ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

2025年 やっと初詣へ行く

2025年02月21日 | おでかけ

 新年早々に新型コロナに感染し、バタバタでやっと落ち着いた日々が戻ってきたと思ったのも束の間、今週の月曜に身内に不幸があり、お通夜にお葬式と、もうどうなってるんだろうかというくらいクタクタになってしまった。

これは何かが起こってるっていう感じで、今日やっとお祓いもかねて初詣へ行ってきた。

去年は1月4日に行って、凄い人だかりだったが、もう2月も終わろうかというこの時期、駐車場もガラガラで期間中は駐車場代が500円だったがもちろん無料だ。

神社の入り口の脇にある手水舎も誰もいなくて、ゆっくりと手を洗い、参道の階段を上っていく。


毎年ごった返している初詣の本殿の前も、当然ガラガラで静かだ。

見るとひとり、賽銭箱の前に拝んでいる男性がいたので終わるのを待ち、この神聖な場所を写真にとっていいものか迷ったが、誰もいなくなったタイミングで撮っちゃいました(^^;)


賽銭箱にお賽銭をチャラチャラと投げ入れ、まず二礼二拍手だったっけ、なんて思い周りを見ると賽銭箱の横に参拝作法の絵があったので、その通りに二礼二拍手一礼の作法で参拝する。

「今年は何事もなく穏やかに健康で過ごせますように」

 続けて家と車のお守りを購入し、よし!いよいよおみくじを引くぞ。

なぜこんなに気合が入っているのか。

それは去年はここでなんと人生初の”凶”を引いてしまい、今年はリベンジに燃えていたのだ。

六角形のおみくじ箱を、去年は何度も振ってだしたくじが凶だったので、今年は軽く2,3回振って箱をひっくり返し、出てきた棒の番号を確認する。

24番だ。

んん?この番号・・・、なんだか嫌な予感がした。

24番と書かれた引き出しを引っ張り、中にあるおみくじを見ると、なんとまた”凶”だった。

えええ~~!

このタイミングでまた凶を引いてしまった。


このブログで、去年のおみくじのことを書いていたので読んでみると、なんと出てきた棒の番号が全く同じ24番だった。

これは無理だと思い、こっそり凶のおみくじを引き出しに戻し、棒も箱に戻しもう一度おみくじ箱を振る。

出てきたのは27番だ。

27番の引き出しを引いてみると、”吉”という字が目に入ってきた。

抜きだし読んでみる。

待ち人来たる、喜びあるべし、失せ物出てくる・・・

なんだかアバウトすぎてわかりにくいが、いいことがあるんだよね(^^;)

あとこっそり引き直したのでどうなんだろうかと、後からネットで調べてみると、”おみくじは引き直しても特に問題はない”とのこと。

ただし・・・、と続きがあるようだったが読まないことにする(爆)

それにしても2年連続凶を引いてしまうとは、逆に私って持ってるね(笑)

 気を取り直して、ご祈祷の予約をする。

祈祷殿前の待合室に入ると、ソファーにふたり年配の男性が座って待っていた。

となりのソファーに座り、スマホなんか見ていると、5分もしないうちに「こちらへ」と祈祷殿に案内され中に入っていく。

若い神主さんが現れ、キラキラ光るものをぶら下げた棒(名前が分らない^^;)をふり、粛々と祝詞をあげていく。

祈祷が終わると、最後にお札やお守りを受け取り、あっさり終了。

この後にくじでも引いて、大吉でも出たらすごいな、なんてこともちらっと思ったがやめておこう(^^;)

 時計を見るともう13時を過ぎていたので、食事に行くことにする。

近くのお店を食べログで探していると、チキン南蛮&エビフライのランチを発見!


お店に入ると、お客さんは誰もいなかったが、落ち着いた雰囲気におしゃれなジャズが流れていていい感じだ。

今週は通夜にお葬式と冷たい会食に、うちに帰ったら弁当ばっかりだったので、久しぶりに温かい外食に、やっぱり料理はあつあつの方がいいなとしみじみと感じる(^^)

まずエビフライを一口。

なんだかべチャッとしててプリプリ感がなく、ちょっとがっかりしてしまったが、チキンの方はとってもジューシーで美味しかった。

これこれ!

そして、改めて私はほんとにタルタルソースが大好きだと実感する。

あっという間に食べ終わり、なんだか今週のバタバタが、やっと終わったことを実感する。

はあ~、疲れたあ~


TVドラマ『ホットスポット』と『すいか』

2025年02月09日 | TV(ドラマ)

 今一番楽しみなTVドラマが、日テレのバカリズム脚本『ホットスポット』だ。

地元系エイリアン・ヒューマン・コメディという、宇宙人が普通に地元住人達に混じって暮らしていて、正体がばれてしまった3人の女性達に、宇宙人がいろいろ頼まれるというドラマ(笑)

そしてドラマの中心は、宇宙人よりもこの3人の女性達が集まって何気ない世間話をず~っとしてるシーンで、物語の半分ぐらいはその世間話を聞かされる。

この膨大な台詞量とテンポのいい息の合った会話をいたってナチュラルに演じている、きーちゃん(市川実日子)・はっち(鈴木 杏)・みなぷー(平岩 紙)の3人の女優さんたちを見ているだけで、なんだか癒やされていく。

東京03の角田晃広が演じる宇宙人も、いやいやながらも頼まれると嫌といえず、ふらふらになりながらも手伝ってくれる姿がいじらしく、明日からまた仕事だよ、っていう日曜日の憂鬱な夜をまったりと癒してくれる(^^)

 休みの日にはTVerで第一話から何度も見てしまってるんだけど、そのTVerで主人公の市川実日子の他の作品も紹介してて、そこをクリックすると、なんと昔私が大好きだったTVドラマの木皿泉脚本『すいか』を発見!

