Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

埃じゃ死にゃあせん、と思っていたが、、、

2009-04-13 15:13:55 | Mac

Imac_g5_2 我が家のiMac G5が、ここのところ調子が悪い。

Winパソコン導入を検討中なので、焼きもちをやいているのか?とか、早くも夏バテ??とか心配していたのだが。
症状としては、作業中にも関わらず勝手にスリープ状態になる。そんなに眠いのか?春眠???と思いつつ、処理スピードもがくんと落ちたので気になって検索してみた。
すると、、、、液晶モニタ大の狭いところにハードスペックを押し込んだ結果、熱がこもりやすい設計になっているとか。空気の入口、出口の掃除をこまめに、とのアドバイスがネットで見つかった。さらにiMacの吸気口はモニタの底面、排気口は背面、とある。後ろをむかせて、排気口ってどこよ~?と探すと、ちょうど支柱?の陰に500円玉大の排気口がこっそりとあった。そして!!!そんなところ今まで掃除したことがなかったので、埃がぎっしりと詰まっているではないか!!ああ、Macちゃん、ごめん、、、。頭の上とかの埃は払っていたけど、まさかこんなところに排気口があったとは、、、。さっそくハンディ掃除機で吸おうとするものの、支柱がジャマでうまく掃除できない。デザインと機能というのはどうも相容れないもののようである。ある程度がんばって吸った後は、ダスキンモップで埃をかきだした。一応目に見える範囲の埃は除去したのだが。。。これでMacちゃんの機嫌が直ることを期待する。「人間、埃じゃ死なないから」と言って、家事の中でも掃除をもっともさぼる癖のある私ですが、人間は埃で死ななくても、コンピュータは埃で瀕死になることがあると痛感。これからはマメに掃除しようと思います。


ちょっと気持ち悪い

2009-04-13 14:32:56 | 本と雑誌
半パン・デイズ (講談社文庫) 半パン・デイズ (講談社文庫)
価格:¥ 730(税込)
発売日:2002-11

阿部夏丸の「見えない敵」をアマゾンで買おうとした時に「こちらもオススメ!」と出て来たので一緒に買った。重松清は何冊か読んでいるし、この人の繊細な描写や、なんとなくほの明るくなって終わる感じもいつも通りだけど、しょっぱなが、、、。これから小学校へ上がろうという幼児といってもいい男の子の独白にしては、繊細で思慮深すぎで、気持ち悪い!!幼児でこんな男の子、いないでしょう?重松さんは幼少の頃、こんな色々考える子だったのか?もうすぐ卒業式で、中学生になる、、、というところで終わるけど、その頃にしてもひどく大人びていて驚く。毎日接している小学六年男子とはかけ離れすぎていて。。。
上級生との決闘に親友?の吉野君と出かけるあたりはとてもワクワクしたのに、決闘に向かう自転車のところで終わっていて残念。ボッコボコにやられたんだろうな、たぶん、、、と思いつつも、読みたかったな。
おそらく重松さんは優しい人だから、主人公のヒロシ同様に、いろんなこと考えすぎちゃって、手や足が動かなくて、当然ケンカなんかしたことないから、書けないのかもしれないけど。。。小学生男子なんて、5年生くらいからようやく人間になりはじめたけど、その前は考える前に手足が出ちゃうような、本能で生きている動物だから、、、。それじゃ小説にならないのかもしれないけど、椎名誠の岳物語の方が近い気がする。人の家の芋を掘ったらしかられるなんてこれっぽっちも考えずに、ただただ掘るのが楽しいから無心にやってしまう、、、というようなね。
ただ、短編が集まって小学1年から6年までになっているし、心の葛藤みたいなものが詳しく書かれていて、いかにも中学受験の国語にでそう、、、という気はする。正しい選択肢なるものが、あるのだろうか?というのは疑わしいが。。。


日本のトム・ソーヤ

2009-04-10 08:09:33 | 本と雑誌
見えない敵 見えない敵
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:1998-07

子どもの塾の春期講習の国語のテキストに一部が載っていて、面白そうだったのでアマゾンで購入。これも阿部夏丸。
トム・ソーヤ日本版のよう。川のある自然の中で生き生きと。友達関係に悩んだり。
小学6年生という設定なので、まあそれほど不自然ではなく読めたけど、でも実際にこんなにうじうじと?悩む小学生男子がいるだろうか?という気はした。子ども自身や友達を見ていても、こんなに繊細で思慮深い子はほとんどいない。もっとずっと本能のままに生きている。やりたいことをやり、後先のことは考えず、友達と衝突したらぶつかりあい、次の日にはけろっとして肩を組んで歩いている。「アキラはきっと怒っているにちがいない。そう思うと遊び場へ行く気になれなかった。」なんて子は、いないなあ。。。笑。なので、子どもに読ませようと思って買って、私が読んですごく面白かったけど、彼に、ケンジやアキラたちの心の動きなんて、きっと理解できない気がする。「見えない敵」が何なのか、わからないかも。それは、彼らが幼稚だからなのかなあ?


川はいい。川ガキはいい!

2009-04-08 15:21:50 | 本と雑誌
泣けない魚たち (講談社文庫) 泣けない魚たち (講談社文庫)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2008-07-15

椎名誠、野田知祐らと同じ匂いがすると思ったら、一緒に映画を撮っているようです。名前を見たことがあると思ったらBe-Palの雑魚党幹事長だった。年齢は椎名さんたちよりはかなり後輩の、私世代。
だけど、私は東京育ちだったもので、こんなふうに幼少期を過ごしたことがないので、非常に憧れるわけです。そして、こんな体験全くないのにもかかわらず、ものすごい感情移入で、特に「泣けない魚」のラストでは涙が。。。
川はいい。そして川ガキはいい!!
川の水の描写、魚の描写、それを読むだけでときめきます。
小学6年になった子ども用にアマゾンで購入したのですが、子どもの前に読了。「これは面白いよ!!」と思いっきりオススメです♪
そして、暗くなるまで外から帰って来ない子どもにも、ちょっと寛大にならないとね、って反省。。。こんな経験に少しでも似たことをしているのであれば、勉強なんかよりずっと価値があるかもしれないもんね。。。


そんなにいい話かなあ?

2009-04-08 15:06:35 | 本と雑誌
約束 約束
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2001-07-05

アマゾンでの評価が高かったので、小学6年生の子どもに読ませようと購入。しかし、いかにも「泣けるでしょう~?」「感動するでしょう~?」という感じで、感情移入できない。
時々このような作品に出会う。人気があるのに、読んでもさっぱり伝わらない。というか、鼻持ちならない感が、、、。受け止める私の方の問題かもしれないけど。。。購入したけど、図書館で借りるので十分だった。失敗した。