こんばんは、再びゆうこです
私の実家は江戸末期からずっと続いてきた農家で。
私が子どものころは父母が会社勤め、祖父母が農業、休日はみんなで手伝うという兼業農家でした。
子どものころは庭に鶏小屋もあり、鶏20羽くらいをかっていて
庭の敷地内には路地の畑と、ビニールハウスも建っていて、卵・野菜をスーパーで買うことはほぼ皆無。
野菜や果物は買うものではなくて、山や畑や庭でとるものという認識で育ちました。
自分のうちで食べるお米やお茶もうちの田んぼや畑で作っていたし。
だから、基本自給自足。
たくさんとれる季節の野菜は保存食に。
食卓には毎日とれたて卵と野菜のおかずがたくさん、それと手作り糠漬け。
量も種類もたくさんあったので、うちのご飯が質素、と思ったことは子どものころなかったけれど。
中学生でバーベキューに行ったとき焼肉を食べてびっくり!!
「肉って、こんなにおいしいの」
もう、目からうろこでした。
うちは両親共働きだったため、食事は常に祖母が作っていました。
普段はご飯と味噌汁と野菜メインのおかずと魚と卵。そして糠漬け。
豆や大豆製品はたくさん使われていたけれど・・・。
さらに祖父が胃が弱かったため、肉や油っこいものはたま~~~に出るくらい。
肉は主菜というより常に野菜メニューのだしとり用として使われていました。
(しかもほとんど鶏肉)
のちに母が料理を作るようになって、少しは今風に寄っていったけれど、
ベースが野菜、肉少量というのは変わらず・・・。
今思うと祖母・母と続く実家の食生活こそが家系の貧血体質にもかかわってたんじゃ??と思うのです。
栄養的には悪くないけど圧倒的に動物性たんぱく質量が足りてない気がする
また、ベースがそれで育ってきたので、自分の中で肉を食べなきゃという意識もあまりなく
独立してからも作るのは基本実家で食べていたメニューが多かったです。
何より野菜食べてるほうが、体的には楽、という体感もあり。
旦那が一緒に住んでた頃はそれでも旦那にせかされて毎日肉メニューを作っていましたが
(そして少しでも食べていましたが)
単身赴任になってからは「肉や魚は給食で食べればいいよね!」って
手を抜きまくり・・・・
一人になって食費めっちゃ浮くな~~とか思っていたわけです。
(この期間が一番よくなかったと思う~~~)
必要な栄養素をきちんと考えて作ってもらっていた料理
自分もおふくろの味として作ってきたけれど
たんぱく質のほとんどが植物性たんぱく質だったので、ちゃんと食べていても吸収される量としては足りてなかったのかもしれません。
やっぱり動物性たんぱく質も大事!
改めて思いました。