レンジフードの最近の主流は吸い込み面に板があるフラット型です。
汚れがこの板につき簡単に拭けます。そして油煙が広がらずフード内に収まるので壁などが汚れにくい特徴があります。
パッと見で、換気扇の羽の手前に板があって、吸い込みの邪魔をしているように見えますね。
これは、中心から吸い込むのではなく、板の端から吸い込むのがミソなのです。
フードの端に吸い込むエアカーテンが出来るので、油煙が広がらないのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f5/6366a68eb568d2f34c12e6fa0f97ab07.jpg)
今回、深型レンンジフードからの交換でした。
賃貸マンションのオーナ様からのご依頼。
新築時に入れたレンジフード。
設計の都合なのか?分かりませんが、既製品では合わない仕様でした。
ところどころワンオフの造作の跡が解体しながら分かりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/40/c88d0367e84409b5e6aedbb1e2d0b908.jpg)
天井のクロスの跡で分かるのですが、左右の奥行が違うのです。
こういう時の入れ替えは苦労します。 大工さんを入れるのも高額になってしまいます。 なんとか既成の部材で施工するよう考えました。
幕板と呼ばれる側面、前面を覆う板があるのですが、それがスライドできる板があります。
これをうまく使いきれいに覆う事が出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f5/6366a68eb568d2f34c12e6fa0f97ab07.jpg)
レンジフードというのは、夏にはあまり交換する人は居ません。
台所仕事って夏は皆さん嫌うようで、換気扇もあまり使われないようです。
冬に依頼が多い案件です。
今の時期にはちょっと珍しいですけどね。
これから宣伝という意味でタイミング良くブログにも書けました。
きれいになったレンジフードでお客様も喜んで頂きました。
ご依頼ありがとうございました。