右耳が水が詰まったように音がこもって聞こえるようになってもう2ヶ月が経過しました。
結局改善した自覚もなく、聞こえづらいのは相変わらず、といって悪くなった自覚もない状態です。
この間プレドニンなど処方された薬をコツコツと飲んだ以外、耳鼻科の病院へ一回行っただけ。
あれほど山のようにあった薬も残り僅かになってる(^^;)
で、あとは毎日耳の血行がよくなるようにマッサージを繰り返してました。
このマッサージがよかったのか、聞こえは変わらないけど毎日鳴っていた耳鳴りが時々止むときが。
耳鳴りがしないってこんなに穏やかな気持ちになるんだ、なんて改めて感じちゃいました(^^)
そして今日、脳神経外科の病院へ行ってきました。
久しぶりの診察は、いつものようにまずは血液検査から。
看護師さんが「ちょっとチクッとしますよ」といって、注射器の針が刺さる瞬間の緊張感がまあ嫌なんだけど、この病院の看護師さんは上手なのか最近は針が細いのか、ほんとにチクッってする程度だったのが、今日は結構痛くて思わず「痛っ」って口から漏れてしまう(^^;)
ただ採血管3本分を採血するんだけど、今までよりめちゃめちゃ早く終わった(笑)
そうとう勢いよく血が出たのか、採血が終わったあと刺したとこに丸いバンドエイドみたいなものを貼るんだけど、家に帰った後はがしてみると1cmほどの丸いガーゼの部分が、今までは2,3ミリほどの円で血が付いてる程度だったのが、今回はガーゼ一面が血で真っ赤になってた(^^;)
続いて聴力検査です。
まずは「左耳から」なんて、いつもは最初に言ってくれるんだけど今回は言われないままスタート(^^;)
おいおい、どっちが鳴るんだ(笑)
いきなり全集中!
そして検査の結果(オージオグラム)がこれです↓
ああ~、やっぱり変わってないかあ。
悪いほうの右耳が〇印で、1000Hzがガクッと50dBまで下がって、2000Hzでちょっと上がるとあとは一気に下がってる。
前回のグラフとほぼ同じ状態でした。
ここから脳神経外科の先生との診察です。
このオージオグラムをPCの画面に出して、「ほとんど変わってないですね」と言われます。
ここで去年耳鼻科に行って、ファイバースコープで中を見てもらって異常なかったことと、耳鼻科の先生から突発性難聴と断言されたことを伝えると、先生は
「ああ、行ったんですねえ」といい、パソコンのキーをパカパカいわせながら打ち込んで、
「やはり腫瘍が小さくなって神経を引っ張ってるのかもしれません」
といいます。
「この小さくなる時に神経を引っ張るって、そういう症例があるんですか」と尋ねてみました。先生は
「あくまでも仮定の話です」
と答えます。
あとは「放射線の影響で血流が悪くなってるのかもしれません」という、前にも聞いた見解でした。
そして二人でオージオグラムを見ていると、先生が
「この一番大事な1000Hzがねえ・・・」
なんていうので、私も
「そうなんですよ、ここさえ上がればいいんですけど・・・」
といい、しばらく二人で無言に(^^;)
私は2か月薬を飲み続けていたので、先生に
「でも薬を飲んだことで、現状維持というか悪くなっていないんですよ-ね」というと、
先生は「そうです」と言います。
結局有効聴力はなんとか保っているということで、次の3ヶ月後のMRI検査まで、このまま続けて
プレドニン・メチコバール・トコフェロール・レパミピド
を3か月飲み続けることになりました。
ここでプレドニンの副作用をネットで散々調べていたので、そのことを聞くと、先生も
「あまり長期間の飲む薬ではないんですけど」といい、
「次の検査で止めようと思います」と言いました。
それからこの2ヶ月の間に会社の健康診断があり、その時の血液検査の結果のなかで白血球の数値が上がっていたことが判明し、自分で調べたところプレドニンを服用してるとこの数値が上がるなんて書いてあったので、多分そうだろうなと思いながらそのことについて聞いてみました。
先生は「そうそう、このまえ言おうと思ってたんですが、その通りです」
なんて言い、自分がこの日の最初の患者だったこともあったのか、「じゃあ、お疲れ様でした」とそうそうに問診は切り上げられました。
こういう問診の時にいつも思うんだけど、あとからあれも聞けばよかったとか、これってどうなんだろうかってことが次々と浮かんでくるんだよねえ(^^;)
やっぱり聞きたいことをメモしていった方がいいんだろうなあ。
最後に処方箋をもって病院の隣にある薬局へ。
受付でいつも「お薬手帳は?」と聞かれるので、第一声で「お薬手帳忘れました」といい、処方箋を渡します(^^;)
待つこと5分ぐらいで出てきた薬が、3ヶ月分ということもありまあ大量なこと(笑)
(プレドニン以外は一日3回服用で、これが91日分あるので91×3×3=819錠)
思わず「ものすごい量ですね」と言ってしまい、薬剤師の女性も苦笑いです。
そして「レジ袋に入れましょうか、5円かかりますけど」と言われたので「お願いします」と答える。
薬を大量に飲み続けることに抵抗がありながら、なぜか薬を打ち切るよりは安心だと、ほっとしている自分もいて、知らないうちにこの”薬”というものに大きく依存してしまっている自分に今更驚く。
コンビニでなにかお菓子でもいっぱい買って帰ってるみたいに、膨らんだレジ袋をぶらぶらと振りながら駐車場まで歩いて行く。
「さあ、早く家に帰ろう」