サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

洞爺湖町 野外彫刻 その7

2021-11-29 05:38:09 | 野外彫刻

写真は可能な限り、洞爺湖を背景にして撮っています。

太陽の讃歌
1991 
小寺眞知子

絶妙なバランスで立っている女性の像。

とうや湖ぐるっと彫刻公園 より
洞爺湖に降り注ぐ太陽を浴び、躍動感や伸びやかさを感じさせる女性の
ブロンズ裸身像。片足立した女性の視線の先には中島、羊蹄山でもあるのか。
体全体で「太陽の賛歌」を高らかに歌い上げている。

小寺眞知子は函館出身なので、函館市内にはたくさん野外彫刻がありました。

湖畔遊歩道(ザ・レイクビューTOYA乃の風リゾート前)

ラインの内側の色が反射するのを利用した作品。

虹幻想 
瀧川嘉子 

とうや湖ぐるっと彫刻公園 より
作者は主に板硝子を通して光の不思議をとらえる作品を作ってきた。
「光の作用で、物の形は日常見慣れた姿とは全く異なるもうひとつの世界を
生み出す」と語る。
この作品については「現実の風景と虚像を取り込みながら、四季折々の変化
に呼応して息づくことを願っている」と言い、立つ位置や見る角度によって
千変万化する姿が、イメージを膨らませてくれる。

湖畔遊歩道(ザ・レイクビューToya 乃の風リゾート前) 

まずは洞爺湖を背景に撮影。

角度によって見え方が違う。

円錐形にえぐられた立方体
堀内正和

とうや湖ぐるっと彫刻公園 より
支柱に乗った立方体が、円錐形にスパッとえぐられている。見る角度に
よってまったく違う印象を与え、見る者に様々なイメージを抱かせる。
作者は「立方体は地球との重力関係が最も明確で安定した形。これを
貫通する円錐形は鋭く斜角に突進し、安定を突破して事態の急を告げて
いる。安定と急変、静と動との二律相反劇を典型的な姿で示しているの
がこの形体」と語る。

湖畔遊歩道(洞爺湖万世閣前)


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