昨日「金曜ロードショー」で、ピクサーの『リメンバー・ミー』を観た。
2年ほど前に観たきりで、今回久しぶりに観たんだけど、当時眠たかったのかストーリーをほとんど覚えてなくて、初めて見るような感覚で観る。
忘れやすいということがこんなとこで生きるのかとちょっと嬉しくなる。
死してなお受け継がれていく意志と、記憶の中で生き続ける命。
そして忘れ去られることで第二の死を迎えるという切なさ。
アニメだけど、絶対子供より大人たちに向けた映画だと確信する(^^)
素晴らしい作品だった。
そんな素敵な作品の中、クライマックスでミゲル(石橋陽彩)が歌う歌が『リメンバー・ミー』
ギターの優しい音色に、”僕の事を思い出して”と語りかける歌声は、愛する人たちへの切ないほどの想いをかき立て、気がつけばボロボロと涙が流れていた。
サントラ盤にはこの劇中でママ・ココとミゲルが一緒に歌う「リメンバー・ミー」も入っていて、見終わったあと、ちょこっと聞いただけでももうウルウルしてしまうほどの破壊力が(^^;)
改めてアニメだけど、絶対子供より大人たちに向けた映画だと確信した(^^)
つい最近、エディ・マーフィ主演の大ヒットシリーズ「ビバリーヒルズ・コップ」の、30年ぶりの続編となる『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』なる映画が、Netflixで配信開始されたことを知り驚く。
すぐにネットで予告編を探し観てみる。
いきなりヘリコプターとか大がかりで激しいアクションシーンに、久しぶりに観るエディ・マーフィの違和感も激しいスタジャンの姿に、観るのがちょっと怖くなる(^^;)
まあNetflixだと結局観れないので、久しぶりにシリーズ第一作目の「ビバリーヒルズ・コップ」を観てみたら、まあ面白い(^^)
こんなに楽しい映画だったんだと改めて感心してしまった。
もちろんエディ・マーフィ演じるアクセルの、今までにない斬新な刑事像も素晴らしいんだけど、私はビバリーヒルズ警察のタガートとローズウッドのコンビが大好きで、あの二人がアクセルに振り回されるという展開がたまらないのだ。
新作にももちろんあの二人は登場するんだろううなあ。
その登場シーンだけ観たいかも。
そして第一作目を見終わって今何日か経っているが、いまだに何かの拍子にあのテーマ曲が頭の中で流れ、気がつけばあのメロディを口ずさんでいる(笑)
ハロルド・フォルターメイヤーの『アクセル・F 』がいい。
80年代に流行ったシンセサイザーが奏でるポップなメロディは、アクセルがこれから何か動き出すぞっていうワクワク感で、聞いてるだけで気分が上がっていく。
車を運転しているときなんかに、このテーマ曲が流れてきたときの高揚感といったら(^^)
まあそれもちゃんと「ビバリーヒルズ・コップ」を観てないと、そこまでは盛り上がらないんだけどね(^^;)
ああ、やっぱり私は80年代の映画と音楽が大好きなんだなあ。
GWに入り、Amazonプライムで『ゴジラ-1.0』が観れるようになってるか確認してみる。
あった!しかもプライム会員無料だよ(^^)
おまけに『ゴジラ』映画シリーズとして、1954年公開の最初のゴジラ作品『ゴジラ』に『ゴジラの逆襲』も。
そして私の一番好きなゴジラ作品『モスラ対ゴジラ』に『ゴジラ対ヘドラ』まで観れるようになってる(^^)
これは朝から晩まで一挙観だよ、なんて思いながら他にも何かないかと探してみる。
するとトップ10(日本)というところに、一位で『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』という作品を発見。
解説を読むと目玉のおやじの70年前のストーリーのようだ。
水木しげる生誕100年記念ということで製作された作品、なんだか面白そうなので観てみることに。
鬼太郎の誕生というと、実際には読んだことはないけど、水木しげるの『墓場の鬼太郎』の墓場で墓石の下の土の中から這い出てくる鬼太郎の姿が描かれた漫画のシーンが浮かんでくる。
その原作からさらにさかのぼったストーリーを創作しているんだろうけど、まずこの後付けのように製作されて、それまでの過去の作品のイメージまで影響するようになってないかが心配になる。
というのも、話は突然変わるけど、『ルパン三世』ってみなさん知ってますよね。
変装の名人でもあるルパン三世なんだけど、あのおなじみの顔までもが変装している顔だったというのをご存じですか?
