人生の旅をゆく 2 | |
よしもと ばなな | |
NHK出版 |
超楽天家の自分だけど、さすがにこの年になると時々「毎日過ぎてくのが早すぎる!どうしよう!二十四時間じゃ絶対足りない!」と激しく焦るときがある。何をしたのかよくわからないうちにまた一日が終わり、何だかなあと首をかしげることも度々。
そんな自分が、この本とたまたま本屋さんで廻り合い、迷わず買って、あったかいアールグレイ☕を飲みながら読んだら、ハアー、、何だか妙な安心感が。たいてい読んでるうちに気持ちよくなって眠くなるのも、この本の特徴。よく、難しい本を読むと眠くなるって言うけど、私は違うなあ。楽しくて興味ある素敵な内容だと幸せな気持ちになり眠くなるの。よしもとばななさんの文はものすごく読みやすい。だからつらつらと読み進み、ニヤッとしたり、ウンウンと頷いたりしてるうちに読み終えてることが多い😌。2があるということは、当然1もありまして、どちらも内容はすごく気持ちにグッと来るし、いくつかの短い話が何個か集まりパートごとに分かれているので、早い話どこから読んでも読めるし、最初からじっくり順を追って読むのもいい。私はいろんなところから読んだが、どの話もものすごく心に残った。単なる好みでいえば、パートⅡが特に好きです。
あと、「人生の旅をゆく、1、2」のうち、なぜ2を紹介したかというのも、たんに自分のより好きな方、でこちらを、、。本屋さんでこの本と廻り合い、まず、表紙のこの感じで、直感ですぐ好きになったんだ。読み終えてにんまり。「やっば、すごく面白かったわ。この本と出会えてよかった、、」