毎日の暮らしの中で、ふっと母の事を思い出します。
亡くなった母は人は不器用で、自分を上手く表現できなく、
厳しさが表立って、働き者で無骨な人でした。
嫁いで一度だけ愚痴の電話を掛けた事があります。
幼い3人の子育て、舅、姑が同居、
母に愚痴の電話を入れると
「自分の子供くらい自分で面倒見ろ!、人を当てにするから腹が立つんだ!」っと
母に言われた事は目からうろこでした。
それから、人を当てにしないで、どこに行くにも自転車に
3人の子供、前と後ろとおんぶして、今じゃ交通違反ですね。
歯医者さんには、3番目が赤ちゃんだったので、哺乳瓶とオムツを持参でした。
歯医者さんの帰り、北風が冷たく自転車のぺタルが重く、
涙が込み上げてきました。
母には厳しさを教えてもらったような、
天国で母は「まだまだ」っと言っているような気がします。