原作にもそういう設定があるそうだけど、次元や五ェ門も知らない本当の彼の素顔を知っているのは、峰不二子ただひとりだけ。
アニメシリーズの「ルパン三世 PART5」の最終回で、なんとラストでルパンがマスクを取るというシーンがあり、まあその衝撃といったら大変なもので、観るんじゃなかったと思ってしまった(^^;)
話を鬼太郎に戻し、本作は目玉のおやじの話なんだけど、前半は横溝正史ばりの跡目争いをする一族のゴタゴタに巻き込まれるという、よくあるミステリー仕立てで、絵柄もふくめ水木しげる感も薄めで、意外に面白いが「これ本当に鬼太郎?」って気分に。
そして話はさらに一族間のドロドロの話に発展し、あまりの設定に「鬼太郎の話にこんなエピソードいる?」って思わず引いてしまう。
それでもラストはしっかり原作のシーンにつながりエンドロールへ。
ここではっきりと確信します。
本作を製作された方たちに、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」への愛がない(キッパリ)(笑)
エンドロールでそれらしい曲は流れていたけど、なぜ熊倉一雄の「ゲゲゲの鬼太郎」を流さないんだ!
庵野秀明監督の『シン・仮面ライダー』を観てないのか!
結局見終わった後、グロいエピソードを含め私的には観るんじゃなかったという感想になっちゃいました。
知りたくない情報、知らない方が良かった情報っていうか、鬼太郎の出生の秘密は謎のままでよかったんじゃないかなあ。
本作が好きなファンの方、ごめんなさい(^^;)
さあ!次は『ゴジラー1.0』を観よう!
Amazonプライムの見放題で配信が開始された『シン・仮面ライダー』を早速観てみる。
懐かしい初代仮面ライダーを、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」の庵野秀明監督で映画化されたということで楽しみにしてた。
始まってすぐの戦いで、ライダーがショッカーの隊員にパンチやキックを浴びせる度に血しぶきが飛び散り、ああ~、今回はちょっと血なまぐさいバトルシーンにしてるんだと、いきなりちょっと引いてしまう(^^;)
頭以外を改造されて脱出するという始まりは一緒だったが、どうもストーリーがわかりにくく、プラーナとかハビタットとか聞き慣れないワードに、セリフがどれも早口の説明的な内容ばかりで、何を言ってるのかさっぱり分らなくなり、次第に睡魔に襲われてくる(^^;)
懸命に意識を保ちながら、なんとか観ていくが「これのどこが面白いんだ!」という心の叫びが止まらない(笑)
思い描いていたイメージとずいぶんかけ離れた、たぶん庵野監督のこだわりが炸裂してるんだろう、なんともクセの強い作品になっていた。
さらに「アベンジャーズ」とまではいかないが、せっかく映画化した作品のスケールが、バトルシーンやCGも含め、ことごとくテレビサイズという迫力のなさにガッカリする。
クライマックスの戦いに至っては、暗すぎてバトルシーンがはっきり見えないという、かなりのストレスを生むことに。
驚きだったのが、この暗すぎ場面について、子供の頃監督がTVでライダーを観ていたとき、TVの受信状態が悪くはっきり見えなかったけど面白かったという思い出から、意識して暗く見にくいシーンをつくったという驚きのエピソードをネットで知る。
おまけに自身のライダーへのマニアックさをアピールしたかったのか、このシーンにはこんなオマージュが込められてるとか、このシーンの元ネタはこれだとかが至る所にちりばめられていて、こだわりの一部ファンの間では大いに盛り上がったとのこと。
そんな庵野監督の偏執的とも思える独自のこだわりは、出演者たちにも及び、まるで個性を奪われたような棒読みの魅力のなさに、ライダー役の池松壮亮や柄本 佑にいたっては、なにかというと仮面を取ったりかぶったりするシーンばかりで、なんだかそこ以外印象に残るシーンがないという始末(笑)
「仮面ライダー」とは、ショッカーに捕まり無理矢理改造人間にされた本郷猛が、もう普通の人間ではないという哀しみを胸に、悪を倒すために戦うというわかりやすい物語。
秀逸なデザインでただ立っているだけでも絵になる仮面ライダーを、どんだけ熱くさらにカッコよく描いてくれたのかを期待していたが、庵野監督が描きたかったものはまったく別のものだったようですね。
唯一の救いは、緑川ルリ子役が今まさにNHKの朝ドラ「らんまん」で、毎朝その笑顔で癒やされている浜辺美波が出演していたこと。
いやいやもう一つありました。
ラストでモヤモヤしながらもエンドロールとなり、クレジットが流れるのを観ながらここで子門真人のライダーの歌でも流せばいいのに、って思った瞬間本当に「レッツゴー!!ライダーキック」が流れてきたこと。
ここのタイミングは最高でした!
