3日連続で涼宮ハルヒシリーズ・・・。第3弾は短編集。
『涼宮ハルヒの退屈』
作者:谷川流

ストーリー:
【涼宮ハルヒの退屈】
1学期の期末試験が終わったある日、ハルヒはSOS団で草野球大会に出場すると言い出した。もちろんただの退屈しのぎだ。谷口、国木田、鶴屋、キョンの妹を加えた9人で出場した草野球大会だったが初戦でいきなり優勝候補とぶつかってしまう。しかも3回ですでにコールドゲームぎりぎりまで追い込まれる。
ハルヒのストレスが例の閉鎖空間を生み出してしまい・・・。
【笹の葉ラプソディ】
七夕の日に笹の葉に願い事を書いた短冊をつるそうとハルヒが言い出した。適当につきあうキョンたち。その日の部活後、みくるがキョンに話があるという。なんと一緒に3年前にタイムスリップしてほしいというのだ。そして3年前の世界でキョンはハルヒに出会う・・・。
【ミステリックサイン】
ある日ハルヒがSOS団のエンブレムを作成した。言われるままにそれをSOS団のサイトにアップするキョン。
そこにみくるが2年生の女子生徒・喜緑江美里を連れてきた。以前にキョンが悩み相談を受け付けると書いたSOS団のポスターを見て彼女は訪れたのだった。その江美里の悩みとは失踪した彼氏を探してほしいと内容であり、彼氏とは隣のパソコン部の部長であった・・・。
【孤島症候群】
夏休みを迎えたSOS団はハルヒの思いつきで合宿へ向かうことになった。向かう先は古泉の親戚がオーナーをしている孤島の別荘。必ずそこで事件が起こると確信しているハルヒは行く前から名探偵きどり。
別荘ではオーナーの多丸圭一とその弟の裕、そして執事の新川とメイドの森がSOS団を出迎えてくれた。
合宿2日目、台風が直撃し、まさにハルヒが望む外界と断絶された孤島となった。そして3日目の朝、多丸圭一が何者かに胸を刺されて、密室となっていた自室で死んでいた。裕は前日の夜からいないという・・・。
感想:
表題作の「溜息」は長門のインチキパワー全開で、結構面白い展開で進む。「笹の葉」は意外な伏線というより、ハルヒとキョン、そして長門の過去が明らかになる(作者が最初から意図したわけではないから伏線とはいわないか)。
「ミステリック」は展開が盛り上がりに欠けていまいち印象が薄い。
最後の「孤島」は、そんな展開ありか?といいたくなるようなオチで、きちんとしたミステリーを期待していただけにちょっとがっかりだった。
まぁ全体的には面白かったし、今後も色々な伏線の回収があるのだろうと期待させてくれる出来だった。
『涼宮ハルヒの退屈』
作者:谷川流

ストーリー:
【涼宮ハルヒの退屈】
1学期の期末試験が終わったある日、ハルヒはSOS団で草野球大会に出場すると言い出した。もちろんただの退屈しのぎだ。谷口、国木田、鶴屋、キョンの妹を加えた9人で出場した草野球大会だったが初戦でいきなり優勝候補とぶつかってしまう。しかも3回ですでにコールドゲームぎりぎりまで追い込まれる。
ハルヒのストレスが例の閉鎖空間を生み出してしまい・・・。
【笹の葉ラプソディ】
七夕の日に笹の葉に願い事を書いた短冊をつるそうとハルヒが言い出した。適当につきあうキョンたち。その日の部活後、みくるがキョンに話があるという。なんと一緒に3年前にタイムスリップしてほしいというのだ。そして3年前の世界でキョンはハルヒに出会う・・・。
【ミステリックサイン】
ある日ハルヒがSOS団のエンブレムを作成した。言われるままにそれをSOS団のサイトにアップするキョン。
そこにみくるが2年生の女子生徒・喜緑江美里を連れてきた。以前にキョンが悩み相談を受け付けると書いたSOS団のポスターを見て彼女は訪れたのだった。その江美里の悩みとは失踪した彼氏を探してほしいと内容であり、彼氏とは隣のパソコン部の部長であった・・・。
【孤島症候群】
夏休みを迎えたSOS団はハルヒの思いつきで合宿へ向かうことになった。向かう先は古泉の親戚がオーナーをしている孤島の別荘。必ずそこで事件が起こると確信しているハルヒは行く前から名探偵きどり。
別荘ではオーナーの多丸圭一とその弟の裕、そして執事の新川とメイドの森がSOS団を出迎えてくれた。
合宿2日目、台風が直撃し、まさにハルヒが望む外界と断絶された孤島となった。そして3日目の朝、多丸圭一が何者かに胸を刺されて、密室となっていた自室で死んでいた。裕は前日の夜からいないという・・・。
感想:
表題作の「溜息」は長門のインチキパワー全開で、結構面白い展開で進む。「笹の葉」は意外な伏線というより、ハルヒとキョン、そして長門の過去が明らかになる(作者が最初から意図したわけではないから伏線とはいわないか)。
「ミステリック」は展開が盛り上がりに欠けていまいち印象が薄い。
最後の「孤島」は、そんな展開ありか?といいたくなるようなオチで、きちんとしたミステリーを期待していただけにちょっとがっかりだった。
まぁ全体的には面白かったし、今後も色々な伏線の回収があるのだろうと期待させてくれる出来だった。