GoGoマクロのブログ

初心者向けマクロ講座「Go!Go!マクロ」の筆者三太郎の公式ブログです。

「VBAマクロ」vs「XLOOKUP、パワークエリー、パワーピボット、BIツール」

2023-09-26 06:47:11 | マクロ作成のコツ

わたし、前々から言っていますように、

Excelの高度な機能の類は殆ど何も使いません。

(覚えませんから、使えません!笑)

 

それで、下記私の本のAmazonのページに、

とあるコメントが付きました。。

『エンジニアがExcel VBAを簡単に学べる本』日経BP

こちらのレビュー欄をご覧ください。

 

で、ここの星二つのコメントですが、

本の率直な悪口だったらいくらでも書いてもらって

構わないわけではあるんですけど、

 

根本的に何か間違った認識のコメントを読んで、

皆さんに判断されると困るなぁ~

と思いましたので、

 

ちょっとこれは、皆さんに「議論」をぜひして頂きたいと

思いまして、以下書きます。

 

 

まず、「マクロ」ってそもそも何か?

 

といいますと、

 

そのソフトのユーザーが(ここで学んでいる

Excelマクロの場合だったら、Excelのユーザーが)、

 

「自分の便利機能を、自分でプログラミングして

 自分の思い通りに自由に作れる機能」

 

であるわけです。

 

その辺はもう、皆さん重々承知はしてくれている

だろうと思います。

 

では、それは何を意味するのか?

 

それがユーザーにはどのようなメリットがあるのか?

ということなのですが、、

 

たとえば、

 

Excelという表計算ソフトには、「VLOOKUP関数」

という既存の有名な機能がありますので、

 

皆さんの中にも「VLOOKUP」はよく使ってるよ!

という人も多いかと思います。

 

それが最近のバージョンでは、「XLOOKUP」ってのが

(VがXに変わったものが)また新たに出てきました

ので、

 

これによって、従来のVLOOKUPにあった不便な

制約事項が大幅に改善されたわけです。

 

また、「ピボットテーブル」の場合でも、その使い勝手や

不足な部分を改善する「パワーピボット」というものが

2016のバージョンあたりから出てきましたし、

 

更には、

 

「クエリー」の機能にも、新たに「パワークエリー」なるもの

が出たいうことは、Excelの新しい機能好きな人(!?)

であればよくご存じ(既に使いこなしている?)かと

思います。

 

でわたし、個人的には一切、その手のExcelの高度な、

複雑な機能は、使いません。使ったことがありません!

(×2回目)

 

その理由は簡単です。「マクロが組めるから・・・」です。

 

正確に言うと、

 

Excelに備わる既存のそのような複雑で難しい機能の

使い方をわざわざその都度覚えるようなことをしなくても、

 

自分でVBAで、マクロを組んだ方が、

ずっと早くて、楽だから・・・。

 

です。

 

Excelというソフトは私も大変よく頻繁に使うわけですが、

そのソフト(ツール)が提供する機能への依存度は低く、

 

極力、依存しない使い方(VBAマクロを組んで)をしている

からです。Excelで使うのは、マクロと基本機能のみです。

それのみで十分なのです。

 

自分がマクロで組んだ機能には、

 

・何の制限も制約もありませんし、

・拡張も自分の自由ですし、

・自分に合った操作方法や使い勝手も良く作れますし、

・作ったコードは色々ほかにも使い回せますし、

・プログラミングのスキルも身に付きますし、

 

だからです。

 

更に、最も大きなその理由をズバリ言ってしまうと、

 

「VLOOKUP」が、「XLOOKUP」になったり、

「ピボットテーブル」が、「パワーピボット」になったり、

「クエリー」が、「パワークエリー」になったりと、、

 

そうした他人の都合(開発者マイクロソフトの都合)

で、その都度 振り回される はしたくはないから、、、

です。

 

そもそも、そうした煩わしさいうのがイヤな性分なのですが、

最近のその最たる事例だと思いますのが、

 

Windows11がどうにも使い勝手が悪くて、評判悪く

わざわざWindows10に戻す人まで続出していて

 

Windows11の利用者数がリリースからもう2年も経つ

というのに、今だに2割に届かずだと言われている中で、

 

ユーザーが何度もOS入れ替えするその要らん手間に

掛かる時間というのは、いくばかりのものなのか?

 

 

話ちょとそれましての、結論ですが、

 

VLOOKUPでもXLOOKUPでも、色々と関数組み合わせて

複雑怪奇な関数組まにゃならないようなケースでは、

 

それだったら、自分でVBAのマクロを組んで「MyLOOKUP」

を作った方が良い(断然早い!)思いますし、

 

パワークエリーの場合でも、「読み込み」ボタンで済む場合

に使う分にはいいですけど、「データの変換」ボタンの先の

難しい設定方法を一所懸命に覚えるくらいの時間がもし

あったならば、

 

マクロを覚えて、自分で「Myパワークエリー」を作った方が、

全然早くて便利だと思います。将来の拡張性も思いの

まま、ですね。

 

とにかく、パワークエリーの使い方を熟知しよう思ったら、

その為の本が一冊出てるくらいな勉強量になるかと思います

から、

 

私の今回出したこの「緑本」の第4~5章に載っている

基本コードを活用して頂いて、IF文のいくつかをそれに

加えて行くことで自分なりに応用して、、

 

拡張性も自由度も抜群!な上に、短時間の勉強だけで済む

思います。

 

マクロで作った自分オリジナルの「Myパワークエリ─」

であれば、なんの制約もなく、操作性も拡張性も高い、

自分都合の機能が自由に作れますし、「Myピボット」への

使い回しも、大いに可能と思います。

 

それこそが、

「マクロを作る」ということの本質でありますので、

私の本の主旨(中心となる事柄)でもあります。

 

以上、日ごろからマイクロソフトに振り回されたくない、

極力依存したくないと思ってる(マイクロソフト嫌いの?!)

私の考え方で、ですが

 

なるべくマクロを組んでExvel既存の機能に頼らないよう

するため唯一の方法が、自分でマクロを組むこと、

それしかないわけです。

 

この是非に関しての「議論」をぜひ、盛り上げて行って、

 

特に、Excelの

「XLOOKUP」や「パワーピボット」や「パワークエリー」、

ツール類の「RPA」だとか「BIツール」だとか、等々

 

・すでにこれら使いこなしているユーザーの方、

または、

・これらに困っているユーザーの方、

が居られましたら、

(※但しくれぐれもRPA業者とおぼしき人はお断り!)

 

ぜひ、色々と率直なご意見や議論のメッセージを、

下記自由に書き込んで頂けたらと思います。

 

 


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