蜂子皇子の物語をもう一つ。
日本サッカー協会のシンボルマークとしても使われているカラスのデザインは、実は日本の古代史にとってもゆかりの深いもの。
「八咫烏(やたのからす)」といわれ、日本の古代史に数度だけ現れるという霊鳥で、太陽の化身ともいわれる幻の存在。別名「三本足のカラス」
物語に記録されている蜂子皇子の人生は、教祖にふさわしく常にドラマチック。
追手からの逃避行を続けている間、その「三本足のカラス」に助けられて危機を脱し、山形の羽黒山にたどりつき、ついに日本の修験道を開いたという。
つまりカラスに助けられたので「羽黒山!!!」(ベタだけど)
三本足のカラス伝説はギリシャにもあって、これが「からす座」という星座にもなっていて、なんだか不思議な気分に・・・・・。さらには韓流ドラマ「朱蒙」「大王四神記」では
王家の紋章につかわれたりと伝説のことながらシルクロードを旅するカラスだったりします。
古代の日本の文化に、何カ国分の文化が混じっているのか、想像するだけでわくわくします。