Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

SS学院2級構造通信-その4とその5

2009-04-06 13:44:54 | 建築士試験

その4
今回のテ-マ、鉄骨造は2級受験者のみなさんが苦手とする分野です。お仕事が木造系の方がほとんどの2級では、鉄骨造というのはあまりなじみがないからでしょう。電車通勤の方は、駅のホ-ムで屋根を見上げてみて下さい。地下鉄だとそうもいきませんが、たいていの駅の屋根は鉄骨造です。どこでボルトでつないでいるのか?なぜ小梁がたくさん走っているのか?考えながら、テキストの絵と見比べながらご覧になれば、いつもの通勤風景が生きた教材になります。私たちは都市の中で建築に囲まれて暮らしているので、至る所教材だらけ。見上げてごらん~駅の~屋根を~♪楽しい構造の時間をお楽しみに♪

その5
いよいよ最終回!□5回にわたってお届けする構造も、ついに最終回を迎えてしまいます。第2回で登場した応力と第4回で登場した断面の性質が、劇的な出会いを果たし、運命の結末を迎えます?!□実際に梁を設計する時に、いったいどれだけの断面寸法にすればいいのか?どの強度の材料を使えば壊れないのか?その鍵を握るのが、「応力」と「断面の性質」の血を受け継ぐ「応力度」なのです。□とはいうものの、実は前回同様、公式を覚えてあてはめていけば解けるので、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。□「科目仕上テスト」もあって、今回も盛りだくさんですが、張り切っていきましょう♪ 

5つのお教室のうち3つで講座が終了し、模擬試験を迎えます。受講生のみなさんもドキドキでしょうが、講師の私もドキドキです。朗報待ってます♪


正統派ミステリー

2009-04-06 13:26:03 | 本と雑誌
氷の華 (幻冬舎文庫) 氷の華 (幻冬舎文庫)
価格:¥ 720(税込)
発売日:2008-06

510先生のブログで「時間がない時に読みはじめてはいけない」というオススメがあったので、図書館にリクエスト。コロンボタイプのミステリーで、最初に犯人が誰か、どうやって殺害したのかがわかっちゃうタイプ。このタイプは私はあまり好きではないのだが、これはかなり練られているし、2転3転の展開もあるし、スピード感もちょうどいいし、長ったらしい説明もなく、どんどん読み進みたくなる。まさに、イッキ読み本。時間がない時に読み始めてはいけない!!
昨年の秋にドラマ化されたみたいで、主役の瀬野恭子を米倉涼子、戸田刑事を舘ひろしがやったらしい。うーん?米倉涼子はいいけど、私の中の戸田刑事はまさにコロンボなので、、、舘ひろし???それに瀬野恭子が仕事をしていてはダメでしょう?!どうしてそういう演出になるかなあ?原作者の女性ならではの深い洞察(特に最後まで表に出ることがないように犯人が慎重に秘した動機)が、ドラマでは切り捨てられているのかな?見てないので何とも言えませんが。。。
本格正統ミステリーなので、ミステリー好きには超オススメですよ!!