ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

読書が好き

2014年11月30日 | 本(その他)

最近は読書が楽しい。

本を読むことは昔から好きでいろいろ読んでいたが、ほぼ時代小説ということで、偏り過ぎていた。

それがある時、伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」と、さらに「死神の精度」を読んで、時代小説以外でも面白い本があることを、今さら知ってしまった。

そこで初めて「本屋大賞」なるものを知り、ランキングされた作品を中心に読んでいったら、ほぼはずれなし。

世の中には知らないうちにこんなにも面白い小説が溢れていたんだと知る。

今更だけどこんなにもたくさんの素晴らしい作家がいたことを知る。

だって満員の通勤電車の中で、思わず笑ったり、泣いちゃったりしちゃうんだよ。

楽しすぎる。

おまけに自己満足だが、感想を書くのも楽しかったりする。

 今映画の方は停滞気味だ。

あんまりいい映画に当たらないのだ。

ただ2015年はお祭りイヤーらしい。

それは人気シリーズ映画の続編がたくさん公開される1年となるから。

「アベンジャーズ」に「ターミネータ」そして「スター・ウォーズ」。

これは楽しみな一年になるね。

ただこういう派手な映画は、観るのは楽しいが、レビューを書く楽しさは、実はあんまりない。

複雑で大がかりな映像を表現するのが難しいし、やっぱり観てただ楽しむ作品であるから、レビューすることが野暮である。

その点小説の感想は、たとえ的外れでも自分が感じたままの、自分の中に映し出された映像を、ただ書けばいいので楽である。

まだまだ気が付いていない素晴らしい小説を、ひとつひとつ探し出していく楽しみが、まだ山のようにあるだろうことが嬉しい。

最近は読書が楽しい。


『子供たちに伝えたい日本の戦争 1894~1945年 あのとき なぜ戦ったのか』

2014年08月24日 | 本(その他)

 戦争の映画やTV番組を見るたびにふと思うことがある。

日本はあの時なぜ戦争をしたんだろう。

自分の勉強不足をさておき、自分が教育を受けていた歴史って、なぜか明治維新以降がスカスカなんだよね。

今中国や韓国に言われ放題の日本の戦争の歴史って、ほんとうはどうだったんだろう。

 そんなことを思い『教科書が絶対に教えない東京裁判―日本はこうして侵略国家にさせられた (もっと日本が好きになる親子で読む近現代史シリーズ』という本を読む。

そこには本の帯にも書かれていたが、

“北の脅威、列強の帝国主義に飲まれる恐怖に対抗するために、日本は自国を守るために必死に戦った”

壮絶な歴史だった。

 日本が侵略戦争をしかけた?

とんでもない誤解だよ。

本を読めば読むほど、この日本という国のために意地らしいほどの勇気と愛国心を振り絞って立ち向かい、そして散っていった先人たちのことを想わずにはいられなくなる。

そしてどうして日本の歴史教育は、こんなにも自虐的な歴史観を植え付けるような教育を、いまだに続けているんだろうかという疑問が湧いてくる。

 勉強不足な私がちょっと読んだ本で身に付けたつたない歴史観でえらそうに語ることではないんだろうけど、なんら恥じることのない誇りある自国の歴史を世界に、そして日本人に公平に伝えてほしい。

今よりもっともっと日本が好きになっていくだろう。


浅田次郎『勇気凛凛ルリの色』感想

2014年08月14日 | 本(その他)

 通勤電車の中で気軽に読める本を探して発見した、浅田次郎の自伝エッセイ『勇気凛凛ルリの色』を読む。

浅田次郎作品は「鉄道員(ぽっぽや)」や「椿山課長の七日間」などすでに映画化された作品など、数多くの作品を発表されてるベストセラー作家であるが、どういう訳か私はいまだに映画も含め全く読んだことがない。

本作は、いろんな方のレビューでとにかく面白いということで選んでみたんだが、実際に読んでみると、まったく面白い。

っていうか、浅田次郎なる作家のなんと破天荒なことか。まずそこに驚いてしまった。

まず自衛隊に入隊し、その後の堅気とは程遠い、ネズミ講やら取立て屋やらと、とにかくすさまじい人生を歩んでおられるのだ。

そんな人の回顧録なんだから、面白くないわけがない。

とりわけ面白かった話が、「NGについて」というタイトルで語られる、自衛隊入隊時の国賓を迎える時に行う軍隊礼での出来事。

この話だけは、満員の電車内にもかかわらず吹いてしまった。

あと私の好きな作家のひとりである太宰治が、すこぶる嫌いだという「太宰治について」では、どうしても好きになれないといいながらも、めちゃめちゃ意識しているところがまた可愛い。

好評につきなのだろうが、同タイトルのものがあと2冊出版されている。


『週刊 戦国武将 データファイル』

2010年05月29日 | 本(その他)

173   先週の水曜から金曜までの、久しぶりの東京での厳しい研修も終わり、穏やかな気持ちで迎えた土曜日。

本屋に行くと大量に積み上げられた本がすぐに目に入った。

ペラペラの冊子に黒いバインダーが付いている。

表紙には信長や秀吉のイラストが見える。

そういえばと思い出す。

なんだ、もう発売されたんだ、デアゴスティーニの『週刊 戦国武将 データファイル』。

何の迷いもなくすぐに購入。

そしてこの書き込みをする前に、定期購読の申し込みも完了。

なんだかつい最近も同じ様に、勢いで定期購読を申し込んだ気がするが気のせいだろう。

 そういえば昔、司馬遼太郎や池波正太郎の時代小説に夢中になって、随分と武将の本を読み漁ったものだ。

TVゲームの「信長の野望」なんて何本やっただろう。

武将達のいろんなエピソードとかは、たいてい読んでるんで、この本に書かれてるものも、そんな目新しいものはなかったけど、図解や写真がたくさん入っててすごく新鮮に読めた。

それからまあ最初は有名武将からたくさん取り上げられてる様だけど、買い進むうちにどんどんディープな武将をチョイスしてくれるんじゃないかと期待も膨らむ。

 それから創刊号から第35号まで買い続けると、信長・秀吉・家康が所用していた刀の原寸大の鍔を額装してプレゼントだって。

よその家で時々見かける、小判が入った額縁みたいなものだろう。

間違っても部屋に飾ることはないと思うが、そんなおもちゃみたいなガラクタにちょっとでも引かれてる自分が、なんか可笑しい(^^)

ほんとに懲りないものだと自分でも思うが、私はデアゴスティーニの定期購読に弱い!

