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華麗なる一族

2007年03月19日 01時35分56秒 | Weblog
今日最終回を見ての感想。

原作は10年くらい前に読んでたので、鉄平が自殺する展開は知っていたのだが、果たしてキムタクにそんなことさせるのだろうか?と放映開始前から不安だった。が、きちんと自殺したので何気に意外だった。

初回はものすごく面白かったが、だんだんと普通の面白さになっていった気がするが、裁判で急に盛り上がった。実は裁判も原作にはないのだが(というか銭高が出廷するまでの展開がちょっとベタだ)、まぁこれはこれで面白かったかな。
原作は大介が主人公ということもあって、もっと権謀術数しまくった話だったと思うが、鉄平が主人公になったことにより、夢ある青年が幾多の困難を突破して・・・みたいな展開になってしまったのは賛否両論あるかと思う。個人的にはこれはこれで面白いと思った。

やはり最終回は泣けた。鉄平が大介の実の息子だったというオチはすっかり忘れてたので、ドラマでこの事実が判明したシーンとその後に母の寧子が鉄平の遺体に泣きすがるシーンはウルウルしながら見た。ただ大介の泣くシーンはちょっと冷めたのだが・・・。

葬儀のシーンで唐突に万樹子が出てきたのは不自然に感じたし、そういえば高須相子に手切れ金を渡すシーンも原作にはなかったな。というか改心してないし。原作では。

まぁ色々突っ込みたいところとかは多々あるのだが、今期のドラマで見たいと思ったのはこれだけだったのは事実だし、期待以上の面白さだったと思う。