またあのハピネス三茶の基子(小林聡美)・絆(ともさかりえ)・ゆか(市川実日子)そして教授(浅丘ルリ子)に会うことが出来たのだ。

なぜか1・2・3話と8・9・最終話で真ん中が抜けてたんだけど、やっぱり素晴らしかった。

人は楽しいことや悲しいこと、幸せな瞬間に辛い瞬間、いろんな想いを抱えて生きていて、新しいことに踏み出せずに煮詰まっている、なんてストーリーがとにかく身に染みて、心に刺さる名台詞もちりばめられていて、ほんとまた見ることができて幸せだった。

その日に全部いっき見してしまったが、毎回エンディングの大塚愛の「桃ノ花ビラ」にあわせて、ハピネス三茶の住人たちが首振り人形のように動いている姿を見て、なんだかジーンとしてしまってた。

こんなに素晴らしいTVドラマがあったんだと感心し、TVerで4~7話と間が抜けていたので、どうしても見たくなり、その日にAmazonでBlu-rayボックスを勢いで注文してしまった(笑)

特典映像としてPR番組『すいかがこんなに美味しい理由』&クランクアップ映像『季節はずれのすいか割り』などのメイキングシーンと、未公開シーン集も収録されていて大満足。

さらに、登場人物たちの10年後を描いたという脚本が文庫化されているということを知り、本も買ってしまった。

最終回でハピネス三茶を出て行った教授(浅丘ルリ子)が、10年ぶりに戻ってきます(^^)

「すいか」大好き!


難聴になって1年3ヶ月目の診察

2025年02月01日 | 聴神経腫瘍

 今日は去年の11月にまた右耳の調子が悪くなって、3ヶ月後の診察に行ってきたが、朝からいきなりついてなかった。

 いつものように高速に乗って行くんだけど、なんとETCレーンで料金所の開閉バーが開かず停められてしまう。

車載器にカードは入ってるように見えるんだけど、通行券を取ってくださいとアナウンスされたので、窓を開けて取ろうとしたけど、車を発券機に寄せてなかったので届かず、一旦車から出て取らされるはめに(笑)

通行券を取ったので開閉バーが上がると思ったけどそのままで、えっ、て思っていたら、またスピーカーから高速を降りるときは一般レーンに入ってくださいとアナウンスされ、「はい」と返事をするとやっと開閉バーを開けてくれた。

降りるときに料金所で通行券を入れ、車載器に刺さってたETCカードで支払いをしようと思ったら、このカードは使用できませんと画面に出るので、久しぶりにキャッシュで支払いを済ませる。

これはETCカードに何かあると思い、信号待ちで車載器のカードを抜き、もしかしたらと思って有効期限を確認すると、なんと「2025/1」。

今日は2/1なので、昨日でちょうど切れてた(爆)

 気を取り直して病院へ向かう。

まずは血液検査で、続いて聴力検査だ。

思ってたより聞こえてるな、なんて思ったが、検査結果がこちら。


1000Hzで55dB、2000Hzで35dBという検査結果で、去年の10月の検査結果は1000Hzが45dBで、2000Hzが30dBだったのでだいぶ下がっていた。

担当の先生に、「やっぱり腫瘍がまだ大きくなってるので聴力が下がってるんですか」と聞いてみると、

「そうです、ただ前にも言ったと思いますが、放射線治療後は一旦大きくなるので、これから小さくなっていくと思います」

なんて、何度も聞いたような言い訳をする。

放射線治療から今月で3年目になるんだけど、まだおっきくなってるなんて話が違うんだよねえ。

次は4月にMRIがあるので、そこでなんとか小さくなっていて欲しいと祈るのみ。

 薬については、今飲んでいるものを続けて出しておきます、と言われたので気になっていたことを聞いてみる。

プレドニンを飲み続けて既に1年3ヶ月。

副作用がいろいろあるということで、止めよう止めようとして一日おきに飲んだり、5mgの錠剤を半分に切って飲んだりすると、必ず耳の調子が悪くなって、また元の通り毎日5mgを1錠飲むということの繰り返し。

はっきりとした副作用がなかったが、去年の人間ドッグの内視鏡検査で、なんと食道にカビが生えてるという検査結果が。

食道カンジダといって、長期にステロイドを服用していると免疫が下がり、食道にカビが繁殖するとのこと。

それを先生に説明して、なんとかプレドニンを止めたいんですがというと、

先生は、私の場合は「5mgなので副作用もそれほどないと思うし、人は一日に20mgは作っているので、急に止めても余りたいしたことはないです。カビもたいしたことないと思います。」

なんて言われたので、それでも急に止めるのは怖いんで、5mgから3mgとか2mgと徐々に減らしていきたいんですが、そういう錠剤ありますかと聞くと、

「ありますよ、それいい方法だと思います」

なんていって、3mgと1mgを出しておきますと言われる。

なんだ、プレドニンの1mgていうのもあったんじゃないか。

処方箋を薬局に持って行き、薬の説明を受ける。

そこでよく見ると、3mgという錠剤はなく、1mgを3個飲むと書いてあり、1mg×3を10日間、1mg×1を10日間服用することになっていた。

ネットでいろいろ調べていたが、だいたい1ヶ月単位で減らしていく感じだったので、1年以上飲み続けていて、20日間でなくすことが出来るのか急に不安になる。

本日の診察費は2490円、薬代は2790円。

帰りはもう高速に乗りたくなかったので、一般道で約1時間20分かけて帰宅する。

 さあ、来週は久しぶりに出社だぞ!