一昨年から去年にかけてブレイクした異色のメイドマンガ。

『エマ』
作者:森薫
ストーリー:
19世紀のイギリス。完全な階級社会の中で、商売で成り上がったジョーンズ家の長男・ウィリアムはかつての家庭教師の下でメイドをしているエマと出会う。エマに一目ぼれしたウィリアムは事あるごとにエマに会いに行き、次第に二人は惹かれあっていく。だがそれは禁断の恋でもあった。
当然父からは結婚を認められず、それどころかキャンベル子爵家の次女・エレノアとの縁談まで持ちかけられた。身分違いの恋に苦しんだエマも、自ら身を隠す決心をし、ロンドンから離れた場所でドイツからやってきたウィルヘルム家でメイドとして働き始める。
やがてウィリアムはエマを忘れる決心をし、エレノアと正式に婚約。だがその婚約パーティーで偶然エマと出会う。実はエマが働いているウィルヘルム家の夫人は田舎に隠棲しているウィリアムの母と懇意だったのだ。
突然の再会にウィリアムは再びエマと一緒になる決意をした。そしてエレノアとの婚約を破棄――だがプライドの高いキャンベル子爵にとってそれは許されないことであった。子爵はエマを拉致させて新大陸に送ってしまう。
だがウィリアムはエマを追って新大陸に渡り、エマを連れ戻す。そして家族との軋轢を抱えながらもエマと一緒になる。

感想:
ストーリーはざっくりだがこんな感じ。
最初の方は恋愛に不器用な二人が徐々に距離を狭めていく様が微笑ましく、見ていて楽しい恋愛マンガといった感じ。とにかくエマの性格が最高というか、男からみたらまさに理想の女性(特に赤面した時の仕草などが)。
ところが中盤からはお約束というか、身分の差の壁が立ちはだかって二人は離れ離れに・・・。最終的には予定調和的な終わり方とも言えるが、とにかくエマが拉致されるくだりはハラハラしながら読んでしまった。

作者は徹底的にメイドを描く人なので、とにかくメイド・メイド・メイド。作中でもいろんなメイドが登場して楽しい。ストーリーも細かい伏線が多く、何気に練りこまれているなぁと感じた。
わずか7巻で終わってしまったのはさびしい限りだが、これ以上話を膨らませようもないのも事実。とにかくエマのメイドっぷりに萌えるマンガ。

『エマ』
作者:森薫
ストーリー:
19世紀のイギリス。完全な階級社会の中で、商売で成り上がったジョーンズ家の長男・ウィリアムはかつての家庭教師の下でメイドをしているエマと出会う。エマに一目ぼれしたウィリアムは事あるごとにエマに会いに行き、次第に二人は惹かれあっていく。だがそれは禁断の恋でもあった。
当然父からは結婚を認められず、それどころかキャンベル子爵家の次女・エレノアとの縁談まで持ちかけられた。身分違いの恋に苦しんだエマも、自ら身を隠す決心をし、ロンドンから離れた場所でドイツからやってきたウィルヘルム家でメイドとして働き始める。
やがてウィリアムはエマを忘れる決心をし、エレノアと正式に婚約。だがその婚約パーティーで偶然エマと出会う。実はエマが働いているウィルヘルム家の夫人は田舎に隠棲しているウィリアムの母と懇意だったのだ。
突然の再会にウィリアムは再びエマと一緒になる決意をした。そしてエレノアとの婚約を破棄――だがプライドの高いキャンベル子爵にとってそれは許されないことであった。子爵はエマを拉致させて新大陸に送ってしまう。
だがウィリアムはエマを追って新大陸に渡り、エマを連れ戻す。そして家族との軋轢を抱えながらもエマと一緒になる。

感想:
ストーリーはざっくりだがこんな感じ。
最初の方は恋愛に不器用な二人が徐々に距離を狭めていく様が微笑ましく、見ていて楽しい恋愛マンガといった感じ。とにかくエマの性格が最高というか、男からみたらまさに理想の女性(特に赤面した時の仕草などが)。
ところが中盤からはお約束というか、身分の差の壁が立ちはだかって二人は離れ離れに・・・。最終的には予定調和的な終わり方とも言えるが、とにかくエマが拉致されるくだりはハラハラしながら読んでしまった。

作者は徹底的にメイドを描く人なので、とにかくメイド・メイド・メイド。作中でもいろんなメイドが登場して楽しい。ストーリーも細かい伏線が多く、何気に練りこまれているなぁと感じた。
わずか7巻で終わってしまったのはさびしい限りだが、これ以上話を膨らませようもないのも事実。とにかくエマのメイドっぷりに萌えるマンガ。