ポンちゃんの声色。

　深夜です。裏窓の雨戸を開けろと鳴いています。「バカ言っているんじゃねーよ」。サンショさんは、低い声で呟いています。最近、我儘に加速の掛かったポンコちゃん。勝手に我儘三昧ならばまだ良いとして（良くないが）、そのはけ口がサンショさんをこき使うことに向けられるのには閉口しています。

　ポ「んなー、んなー。んんん…」。
　不機嫌な時、何かを要求する鳴き声です。この声を聞くと、正直サンショさんはゾッとします。
　そう言えば、ポンちゃんは、あまり「にゃーん」とは鳴きません。機嫌の良い時は、「なーん」。不機嫌な時は、「んなー、んんん…」。「んんん…」は、駄々を捏ねるような感じです。
　正しい猫らしく「にゃーん」と鳴くのは、ご飯が欲しい時。それも、大好きな（それしか喰わん）パウチを欲する時には、全身の力を込めたかのように、正しい発音で、「にゃーん」と鳴くのです。

　そして冒頭の写真。とんだ冷戦状態のひとりと一匹ですが、ブラッシングの時だけは、和やかに仲良さげに過ごしています。それが日に4回も5回もなので、サンショさんは息つく暇もないのですがね。

「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
　https://ameblo.jp/sakura-9545/entry-12366920989.html