旭川市役所 永山支所の敷地内にあります。

この建物は、明治26年(1893)8月、現在の永山2条19丁目にある永山村
戸長役場庁舎として建てられたもので、北海道では数少ない初期戸長
役場の一つです。

建物は大正10年(1921)に新庁舎に移転するまで永山村役場として使用
され、その後民間に払い下げとなって、現在の旭川市東6条4丁目に移設、
平成4年(1992)まで民家として利用されていました。

旭川市では、この建物が上川地方創世期の建築遺構として貴重であること
から、平成4年、復元に備えた解体調査を実施しました。

そして平成6年(1994)、解体材を使用しながらゆかりの地であるこの永山
に復元をおこなったものです。

当時の解体材が残っています。

建物は、木造平屋建、寄棟屋根の造りで、構造は日本の伝統的構法を継承
しています。

大きな隅柱、下見板張と上げ下げ窓などの外観、内部の造作にも洋風の意匠
が残っていますが、和洋折衷様式の建物です。

ずいぶん建物としては小さい印象を受けました。
事務室1個、職員室に小使室、宿直室に書庫。

当時は屯田兵の大隊や中隊が村内の事務処理をほとんどしていたので、戸長
役場では戸籍と土地の払い下げしか事務をしていなかったとのことでした。

パンフレットを貼っておきます。

旧永山戸長役場
旭川市永山3条19丁目239
永山市民交流センター 敷地内

この建物は、明治26年(1893)8月、現在の永山2条19丁目にある永山村
戸長役場庁舎として建てられたもので、北海道では数少ない初期戸長
役場の一つです。

建物は大正10年(1921)に新庁舎に移転するまで永山村役場として使用
され、その後民間に払い下げとなって、現在の旭川市東6条4丁目に移設、
平成4年(1992)まで民家として利用されていました。

旭川市では、この建物が上川地方創世期の建築遺構として貴重であること
から、平成4年、復元に備えた解体調査を実施しました。

そして平成6年(1994)、解体材を使用しながらゆかりの地であるこの永山
に復元をおこなったものです。

当時の解体材が残っています。

建物は、木造平屋建、寄棟屋根の造りで、構造は日本の伝統的構法を継承
しています。

大きな隅柱、下見板張と上げ下げ窓などの外観、内部の造作にも洋風の意匠
が残っていますが、和洋折衷様式の建物です。

ずいぶん建物としては小さい印象を受けました。
事務室1個、職員室に小使室、宿直室に書庫。

当時は屯田兵の大隊や中隊が村内の事務処理をほとんどしていたので、戸長
役場では戸籍と土地の払い下げしか事務をしていなかったとのことでした。

パンフレットを貼っておきます。

旧永山戸長役場
旭川市永山3条19丁目239
永山市民交流センター 敷地内