Peace Of Mind  

気分と体調次第で更新!!趣味の演奏、手芸、模型の紹介、日常あれこれを書いています💓

2010年 タミヤフェア 必見!!金型部門紹介します(*^。^*)

2010年11月25日 | プラモデル・模型
今日はめったに見ることの出来ない、
TAMIYAの金型部門の紹介をしたいと思います


今年のタミヤフェアでは、
金型部門の撮影が許可されていましたので、
一杯写真を撮ってまいりました
TAMIYAの素晴らしい金型を是非ご堪能下さい




まずは、鏡面加工金型の製作風景です
主に車の窓ガラスなどに使われる金型のようです
鏡面加工は熟練した技術が必要との事で、
磨けるようになるにはかなりの時間がかかるようでした
大きな面は比較的簡単に磨けるらしいのですが、
エッジの部分は本当に難しく、
なかなか綺麗な仕上がりにするのは骨の折れる仕事のようです




鏡面加工には上の写真のような物を使って磨きをかけるらしいのですが、
最初の粗磨きのときに失敗すると
綺麗な製品を仕上げる事が出来ないので、
磨き始める最初の段階が一番大切な作業なのだそうです


何度も何度も磨きをかけ、
出来上がったのが下の金型です
本当に鏡のようにピカピカに輝いていました
鏡面加工で仕上げた金型もテストショットの具合で出来不出来がわかるそうなので
本当に凄い難しい作業なのだと言う事がお話を伺いながら実感する事が出来ました


次は放電加工による、
船底の金型です
放電加工により細かな部分まで再現できているので、
よりリアルな雰囲気が表現できるようです
本当に普段ならめったに見ることの出来ない金型なので、
今回はみる事が出来本当に幸せでした


次は5月に行われるタミヤオープンハウスのときにプレゼントされています
小さなミニバイクの金型の紹介を伺いました
とてもコンパクトなモデルなのですが、
金型を見ると複雑で驚きを覚えました


金型は小さなパーツに分かれて作られており、
一つ一つがとても精巧に作られていました
どうして分割して作るのですか?とお伺いしたところ
分割した方が作業が早くできるし、
また違うバージョンでパーツの交換をしたいときにも
分割してあると便利だからだと教えていただけました
また金型が破損してしまった時も、修理がしやすいそうです


ただ分割金型はしっかりと固定できていないと
バリなどの原因になってしまうので
技術的には難しいとの事でした

この日はRCカーのボディーの成形技術なども紹介されていて、
タミヤの心臓部を覗く事が出来たようで感激いたしました


TAMIYAの製品はとても精度がイイのですが、
金型部門の方の日々の絶え間ない努力が
素晴らしい製品を支えているのだと実感いたしました

明日は、会場に展示されていましたレクサスLFAなどの紹介をしたいと思います


 では、これからもよろしくお願いいたします