ここで初めて庵野監督とシンクロできた感じがして、なんだかめちゃめちゃ嬉しかった(^^)
やっと行けた(^^)
いきなり会場入り口外に置かれていた、ダース・ベイダーとの記念写真にテンションが上がる。
あろうことか受付のスタッフさんの目を盗み、腕でも組んでやろうかと思ったんだけど、厳しい視線をチラチラと感じ断念。
いけない、いきなり暗黒面全開ではないか。
こみ上げてくるワクワク感を感じながら、いざ会場へ突入。
平日でもあったため、中は予想以上にガラガラ。
まあ去年から始まってもう一か月以上たってるからなあ。
レプリカもあったけど、実際に撮影に使われたであろう登場人物たちの、印象的な衣裳やら小道具がずらりと並ぶ中を、目を凝らし一点一点じっくりと観て周る。
その間ずっと流れている劇中のBGMがまたいい。
もうどっぷりとスター・ウォーズの世界に浸る。
突然ですが、ここで展示されてる中からマイベスト3を発表!
・第3位 ミレニアム・ファルコン号
なんと今さらだけど、コックピットの位置が真ん中ではなく、あんな端にあったとは知らなかった。
展示的にはもっと広い空間に宙に浮かせて展示してほしかったかなあ。
なんか窮屈に並んでいたのが残念。
・第2位 C3POとR2D2
シリーズを通して出演しているこのコンビが仲良く並んで佇んでいる姿を見れるだけでうれしい。
C3POが以外にデカくてちょっとびっくり。
・第1位 カーボンフリーズされたハン・ソロ
有名なシーンだけど、まったく予想していなかったので大感激。
ただあれからせっかく復活できたのに、あんな最後を迎えることになるなんて・・・。
ここでまた、触ってはいけないという心の声を打ち消すように、我がフォースの暗黒面が沸々と湧き上がってきてしまい、思わずソロの手に手を合わせてしまう。
出口手前の、ライトセーバーをクロスさせた撮影ポイントで、何度もポーズを変えてカメラを撮り終えた後、グッズコーナーを見て回る。
ピンバッジとかはわかるが、どういうコンセプトで作成されたのかわからない手ぬぐいやらこけし(なんと一体5,400円!)、さらに前掛けに豆皿セットと和風テイストのグッズが並ぶ。
私的にはレイアのブロマイドでもあれば歓喜したところだけど、どれも微妙である。
結局エピソード4のポスターだけを購入。
全体的にちょっとおとなしめというか、意外に地味な展示会だったけど、レイアの衣装の横に、先日亡くなったキャリーフィッシャーの冥福を祈りますのメッセージやら、いろんな画家が描いたアート作品などどれも素晴らしかった。
そういえばジャージャービンクスどこにもいなかったなあ(^^;)
大掃除も終わり、紅白が始まるまでのこの時間を使って、ちょっと今年観た映画のランキングを考えてみた。
結局劇場へは、今年5回しか行ってないんだよねえ。
ウディ・アレンの「ブルー・ジャスミン」とか、リチャード・カーティスの「アバウト・タイム」を
観に行きたかったんだけど、ここではやってなかったんじゃないかなあ(んなわけないか)
ひかりテレビで観たり、ブルーレイを買って観たりで、だいたい今年見たのは50本ぐらいかなあ。
では、さっそくランキングの方、いってみよう!
