脳ドックで偶然1.5cmほどの聴神経腫瘍が見つかり、2022年2月にガンマナイフ治療をうけ、耳鳴り以外特に症状的には何もなかったところ、2023年11月に突然突発性難聴が発症。
そこから現在に至るまでずっと薬を飲み続けていて、今日難聴になって9ヶ月目の診察を受けに病院へ行ってきた。
まず今朝は5時半にがんばって起きて、パリオリンピックの開会式を観る。
ずっと闘病を続けていたセリーヌ・ディオンの復活と素晴らしい歌声に感動!
ただ、なぜ母国がアメリカのレディー・ガガとカナダのセリーヌ・ディオンが歌ってたのか、なんてことを考えながら7時20頃に家を出発。
8時半受付の予定だったが、20分ほど早く着いてしまい、待合室で待つことに。
オリンピックのせいでもないだろうに、いつもは何人かいるはずの待合室に私の他誰もいない(^^;)
なので時間ピッタリに名前を呼ばれ先ず採血検査。
この病院は採血検査で注射器を刺されるときの痛さが結構看護師によってムラがあり、前回はベテラン風の女性の看護師でほとんど痛みを感じないという完璧な採血だったが、今日は若い男性の看護師で朝一でもあり嫌な予感がする(笑)
そして予想通り、チクっどころではない痛さで思わず「痛っ」と声が漏れてしまい、看護師が「大丈夫ですか?しびれはありませんか?」と聞いてきたので、「ちょっと痛かったです」と、しっかりと痛さを伝える。
あとで血止めのバンドエイドを剥がすと、ガーゼは一面血だらけだった(^^;)
続いて本日一番重要な聴力検査へと移動。
検査結果(オージグラム)はこれです↓
悪い方の右が○、左が×。
ずっと右耳だけ水が入ったみたいにこもったように聞こえる自覚症状は続いていたので驚きもないが、やっぱり前回同様、人の声にあたる1000Hzという一番大事なところがピンポイントで50dBという結果だった。
山のように薬を飲み続けたけど、やはり改善はみられずだねえ。
そしてここから担当の先生の診察。
3ヶ月ぶりの対面で、第一声「まえの悪いときと変わってないですね」
といい、目をつむったり、口をイーッてして顔面神経痛がないか確認し「大丈夫です」といわれる。
そして、「薬はもう一回91日分だそうと思うんですかどうですか?」
と聞いてきた。
たぶんそうなるだろうと思っていたが、長期間プレドニンを服用することのリスクが気になっていたので、
「いいですが、プレドニンを長い期間飲み続けていることが気になるんですが・・・」
と答えると、食いぎみに「次はもうやめようと思っています」と先生は答える。
続けて私は、「もうここから良くなることはないと自分では受け入れてるんですけど、悪くなることだけは避けたいです」
というと先生は、「私もそのつもりで処置しています」と答える。
ああ~、聴力がまったく変わってないことで先生はもう興味がないんだろうなあ、なんて思ってしまう。
それとも診察時間が20分ほど押していたせいなのか、いままでになくよそよそしい応対にこちらも気が抜けてしまい、「他に気になることはありませんか?」という問いにも「特にありません」と答えてしまう。
結局症状は何も変わってないので、診察時間僅か7、8分ぐらいで本日の診察は終了。
診察代を払い、最後は処方箋をもって病院の隣にある薬局へ。
91日分の処方された薬がこちら↓
全部で913錠になる(^^;)
プレドニンを長期間続けて飲むもんじゃないってことは分ってる。
これだけ飲んで全く治ってないということは効果がないと分ってるんだけど、いざこれをやめて悪くなったらどうしよう、という不安が拭えない。
あの血圧が下がるとか中性脂肪が減るっていうサプリメントを、飲み続けても効果がないんだけどやめられないってやつと、もはや変わらない状態なのでは(笑)
それでも悪くなっていない、こもっているけど聴力を失っていないということで飲み続けるしかないんだよね。
今回かかった費用は、診察・検査代2490円、薬代3720円。
ここからちょっとおまけ
6/9から高カカオ成分チョコレートを毎日4,5枚ずつ食べ続けた私の血液検査結果はどうだったか?
