<object width="560" height="340">Movixの試写会は当たりやすい。2月にマダガスカル2が当たったので子どもとその友達で見て来たのだが、今度はGOEMONが当たったので、子どもと二人で見て来た。天下の大泥棒石川五右衛門を軸に、信長、秀吉、家康、霧隠才蔵、服部半蔵などが登場する荒唐無稽奇想天外なお話。見終わって思わず子どもに「これはまったくのでっち上げのお話だから、歴史とは関係ないからね」と釘を刺さずにはいられなかった。</object>
ちょうど和田竜の「忍びの国」を読んだ後だったので、五右衛門が伊賀忍者出身だという説があるのは納得。しかし映画では信長が美化されていて、信長の元で伊賀忍者が働いていて、信長の敵討ちという設定で秀吉と闘うんだけど。信長って伊賀攻めした人だからねえ???
まあ、ストーリーはそんな感じでハチャメチャなんだけど、次にハチャメチャなのが建物、衣装、時代考証。全く無視。笑。超高層コンクリート造の城や、マシンガン、鹿鳴館風ドレスやスターウォーズ風衣装。超高層建築物の屋根の上から見下ろす夜景?!まだエジソン生まれてないから、、、。笑。娯楽と割り切ってみれば、それなりにおどろおどろしいデザインはなかなか面白いけど。
アクションはすべていかにもCG。背景も。すごいスピードのアクションを、本人目線?で展開するので、映像に弱い人は酔うかも。このへんが、とってもゲームっぽい。ウチにはないのだが、プレイステーションのアクションゲームはとっても映像がきれいでリアルだという子どもの話なのだが、そんな感じ。テレビで時々CMしているファイナルファンタジーとかバイオハザードなんかの世界と同じ。なので、大画面でアクションゲームを見ている感覚。
子どもは面白かったといっているけど、私はイマイチ。そういえば、K-20もこんな感じだったね。CGで見事に作り上げた異次元空間でのアクション。若い人にはなじみやすいかも。邦画のひとつのジャンルなのかもしれない。CGアクション映画?エンディングロールみてたらAutoDeskって出てました。AutoCadで作成してるんだね。
キャスティングは五右衛門=江口洋介、霧隠才蔵=大沢たかお、服部半蔵=寺島進(流星の絆のお父さん。あるいはファブリーズのCMの臭いと言われているお父さん)、猿飛佐助=ゴリ、茶々=広末涼子(キライなんだけどよく出るねえ)、信長=中村橋之助、秀吉=奥田瑛二、家康=伊武雅刀、千利休=平幹二朗、石田三成=要潤(流星の絆の戸神)、花魁=戸田恵利香(流星の絆のシイ)、五右衛門のお母さん=りょう(流星の絆のお母さん)。なので、子どもと「流星の絆」の人たちばっかりだねえ?って言ってました。町人として一瞬、ウドちゃんも出てた。金髪で。笑。
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