1.フィールド・オブ・ドリームス
亡き水野晴朗さんではないが、観終った後に「映画ってほんとにいいなあ」っと思わせてくれる作品だった。
いい映画は何回観てもいいし、観るたびに泣けるんだなあ。
2.ホビット 決戦のゆくえ
シリーズすべてを通して、愛すべき作品です。万感の思いを込めて、ありがとう!
3.グランド・ブダペスト・ホテル
監督の職人技にうならされ、いい映画を観たという充実感がたまらなかった。
4.アンコール!!
お年寄りの映画は、ほんと癒されます。「トゥルー・カラーズ」が胸にしみる。
5.GODZILLA ゴジラ
ハリウッド恐るべし、ここまで素晴らしいコジラを作ってくれて感謝。
来年は大作の続編が大量に待機してるが、やはり注目は「スター・ウォーズ:ザ・フォース・アウェークンズ」だろうなあ。
直訳するとフォースの目覚めらしいんだけど、嬉しいのがルーク、レイア、ハン・ソロをオリジナルキャストが演じるとのこと。
まあ公開が12月18日という、かなり先の話なんだけど、楽しみだねえ。
他には
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
「シン・シティ 復讐の女神」
「ターミネーター:ジェネシス」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「ミッション・インポッシブル5」
「ジュラシック・ワールド」
などなど。
邦画の方は、・・・全く知りません(^^;)
さあ、今年も残り6時間ぐらいになったかな。
来年も皆様が素敵な映画に出会えますように。
良いお年を!
映画雑誌Cut (カット) 2014年 10月号 の特集は「ハリウッドが作れなかった名作映画ベスト100!!」だ。
この雑誌たま~にこういう映画のランキングを特集するので、ちょいちょいチェックしている。
例えば「世界の映画オタクが選んだ史上最高の映画ベスト500!」とか、結構ボリュームのある素晴らしい特集もやってくれる。
今回はもう表紙が「七人の侍」だったので、すぐにチェック網に引っ掛かり、おっ!なかなか良さそうな企画やってんじゃん、ということで購入してみた。
ハリウッドが作れなかったとか言ってるが、どういう基準で選考されているかというと、まずそもそもが「エンパイア」っていうイギリスの映画雑誌の企画で、「英語以外の言葉が使われた映画」を定義にして、ライターや評論家が選んだものらしい。
ふ~ん、なかなか面白そうじゃないか。
で、その選び抜かれた100作品の堂々のNo.1が、日本の「7人の侍」だったのだ、素晴らしい。
この黒沢作品は世界中のたくさんの監督たちに影響を与えてるっていうのは周知の事実だが、やはり嬉しい。
続いて2位がフランスから「アメリ」でしょ、で3位がロシアから「戦艦ポチョムキン」に4位がイタリアから「自転車泥棒」・・・。
あれ~、わざわざ改めてランキングするタイトルじゃないぞ~、これは。
100位まで見たがほぼ知ってるタイトルで、結構王道の作品ばかりじゃないか。
ええ~、もしかしてやっちゃったんじゃないかぁ(^^;)
期待してたんだけど、さして目新しい情報はなかった。
「ニュー・シネマ・パラダイス」とか「ミツバチのささやき」なんて、わざわざ発表してもらわなくても、いい作品だっていうのは知ってます。
まあそうは言いながらも、100本もあれば思わず「これは観たいな」っていう作品が何本かあった。
まずは、
・2003年/ドイツ : 「グッバイ、レーニン」
なんとドイツのコメディ映画。
レーニンって言っちゃってる時点で堅そうなんだけどねえ。
なんでもその年のヨーロッパの映画賞を独占したとのこと。そしてもう一本が、
・2001年/インド : 「ラガーン」
インド映画といえば「ムトゥ 踊るマハラジャ」しか思いつかないが、あの映画より面白い作品があるというのがそそる。
ここでは“痛快すぎるスポーツ・ミュージカル超大作”って紹介されていた。
これだけでもう観るしかないでしょ(^^)
結局ちょっと拍子抜けの企画だったが、別のページに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティとデロリアンのフィギュアの写真が載っていたんだけど、この記事がよかった。
一応価格が税込72,000円っていうのは置いといて、なんでも来年の2015年が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の30周年で、過去最大のイベント・イヤーになるとのこと。
