今日は全く別の用事で休みをもらっていたが、ついでに紅葉を見に行こうとなり、もうこの時期だと遅いかなあ、なんて思いながら行ってみた。
とにかく大勢の人が群がる時期に観光地へ行くのが嫌で、だいたい見頃より早かったり遅かったりしてしまうんだけど、今日はどうかなあ(^^)
で、行ってきたところが、室町時代に水墨画家として活躍した「雪舟」が、幼少の頃にお寺に修行に入ったとき柱に縛られ、涙でネズミを描いたというエピソードが有名な宝福寺。
最初場所がちょっと細かいとこまで分らなかったので、ナビで名称「ほうふくじ」っていれて検索したらリストがズラ~っと出てきて、一番上の宝福寺が980とか距離が出て、そんなに近いわけないのになあ、なんて地図を見るとなんと青森の方が出ていた。
この980は980mではなく980kmということだったんだと判り大笑い。
気を取り直しナビに地区を指定してOK。
まず駐車場に到着すると、休日は駐車場に入る道まで長い列が出来るらしいが、今日はほぼ満車ってくらいで2台ほど空きスペースがありなんなく駐車できた。
車から降りると、天気もよく遠くに色鮮やかに紅葉した木々もしっかり見えている、よしよし(^^)
紅葉が早く観たくて、山門からはいらず裏口からまずは「三重塔」へと向かう。
人もそんなにいなかったので、余裕で誰も写っていない写真が撮れた。
ここから遠目で南側の「般若院」の、鮮やかな黄色に色づいた葉が目につき、そちらに移動。
こちらも中には誰もおらず、いい写真が撮れたかな。
そこから今度は北側の建物の方へ階段を降りていく。
ここは年配の人がいっぱいいた(^^;)
離れた所からもう一度振り返って、三重塔と右の「禅堂」が入ったアングルで撮ったが、太陽が雲に掛かり日が陰っていたので、今こうして写真をみると、葉が落ちちゃってる木もありなんだか暗いなあ(^^;)
ここも綺麗に紅葉してたんだけど、自分も含め周りの人もこの撮っている位置に並んで撮影してるのに、なぜか奥の右端におじさんがひとりずっと立ってたため、サイズを修正し右端をカット(笑)
後からネットで知ったが、この写真の左側に雪舟が涙でネズミを描いたという「方丈」という住持の居室があったのに、スルーしてしまってた(^^;)
途中木々の中にひっそりと立つなんだか異様な石碑を発見・・・。
ちょっと近寄りがたかったので、近くの解説の看板をよく読んでみる。
「雪舟碑」と呼ばれるもので、昭和3年に建立された石碑だとのこと。
最後に仏殿に寄るという、反対回りで回ってしまったけど、所々落葉している箇所もあり、ギリギリの見頃でなんとか綺麗な紅葉が観れたかな。
もう遅いかなあ、なんてついでに来たけど、よかったよかった(^^)
なにより人も少なかったしね。