ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』-東京編

2013年07月22日 | TV(ドラマ)

 舞台を北三陸から東京へ移し、アイドルへの道を目指す主人公のアキだけど、どうも最近毎日見終わった後のバカバカしいほどの気分の高揚がなく、なんか故郷編と違うもやもやが。

あんなにアイドルになりたかったユイちゃんは、その情熱を失いぐれてしまい、母の春子の鈴鹿ひろ美の影武者で歌を歌ってたというエピソードも、なんだかストレスを冗長させる。

はっきり言って見てて楽しくないし、なんか違う。

あんなに輝いていた北三陸の人たちも色あせてしまい、今では悲しいかな、ただの賑やかしの人たちって感じだしねえ。

でもまあこれが、これから描かれるであろう大震災を含め、クライマックスへ向けての前フリであり、最後は大団円を迎えるという筋書きであることは間違いないところだけど、クドカンはどんな落とし前をつけてくれるんだろう。

今はそれを想像することだけが楽しみだぁ。

私的には、才能もあったのに、あまりにも切ない春子の境遇がいたたまれず、こんなストーリーを考えている。

大震災から〇〇日後、壊滅的なダメージを負った北三陸に鈴鹿ひろ美が慰問にやってくる。

ステージにたつ鈴鹿ひろ美、そして静かに流れ出す「潮騒のメモリー」のイントロ。

昔と変わらぬ声で歌いだした鈴鹿ひろ美だったが、突然舞台袖へと消えてしまう。

観客がどよめく中、再び現れた鈴鹿ひろ美の手には、一人の女性の手が引かれていた。

それは太巻の懇願により、舞台裏で代わりに歌っていた春子だった。

な~んて、いろんなことを想像しながらニヤニヤしてる。

まだまだ先は長いけど、ハッピーエンドを信じて、これからも毎朝欠かさずに見るべ!