HPをやっていた3ヶ月ほど前までは、毎月1日に新しい(HPで未発表の)品をUPするのが10年以上続きました。
近頃は手持ちの古伊万里が底をついており、もはやこれまでという状況ですが、とりあえず未発表の品がありましたので
1日を待たずに紹介したいと思います。
見込み全体に吹墨を施し、その中に雪輪、松、竹(?)、稲束のような文様が絵付けされた中期の七寸皿です
吹墨の技法そのものは有名な兎文の品を引き合いに出すまでもなく初期伊万里の時代から使われており
柴コレにもそこそこの数存在していますが、実際に目にする機会はさほど多くないように感じます。
吹墨の品を見ると、結構ムラのある吹墨と、わりと均一に吹墨された品があるようですが
この品は比較的の出来の良い吹墨かも知れません。
裏面は中期の多くの品に見られる画一的な唐草ではありませんが、別に上手という訳でもありません
吹墨に雪輪を組み合せた品というのは、他に見たことがなかったのと、価格が手頃だったので購入した品です。
近頃は手持ちの古伊万里が底をついており、もはやこれまでという状況ですが、とりあえず未発表の品がありましたので
1日を待たずに紹介したいと思います。
見込み全体に吹墨を施し、その中に雪輪、松、竹(?)、稲束のような文様が絵付けされた中期の七寸皿です
吹墨の技法そのものは有名な兎文の品を引き合いに出すまでもなく初期伊万里の時代から使われており
柴コレにもそこそこの数存在していますが、実際に目にする機会はさほど多くないように感じます。
吹墨の品を見ると、結構ムラのある吹墨と、わりと均一に吹墨された品があるようですが
この品は比較的の出来の良い吹墨かも知れません。
裏面は中期の多くの品に見られる画一的な唐草ではありませんが、別に上手という訳でもありません
吹墨に雪輪を組み合せた品というのは、他に見たことがなかったのと、価格が手頃だったので購入した品です。
柴コレに加えてもらってもいいんじゃないでしょうか。
雪輪紋については、前に、Dr.kさんにもコメントしたことがあるのですが、私には鼓革をデザインしたように思えてなりません。この皿の場合は、大鼓。それに、描かれている松は、能舞台、橋がかりの若松にそっくりです。
そもそも、吹墨というのも、なかなか、ありそうでないですよね。
私は、1点も持っていなかったような、、、?
吹墨に松、竹を描き、そこに雪輪文を梅に見立て、吹墨に「松竹梅」としたのでしょうか、、、?
或いは、↑で遅生さんが言われていますように、幽玄な能舞台をイメージしているのでしょうか、、、。
見る者に、いろいろと想像をさせてくれる楽しいお皿ですね(^-^;
中期の吹墨に雪輪の白がアクセントになっていますね。
滅多に見かけない珍品ですね。
不思議と両方の組み合せは見かけないですよね~
>私には鼓革をデザインしたように思えてなりません
確かにそう見えますね~、この手の文様は昔から「雪輪」だと思っていましたが
やはり違う角度から見る必要がありそうです。
ある意味では松竹梅の変形パターンの可能性は高いように感じます。
吹墨はあまり見かけないので、手頃な値段であれば買おうと思っていますが
ウチにもこの品を含めて2枚しかありません。
良い意味で特徴的な品ではありますが、伊万里の人気が低迷している中、ワタシに買えるような値段で売られていたのはラッキーでした。