 


本屋さんのDVD

2009年05月05日 | 本(その他)

120  今日本屋さん行ってビックリしてしまった。

以前から著作権の消滅した昔の映画のDVDが、500円ポッキリで発売されていて、私もつい先日ネットで「駅馬車」を買ったばかりだったんだけど、その本屋さんではDVD1本なんと390円で売っていたのだ。

思わず本屋さんでDVDが一本~390円、でもみ・そ・し・るつかない~♪

と、嬉しさのあまり口ずさんでしまった(←ほんとに) ええ~、ほんとに!いやあ~、どんだけ安いんでしょ。

さっそく「真昼の決闘」と、ネットでは売り切れだった「シェーン」を買ってしまった。

選びに選び抜いて買ったつもりが、気がつくとどっちも西部劇だったので、後でしまったと思ったんだけど、他にも「第三の男」やら「市民ケーン」とかもあったが、ジャケット裏の

“この作品は製作されて50年以上経過しているため、原版のフィルムの状態によっては見づらい部分、聞きづらい部分のあることをあらかじめご了承ください。”

なんていう注意書きがあり、先日見た500円の「駅馬車」もかなりの画像だったので急に心配になる。

だからって、もともと390円なのでどうってことは無いのだけれど(笑)

こうして昔の映画を見ようと思ったのも、こないだ読んだ淀川氏のベスト100に大きく影響されたものだけど、「駅馬車」は今見てもまったく見劣りしない、完璧なストーリー構成とダイナミックなアクションシーンで、まさしく名作中の名作でした。

こんな素晴らしい映画を500円足らずで見れるようになるとは、幸せですねえ(^^)


双葉十三朗『外国映画ぼくの500本』

2009年05月03日 | 本(その他)

 先日読んだ『淀川長治 究極の映画ベスト100』をとっても面白く読めたことに味をしめ、次に淀川氏と双璧の映画評論家といわれる双葉十三朗の『外国映画ぼくの500本』を読む。

まあ500本ともなると相当なものなんだけど、一つ一つが実にシンプルで的確に評論されており、そのすべてに☆印の評価がされていて、今後の特にヨーロッパ系の映画を見る上でおおいに参考になった。

淀川氏の本もそうだったけど、一番気になったのは自分がレビューを書いた作品を、どんな風にレビューされているのか。

そこで気がついたことは、双葉氏は好みの俳優に左右されず、かなり冷静に評価されているというところ。

この女優が出てるから☆半分アップという感じがないんですね。

たぶん掲載されていた雑誌のスペースの制限があり、コンパクトにレビューするしかなかったためと思われるが、淀川氏と比べてその辺の思い入れ的なものが少なかったかな。

それから自分の評価基準と若干違いを感じてしまった。

私の中では満点の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ダイ・ハード」より「ネバーエンディング・ストーリー」の方が点数がよかったっていうところは、おや?って思っちゃいました。

ただ名作と呼ばれる作品でも、必ずしも高得点とは限らず、容赦ないところは好きですねえ(^^)

連休に突入し、最高のタイミングで風邪を引き、こんな昼間からこうして記事を書く羽目に・・・。

日頃の行いが悪かったのか、早くも最悪のGWとなりそうな予感がしている(;;)


『週刊ガンダム・ファクトファイル』にはまる

2005年04月15日 | 本(その他)

 デアゴスティーニの『週刊 ガンダム・ファクトファイル』のNo.27,28が送られてきた。
まさかこの歳でまたガンダムにはまることになるとはねえ~・・・。

TVコマーシャルが盛んに放送され、さらにバインダー付きということでNo.1を買ったときは、まあ適当に飽きて買わなくなるだろうとふんでいたのに、定期購読を申し込みいまだに続いている。

なんだか予定ではNo.100まであるそうな・・・。いったい全部揃えたら幾らになるんだよ(笑

ガンダム好きだといっても、最初のガンダムのファンで次のZガンダムやZZは当時観たり観なかったりで、Vガンダムにいたっては観たことないって程度のファン。

2週おきに2冊ペラペラの本が送られてきて、その中のほんのちょっとの初代ガンダム記事に一喜一憂。

そして本をバラバラにして各カテゴリーでまとめていき、ちょっとづつコレクションが充実されていく。
ファン心理をくすぐるこの仕掛け、・・・素晴しい(爆

おもっきりはまってしまったのだ。

そのうち他のガンダムの記事も読むようになり、今ではZガンダムをバンダイチャネルで視聴しているという。
おお!Zガンダムも面白いではないか!!

じゃあこの勢いをかってガンダムSEEDも観てみるか、・・・これはあんまり面白くないな(爆

こうしてまた次の週を心待ちにしている私・・・
いったいいつになったら私はガンダムから卒業できるのだろうか・・・

ちなみに今同じデアゴスティーニの『Xファイル DVDコレクション』も購入中である。