今回は中編2つという構成。
『涼宮ハルヒの憤慨』
作者:谷川流

ストーリー:
「編集長★一直線!」
3学期も終わりに近づいたある日、長門が生徒会長に呼び出される。キョン、古泉と3人で生徒会室を訪れると、文芸部に対し、活動実態がないのを理由に休部および部室の明け渡しを宣告される。後から登場したハルヒは激怒するが、生徒会長は1週間以内に文芸部の会誌の作成および200部の配布を文芸部の存続条件として提示する。実は古泉の画策によってハルヒを退屈させないために仕組まれたイベントであった。
そうとは知らないハルヒは会誌の作成に燃え、キョンに恋愛小説、長門に幻想ホラー、古泉にミステリー、みくるに童話の作成を命じる。さらに谷口、国木田、鶴屋、マン研、美術部、コンピ研までも巻き込んだ会誌作りの行方は・・・。
「ワンダリング・シャドウ」
ある日クラスメイトの女子生徒・阪中がSOS団に相談を持ちかけにくる。彼女が犬の散歩をすると、必ずある場所で犬が踏み込むのを嫌がるようになったという。彼女の犬だけでなくほかの家の犬も同様の反応をすることから、幽霊がいるのではないかと噂になっているという。
幽霊に会えると調査に張り切るハルヒ。だが現地に行っても何もみつからず、長門も何も感じなかった。だがその翌日から阪中の飼い犬は元気をなくし家から出なくなってしまったという。
感想:
「編集長」は作中内作品としてキョン、みくる、長門の書いた作品が載っていて、これが何気に面白い。特にキョンのはちょっとした謎解き要素も含まれているので一粒で二度おいしい感じがする。ちなみに古泉が書くミステリーとは合宿でやったやつをそのまま小説にするだけなので割愛されたのだろう。
古泉の陰謀によって生徒会長になった生徒はあえてハルヒが思い描く嫌味な権力者的風貌の人物をすえており、こいつも今後ストーリーに絡んできそうな予感。
「ワンダリング」は正直このパターンのオチは飽きたというか、またこういうのかよ、と思ってしまい、あまり面白いとは思わなかった。SOS団に依頼が舞い込むというのも珍しいパターンなので勿体無い気がする。
『涼宮ハルヒの憤慨』
作者:谷川流

ストーリー:
「編集長★一直線!」
3学期も終わりに近づいたある日、長門が生徒会長に呼び出される。キョン、古泉と3人で生徒会室を訪れると、文芸部に対し、活動実態がないのを理由に休部および部室の明け渡しを宣告される。後から登場したハルヒは激怒するが、生徒会長は1週間以内に文芸部の会誌の作成および200部の配布を文芸部の存続条件として提示する。実は古泉の画策によってハルヒを退屈させないために仕組まれたイベントであった。
そうとは知らないハルヒは会誌の作成に燃え、キョンに恋愛小説、長門に幻想ホラー、古泉にミステリー、みくるに童話の作成を命じる。さらに谷口、国木田、鶴屋、マン研、美術部、コンピ研までも巻き込んだ会誌作りの行方は・・・。
「ワンダリング・シャドウ」
ある日クラスメイトの女子生徒・阪中がSOS団に相談を持ちかけにくる。彼女が犬の散歩をすると、必ずある場所で犬が踏み込むのを嫌がるようになったという。彼女の犬だけでなくほかの家の犬も同様の反応をすることから、幽霊がいるのではないかと噂になっているという。
幽霊に会えると調査に張り切るハルヒ。だが現地に行っても何もみつからず、長門も何も感じなかった。だがその翌日から阪中の飼い犬は元気をなくし家から出なくなってしまったという。
感想:
「編集長」は作中内作品としてキョン、みくる、長門の書いた作品が載っていて、これが何気に面白い。特にキョンのはちょっとした謎解き要素も含まれているので一粒で二度おいしい感じがする。ちなみに古泉が書くミステリーとは合宿でやったやつをそのまま小説にするだけなので割愛されたのだろう。
古泉の陰謀によって生徒会長になった生徒はあえてハルヒが思い描く嫌味な権力者的風貌の人物をすえており、こいつも今後ストーリーに絡んできそうな予感。
「ワンダリング」は正直このパターンのオチは飽きたというか、またこういうのかよ、と思ってしまい、あまり面白いとは思わなかった。SOS団に依頼が舞い込むというのも珍しいパターンなので勿体無い気がする。