさはこれからですので。。。
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