普段、様々な高級言語を使ってシステムの開発をやっている
プロの職業プログラマーというのは、
もし車に例えるならば、
それらが F1マシン や高 級外車 だとすると、
VBAは、ただの K自動車 どころか、
「三輪車」の感覚と思います。
データベースにしましても、
普段 Oracle というめっぽうスピードの出る
スーパーカーでの開発をやっているオラクル
プログラマーにしてみれば、
SQL Server が 「K自動車」 で、
Access に至っては、やはり「三輪車」
乗れば(使えば)、必ずそう感じる思います。ちがいます?(笑)
だから、
世の中に多いExcel好きが高じてVBAを得意そうーに教えてる
ような人は、
「俺は、三輪車 こぐのが得意だぞ! 」
と、そう自慢しているようなものなので、、
並みいるプロから見たら実にコッケイに見えてしまいます。
その点、プロの職業プログラマー出身でVBAを教えている
ような人は、
それ(VBAは三輪車レベルの言語だということ)をよくわかって
いますから、決してVBAの得意自慢は致しません!
自分は第一人者だとか達人だとかと自画自賛して
VBA詳しいことをわざわざ公に自慢している人の気が知れません。
(※これは個人の感想です。笑)
その逆を言えばですが、
未だよちよち歩きの子供にとっては、「三輪車」が乗りやすく
最適な乗り物であるわけです。(いきなり自転車や、ましては
F1のマシンには到底乗りこなせるわけがないですから・・・。)
プログラミングで未だよちより歩きの初心者の方は、
三輪車(VBA)が最適な乗り物と言えるわけです。
それで私は、皆さんにVBAのマクロを勉強するよう長年お勧めして
きましたわけです。
だから、
三輪車は、ちゃんと三輪車として人に教えるべきと思います。
VBAはぜひその認識をもって教えてあげてください。
三輪車の乗り方を、さも 高級外車やF1のマシーンに乗るかのような
扱いして教えてる輩がVBA界隈には非常に多いということを、
このメルマガ講座を今年で引退したわたくし三太郎としましては、
非常に先行き懸念している、今日この頃であります。
だから私も、
他社のプログラマーが居るシステム開発の現場では、けっして
自分がVBA出来るだとか、得意だとか、日経から本も出してるだとか、
その様なことは一切、口にしたことがありません。
シス開の現場でもよく、「VBA得意な人は居ませんかー?」みたいに、
よく飛行機の機内で
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんかー?」と、
キャビンアテンドが回ってくるのと同様に、言って回ってる
人もまれにはありますが、
(何か大量のテストデータを作ったりしなきゃならない場合
に、VBAはそれなりに便利です!)
一度も、これまでそれに手を挙げたことは、私ないです。(笑)
機内でお医者さんが手を挙げるのはかっこいい思うわけですが、
システム開発現場で「VBA得意!」は逆にかっこ悪いだけ ・・・
それが事実です。(まぁ、そう言って来るプログラマーには
「VBAぐらい自分で組めよ!」って言ってやりたいだけですが。)
それで、本を出す話もいろいろお誘いはあったわけですが
断り続けて、15年目にしてとうとう1冊、恥も外聞も捨てて
日経から出したのが、この本です。
だから、
この本の表紙に、「VBA」の文字は一つも書いてありません。
あくまでこの本は、エクセル仕事を自動化するための指南書です。
VBAの本ではありませんので、くれぐれもその辺お間違えなく!!