そして改めて知って驚いたのが、「パート2」でマーティが向かった未来が、なんと2015年だったんだって。
そういえばそうだったかも。
でも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を含めいろんな作品で未来が描かれてきたけど、時代がそこに追いついてきて、その未来世界を現実に自分たちが生きてるということが、なんだか不思議な気分だね。
そして改めて思うことは、なんか未来って思い描いたほど、文明もそうだけど、人類は精神も含めてほとんど進化してないんだなあ。
先日予約していた『大脱走 製作50周年記念版コレクターズ・ブルーレイBOX』がついに到着した。
この作品は何度も見てDVDも持っているのにまた買ってしまった。
ブルーレイで格段に上がった画質で観たかったのはもちろんだけど、それだけではない。
このBOXには特典が付いていて、それがどうしても欲しかった。
それは『大脱走』製作50周年記念ポストカード・セット20枚組(非売品) というおまけ。
スティーブ・マックィーンをはじめとする出演者のブロマイドが20枚もついているのだ。
負けたよ。
このマニア心をくすぐるいかにもな売り方に簡単に負けたよ。
初回限定盤・・・、なんて魅力的な響きなんだろう(^^;)
最近は古い作品もこういう手で売ってくるのでかなわない。
廉価版も発売されるんだか、どうしてもおまけが付いてる高い方を買ってしまう。
フィルム・セルやら、解説や写真が収められたブックレットなどなど。
ただねえ、この初回限定盤って高いのでちょっと売れないのか、結構Amazonでは売れ残ってて、バーゲンされちゃうんだよねえ。
ちょっと我慢していれば安く買えたのにってことがたまにある。
でも売れちゃってなくなったら終了ってところがねえ、つらいところだね(^^;)
そして次に狙っているのが『レ・ミゼラブル 〈ブルーレイ・コレクターズBOX(5枚組)』だ。
特典は豪華フォトブックに限定版コレクターズ・カード(6枚組)。
カード6枚組っていったって、私はアン・ハサウェイが欲しいだけなんだが、バーゲンまで売れ残らないかなあ(^^;)
カードもラッセル・クロウのなんかいらないんだけどなあ。
だいたいおまけを付けて定価が上がるなんて、おまけじゃないよねえ。
今までの特典でお気に入りのひとつに『ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 ロイヤルBOX 』に付いてたオリジナル・フォトフレームがある。
これはいまだに飾ってある。
でもこのBOXの特典はこれだけじゃなく他にもいろいろついていたんだけど、まったく私には用がない大きなジュエリーBOXの扱いには困った(^^;)
この初回限定盤のBOX、2004年に発売されたので、さすがにもうないだろうと調べてみたら、しっかりAmazonで私の買った半分以下の値段で売られていた。
14点在庫有り。
ご注文はお早めにだって。
どんだけ売れてないんだっていうの、もう~(^^;)
新しく生まれ変わったヱヴァンゲリヲン新劇場版の第3弾、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観る。
前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」から3年、満を持しての公開であったが、どうやらとんでもない作品になっているとの噂を知り、ブルーレイの発売を複雑な気持ちで待っていたが、やっぱり発売日に即購入してしまった。
TVシリーズから見ている者達にとっては、どんな出来であろうとも、ここまでくればもはやその行方を見届けることは義務だね(^^;)
碇シンジの覚醒により引き起こされた“ニアサードインパクトから14年、地上のあらゆるものは破壊され、あたりは赤く染まった地表と海が広がっていた。
衛星軌道上では、NERVによって封印された初号機を奪還するため、エヴァ改2号機に搭乗したアスカの姿があった・・・。
オープニングから観客は、なんと物語は前作のエンディングから14年を経過し、全く予想だにしない状態の中に突然放り込まれるシンジ君状態にさらされる。
