旧平田町(町村合併で現在は酒田市)にある、旧阿部家へ行ってきました。
旧阿部家は元禄3年に建てられた古民家で、現在は酒田市の指定文化財として無料で公開されたいます
ここを入って左側に旧阿部家の入口があります
説明書
日本昔ばなしの市原悦子と常田富士男の語りが聞こえてきそうな佇まいです
横から見るとこんな感じです
入口を入ると、まずはお馬さんのお家があり、母屋とつながっています
土間から上がり裏側を見ると池(?)があります
さらに進むと豪華な仏間があります
この仏間は五代当主が寛政八年に増築したもののようで、当時としては相当にお金を掛けたもののようです
ちなみに、この阿部家は代々坂本新田村で村役(肝煎)をつとめた 家だということです。
廊下はこんな感じです
展示物の一部で、左側の子供が入っている藁で出来た民具は冬にご飯を保温するために使った「いずめ」に子供を入れたもので
昔はウチにもあり、ワタシも実際に入れられたようです。
旧阿部家の前を通り、山手の方へ向っていくと、酒田の水がめである「田沢川ダム」へたどり着きます。
このダムは平成13年に完成したダムで、昭和46年の大雨による水害がきっかけで計画されたようです
ダムによってできた、「ひらた赤滝湖」
ダムの中央にあるのは、旧平田町出身の彫刻家、石黒光二の手になるモニュメント「恵水」
このダムの水は、こんな渓谷を流れていきます。
町村合併の関係とはいえ、酒田も随分と広いな~、と思わせる場所でもあります。