結果は3ヶ月前にやった血液検査のデータとほぼ変わらずだった(^^;)
そしてカカオポリフェノールの効果を期待していた血圧はほぼ変わらず、肝心の体重は約1.2kgの減。
微妙~(笑)
なのにこの高カカオ成分チョコレートも、やめたら体重が増えてしまうんじゃないかと、既に5g 200枚を追加で購入済み。
もうやめられないことだらけだよ(爆)
昨日「金曜ロードショー」で、ピクサーの『リメンバー・ミー』を観た。
2年ほど前に観たきりで、今回久しぶりに観たんだけど、当時眠たかったのかストーリーをほとんど覚えてなくて、初めて見るような感覚で観る。
忘れやすいということがこんなとこで生きるのかとちょっと嬉しくなる。
死してなお受け継がれていく意志と、記憶の中で生き続ける命。
そして忘れ去られることで第二の死を迎えるという切なさ。
アニメだけど、絶対子供より大人たちに向けた映画だと確信する(^^)
素晴らしい作品だった。
そんな素敵な作品の中、クライマックスでミゲル(石橋陽彩)が歌う歌が『リメンバー・ミー』
ギターの優しい音色に、”僕の事を思い出して”と語りかける歌声は、愛する人たちへの切ないほどの想いをかき立て、気がつけばボロボロと涙が流れていた。
サントラ盤にはこの劇中でママ・ココとミゲルが一緒に歌う「リメンバー・ミー」も入っていて、見終わったあと、ちょこっと聞いただけでももうウルウルしてしまうほどの破壊力が(^^;)
改めてアニメだけど、絶対子供より大人たちに向けた映画だと確信した(^^)
つい最近、エディ・マーフィ主演の大ヒットシリーズ「ビバリーヒルズ・コップ」の、30年ぶりの続編となる『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』なる映画が、Netflixで配信開始されたことを知り驚く。
すぐにネットで予告編を探し観てみる。
いきなりヘリコプターとか大がかりで激しいアクションシーンに、久しぶりに観るエディ・マーフィの違和感も激しいスタジャンの姿に、観るのがちょっと怖くなる(^^;)
まあNetflixだと結局観れないので、久しぶりにシリーズ第一作目の「ビバリーヒルズ・コップ」を観てみたら、まあ面白い(^^)
こんなに楽しい映画だったんだと改めて感心してしまった。
もちろんエディ・マーフィ演じるアクセルの、今までにない斬新な刑事像も素晴らしいんだけど、私はビバリーヒルズ警察のタガートとローズウッドのコンビが大好きで、あの二人がアクセルに振り回されるという展開がたまらないのだ。
新作にももちろんあの二人は登場するんだろううなあ。
その登場シーンだけ観たいかも。
そして第一作目を見終わって今何日か経っているが、いまだに何かの拍子にあのテーマ曲が頭の中で流れ、気がつけばあのメロディを口ずさんでいる(笑)
ハロルド・フォルターメイヤーの『アクセル・F 』がいい。
80年代に流行ったシンセサイザーが奏でるポップなメロディは、アクセルがこれから何か動き出すぞっていうワクワク感で、聞いてるだけで気分が上がっていく。
車を運転しているときなんかに、このテーマ曲が流れてきたときの高揚感といったら(^^)
まあそれもちゃんと「ビバリーヒルズ・コップ」を観てないと、そこまでは盛り上がらないんだけどね(^^;)
ああ、やっぱり私は80年代の映画と音楽が大好きなんだなあ。
私の好きなRosi Golanというシンガーの曲をiTuneで探していて偶然たどり着いた曲で、今回はあまり知られてないだろう映画の挿入歌を紹介。
2010年公開の『親愛なるきみへ』で、女優のアマンダ・サイフリッドが歌う『Little House』という曲。
どうしてあまり知られてないだろうと言い切れるのか(^^;)
しかも自分はこの映画を観たこともないのに(爆)
物語は特殊部隊の若い兵士が、2週間の休暇で帰省したときに、偶然に出会った女子大生と恋に落ちる。
ただ休暇が終わると若い兵士は軍に戻ることになり、1年で任務は終わり除隊するのでそれまではと文通を始めるが・・・。
遠距離恋愛のドラマなんだけど、この作品調べてみるとなんだか評論家や観た人たちの評価があまりよくないのだ。
なので勝手に映画を観た人が少ないだろうということで、あまり知られていない曲なんではないかと(^^;)
それでもほんとに素敵な曲で、映画も観ていないのに私にはこの曲に強い思い入れがある。
それは私が通勤電車で、今は耳の調子が悪いのでやめているが、イヤホンを付けて好きな曲を聴きながら小説を読んでたときのこと。
その日は原田マハさんの『たゆたえども沈まず』を読んでて、この作品は天才画家ゴッホと日本人の画商、そして弟のテオとの物語で、健気に兄を支え続けたテオとゴッホの最後の場面で、偶然この『Little House』がイヤホンから流れてきたのだ。
アマンダ・サイフリッドの美しい歌声と独特のビブラートが、もの悲しくとにかく切なくて、この小説の場面と完璧にシンクロし、感極まって私は電車の中で涙してしまった(^^;)
この小さな奇跡に感謝!
心の奥深くまでせまる、たまらない切なさをぜひ感じて欲しいな。
2022年の映画『生きる LIVING』の中で、ガンのため余命半年と宣告された主人公のビル・ナイが、あるバーでピアノをバックに歌い上げた曲を紹介(^^)
スコットランド民謡の『The Rowan Tree』(邦題:「ナナカマドの木」)という曲で、ふるさとの母親や懐かしい人々、美しい風景に想いを馳せるという歌詞も含め、哀愁を帯びた調べがとにかく胸に迫り、気がつけばしっかり涙が頬を伝っていた。
見終わった後、速攻iTuneでサントラ盤を探しこの曲をダウンロード。
ただこのアルバムに収録されていたのは、ビル・ナイが歌っているものじゃなく、別の女性が歌っている曲しかなかったけど、この歌もよかった~♪
だいたいじいちゃん、ばあちゃんが歌うっていうシチュエーションがとにかく感動的で、哀愁満載で歌い上げる姿はただそれだけで胸を打つ。
他にも「アンコール!!」っていう映画では主人公のテレンス・スタンプが歌う、ビリー・ジョエルの「眠りつくきみへ」も最高だったし、妻のバネッサ・レッドグレープが歌う、シンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」ではぼろ泣きだった(^^;)
あと、何かあったと思ったけど・・・思い出せない(^^;)
というか、最近老人を主人公にした映画をなぜか観てしまっている。
自分の年齢が上がってきてることもあるが、このジャンル、まあはずれがないんだなあ。
『生きる LIVING』は、黒澤明監督の名作「生きる」のリメイクであり、世界中の映画賞を数々受賞した素晴らしい作品なので、歌だけでなくこちらもぜひ(^^)