川柳信濃川の「納涼川柳誌上大会」
すべりこみ??で~参加させていただきました ^^;
参加者は560名。
選者:相田柳峰、表よう子、居谷真理子、荒川八洲雄、柏原夕胡
やまぐち珠美、西村寛子、萩原奈津子、平瀬芙蓉、伊藤寿子、
佐瀬貴子、吉道あかね、福本清美
「かける」
だいすきな景色の絵ならまだ描ける
(相田柳峰選・佳作、表よう子選・佳作)
以下は、上位の入選句です。
思うまま生きろと蝉がけしかける 木原恵子
ていねいにボタンを掛ける仲直り 北山まみどり
旅に出る薔薇も檸檬も書けるから 北山まみどり
長生きをしてねと保険掛けられる 灰原泰子
生きている只それだけで絵が描ける 小村淳子
耐えている背中へ傘をさしかける 三好春美
満月も欠ける私もありのまま 安井貴子
人生の満ち欠けを見る預金帳 佐藤隆久
戦する度に人間欠けてゆく 遠藤コウキ
声かけてやさしい町になって行く 山松みち子
胸にまだ千里を駆ける馬を飼う 小野高伸
落し蓋欠けると愛が煮崩れる 位田仁美
ときめきが三乗明日は彼と逢う 佐瀬貴子
駆けつけてくれるニトロのような友 永井よう子
また満ちる自信があって欠ける月 戴けいこ
恍惚の母の世界を追いかける 谷口修平
願懸ける一羽の重き千羽鶴 岡さくら
八月忌命を賭けて守るもの 御堂美知子
茶にするか空の妻にも声かける 小浜南子
転職へ積んだスキルを賭けてみる 岩瀬元介
欠けるものあって人間らしくなる 槙田次郎
めげそうな自分にかける塩胡椒 北村あじさい
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