人の話を聴くことは学びになる。
自分の知らないことや知っていたとしても改めて考える機会になる。
それは、単に聞き流すのではなく、
しっかりと受け止める姿勢があってこそ気づきや得られるものがある。
時には、人の話を聴くことで癒される。
だから、聴く側の姿勢・態度は重要だ。
何の話だって、そこには為になることを見出すことはできるだろう。
しかし、話を聴くことに目的があるのであれば、その人(の話)を引き出していくための技術は必要になる。
たとえば、質問力はその一つである。
人に話をしてもらうには、人から話を聴く
聴く目的があるのであれば、自分の聴きたいことを引き出す質問力が大事になる。
しかし、それだけでは相手は果たしてどうだろうか?
話したくない事柄だとしたら?
相手も話したいと思える質問をする、ここが極めて重要である。
こうした質問力が「聴く力」を実感させてくれる。
だが、質問力以上に重要なことがある。
それは、信頼関係がどれだけ話す相手とあるのか?である。
話す相手が、聴き手のことをどう感じているのか…
安心できる相手と思って話をするのかどうか。
この関係性は極めて大きい。
ということは、そもそも信頼関係が築けていれば「聴く」体制が出来ていると言えるが、信頼関係がないとすれば?
正に、信頼関係を築くことができる人になる、そのためのその能力を身につける、
これに尽きる。
一瞬にして信頼を築く、手品のような方法を得たいものである。
聴く力を信じることは、人の関係性をよくするパワーでもある。
家族、友人、同僚、先輩、上司などなど
聴く力をもって接してみると、これまでの関係以上のものが生まれるかもしれないですね。