蜂に似ている顔って・・・・・
羽三山神社の開祖は、蜂子皇子。
別名「能除太子」。羽黒修験道の宗祖。
「苦しみ・厄いを取り除く皇子」という意味(なんだか新約聖書みたい)
父は蘇我馬子に暗殺された崇峻天皇で、本来ならば第33代天皇になるはずだった人物で、聖徳太子の甥。聖徳太子にかくまわれて奈良から日本海に逃げ、山形にたどりついたという。
無茶苦茶に不幸な生い立ちですね。
「蜂子」という変な名前の由来は「生まれたときの顔が蜂に似ているから」
(そりゃないよね)
実の父親に愛してもらえない子だったのかな?
(このへんもキリスト教っぽいし)
この人の生涯にわたるキャッチフレーズがあって、それは
「姿醜く心強し」
というドラマチックなもの。民衆の苦しみを取り除いている間にオオカミのような顔になってしまったという伝説もあって、どうも幸うすい人生だったみたいですね。
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