でんき屋と言っても家電販売業もあれば、電気工事業もある。
消費者にはわかり難いかもしれませんね。
栄電気は家電販売業なので、電気配線などの工事は商品に伴う工事で行います。
時どき、戸建ての新築の請負を頼まれますが、基本的にそのあたりは提携している会社にお願いしています。
家電販売というと多くの人が家電量販店やネット販売が思いつくと思います。
当然です。 家電流通の多くはそのルートで販売されています。
こう言うと街の電器屋って無くなるんじゃないの?
これも多くの人が思っている事です。
でも、今も健全に商売をしているお店が多くあります。
その数はかなり少なくなりましたが、今営業しているお店は地域の中で頼られ支持されて残っているお店です。
そして今は街の電器屋をネットで探している状況です。
栄電気では問い合わせがくる新規のお客様はほぼネットで探して来た方ばかりです。その問い合わせは毎日くるくらいです。
昔ながらの商売をしていた電器店は地デジバブルが終わった後に淘汰されてしまったのです。
そんな中で、ここへ来て新しい動きが始まろうとしています。
家電メーカーの直販です。
海外メーカーなど多くの製造メーカーが直販をしています。
日本の従来の流通を利用しなくても販売できるようになったのです。
Appleを見てください。
自社サイトや直営のストアでほとんど用が足りてます。
大手通信キャリアはとりあえず扱っているに過ぎない。
ダイソンもそうだし、アイリスオオヤマもそれに近い。
日本の大手家電メーカーも直販にシフトしていくのも時間の問題だと思ってます。
それなのに、未だに家電メーカの販売会社(メーカー販社と読んでます)の言いなりにどっぷりと浸かった商売をしている店があります。
ホントは思っているはずです。このままメーカー販社にくっ付いて行っていいのだろうか?
家電メーカーは販売店の切り離しがあります。
仕入れが少ない販売店は、仕入額も変わり、営業も来なくなり情報提供も少なくなります。
このパワハラまがいの事がこの業界にはあるのです。
そうならない為に、なんとかメーカー販社から押し付けられた販売ノルマをこなすのです。
そこにはお客様を思っての商売がありません。 お客様の顔を向いた仕事をしていません。 メーカー販社の顔色を見た商売をしているのです。
そろそろ、そういう商売はやめましょうヨ。
栄電気は、昔から販売会社とは一つ壁を作っています。
お店にはよくある、メーカーの看板は掲げていません。
どこのメーカー系列にも属していません。
各メーカーはあくまでも仕入先の一つに過ぎません。
だから、もしメーカー販社が直販の動きをしても何も不安がありません。
そもそも、街の電器店は家電製品を売っているだけではありません。
地域の人々が安全に安心して豊な暮らしをするお手伝いをするのが目的です。
家電製品はその一つに過ぎません。
テレビを買いに来たお客様。 壊れたと思って買い替えの相談。
良く見たら主電源を切っているだけでした。 掃除したとき触ってしまったようです。
お客様はテレビが欲しかったのではなく、テレビを観たかっただけ。
電源が入ればそれで良いのです。
そのお助けを私がやったのです。
『なーんだ!それくらい』 そう思う方でも、他の困りごとの当事者になると困った顔で相談に来るのです。
困り事の尺度は人それぞれです。
私はそれぞれのお困り事の尺度に合わせて仕事をします。
これが街の電器屋の本来の姿なのです。
少しは目覚めてくれたかな同業者の皆さん?
1月29日(水)に街の電器店が集まるサミットが開催されます。
私も少し話をします。
私も少し話をします。
これからの商売の流れを変えてみませんか?
そんなヒントが見つかると思います。
会場でお逢いしましょう。
そんなヒントが見つかると思います。
会場でお逢いしましょう。