栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

名前も住んでいるところも知らない方からどら焼きが届いた話

2023年08月15日 12時05分38秒 | お客様との絆
作業を終えて店に戻ってきたら菓子箱が届いていた。
付箋が貼ってあり『マロンより』と書いてあった。
マロン?はて誰かな?記憶の引き出しを整理するとそれらしき人物が浮き上がってきた。
『そうだ!あの人だ!』 
 
このブログをはじめ、いろいろなSNSを使って発信しています。SNSの世界なので匿名(ハンドルネーム)が多い。
ある時インスタグラムで質問が届いていました。『マロン』さんからでした。
 
SNSでの質問は毎日届きます。でもほとんど答えません。
何故なら、私はその質問の解決策を提案することを仕事としているからです。

栄電気に来店して相談されるなら仕事として受けますが、どこの誰ともわからない人からの質問には答えられないのです。

税理士にいきなり、『銀行から融資を受けたいのでこの決算書で大丈夫でか?』と聞いているようなものです。
もちろん最初の相談無料と掲げ相談の窓口を広げ次の仕事になりやすい手法をとっているところもありますが、町の電気屋は地域で仕事をしています。
とても行けそうもない遠方の相談はプロとしてはできないのです。

工事や修理をしないと仕事と思わない人も居るかもしれませんが、考える時間、調べる時間、答えている時間を使ってます。

今の世の中は時間が一番価値があります。お金は無限で得ることができます。上限はありません。でも時間は有限です。

そんな理由からネットからの相談事は仕事前提でのお話として受けて、遠方からの人はお断りしています。

そんな中で、たまには質問に答えてます(笑) 
洗濯機のトラブルの質問でした。
その答えをしたのが『マロン』さんでした。
どこにお住まいなのか?お名前も知りません。
でも、マロンさん、きっと私の方針を分かってくれたのですね。質問に答えたお礼としてどら焼きを届けてくれたのです。

こういう事を理解している人はきっといろいろなところで活躍してるのだと思う(逢ったことないけどね)
後日お礼としてメッセージを出してご住所を伺いました、北区!亀戸から遠いけど、行けない事もないなぁ。