噂には聞いていたが、あの前作の良くも悪くも明るかった楽しいヱヴァの世界はどこにもなく、「なにこれ?」を連発しながら、初見はとんでもないストレスを抱えたまま終了。
観終ったあとは、あの14年の間に何があったのかほとんど語られない不親切さと、監督のいくら自分の作品だからと言ってここまで自分勝手に設定を丸ごと変えていいのか、という憤りしかなかった。
そしてせっかく買ったんだからともう一回見てみると・・・、これがねえ~、意外に面白かった。
いまだに分からないこともたくさん残っているが、2回目ともなると頭がそれなりに整理されて見てるので、余分なストレスを感じず、集中して観て初めて気が付くところがたくさんあった。
ストーリーの流れもそれなりに(まあ最初に比べたらって程度だけど・・・)わかり、動きが激しすぎてよくわからなったアクションシーンもよく見ると凄いことになっているのが確認できた。
ディテールにとことんこだわった精密さに、CGを融合させた素晴らしいアニメーションは観る者を釘付けにし、目まぐるしくその視点を縦横に走らせるカメラワークと併せ、最高の技術を見せていた。
そしてストーリーは容赦なく突き放すカオスな世界こそがヱヴァと言わんばかりに暴走し、ただただ呆然とする。
やっぱりこっちに舵を切りましたか、庵野監督。
ファンの間では賛否両論らしいが、私はやっぱり前作のキャラクターが生き生きと躍動するヱヴァの方が好きだなあ。
ただ戸惑うばかりのシンジに、プリプリ当たり散らすばかりのアスカ。
そして満を持して登場した渚カヲルの中途半端な存在に、もはやでくの坊になってしまった綾波レイ。
あとはほとんど個性を感じさせないその他の登場人物たち。
この薄っぺらいそれぞれのキャラクターたちの描写は、まったく魅力を感じさせず、「なんか、もうどうなってもいいかな」、なんて気分にさせる。
とりあえず次回作のエンディングに向けて、観客の頭をシャッフルしたかっただけのような作品になってしまったのは残念だなあ。
最後に、前の劇場版のエンディングのような、不快指数MAXなラストは勘弁してほしいねえ(^^;)
前回注目作品として『トロール・ハンター』を紹介したんだけど、さらに気になる予告編を発見したので紹介しませう。
まずは“怖すぎる予告編”ということで話題になった『グレイヴ・エン カウンターズ』という作品。
ストーリーは史上最高に恐ろしい廃墟を紹介するという番組のクルーが、真夜中に廃墟となった精神病院に入り、やらせ番組だったはずが本当の幽霊たちに遭遇するっていうもの。
さっそく公式サイトへ行くと、「おいおい、いきなり始まっちゃったよ」っと、いきなり怪しげな動画が流れる。
壁の隅に後ろ向きに立っている少女に、スタッフらしき男性が声をかけている。
ゆっくり振り返る少女・・・っとその瞬間、ド~ン!! なんて音が入り、いきなり怖すぎるため内容をお見せできません、なんて自主規制のマークがそのシーンを覆い隠すように入り止まってしまう。
私は油断してたこともあるが、止まる瞬間に見えたその少女の顔に背筋がゾゾゾ~ッ。
まあこの続きは予告編にちゃんと入っており、しっかり見ることができるんだけど、何回観てもかなりのインパクトだ。
まあさすがにこの時点で既に10回ぐらい見てるんだけど、今ではちょっと笑けてきてる・・・かな(^^;)
とにかくこの予告編だけは必見なのだ。
▼公式サイト:映画「グレイヴ・エン カウンターズ」公式サイト
そしてもう一本は『ロボット』。
タイトルだけだと分からないが実はインド映画。
もう何年も前になるがあの『ムトゥ 踊るマハラジャ』で日本でもマサラムービーを大いに流行らせた作品の主人公、インド映画界のスーパースター ラジニカーントの最新作にして、全世界で興行収入100億円を超える大ヒット作品。
ストーリーはある天才博士が自分そっくりのロボットを作り出すが、性能が良すぎて一人の女性に恋をしてしまう。
しかしその女性は博士の婚約者であり、博士の怒りを買ったロボットは廃棄処分にされる。
その後悪徳工学者に回収され、殺人マシーンに改造されたロボットは、ロボット軍団を作り上げ、街を破壊いていく。
キャッチコピーが「ワケわからんが面白い」だって(^^)
お馴染みの大人数によるダンスシーンに、ありえない迫力のアクションシーンと、予告編だけで底知れないパワーを感じる。
久しぶりに感じる、インド映画恐るべし!
▼公式サイト:映画「ロボット」公式サイト
なあんていろいろ書いたけど、あくまでも予告編を見ただけの感想なのであしからず(^^)