創世記3:1
『さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」』
人間に一番嫌われている生き物の一つが蛇です。
私も一番嫌いです。
その蛇は主が造られたあらゆる野の獣のうちで一番狡猾でした。
そして蛇を利用したのがサタンでした。
サタンが蛇を代行者として立てた理由は、狡猾さがあったからです。
狡猾とは悪賢いという意味です。
神様が最初から悪いことをさせるために狡猾さを入れたわけではないです。
ヘブル語で狡猾という元の意味は、慎重で賢いとの意味があります。
ですから神様が蛇に与えたのは悪いものではなく、すごく価値ある才能でした。
優れた才能も間違った所に使うと狡猾さになります。
蛇は自分に与えられた才能を神様の栄光のために使ったのではなく、サタンと一つになって神様に逆らうことに使いました。
人間が素直に神様からの知恵や賜物を正しく使うならば、それによって良い実を結び、神様に喜ばれますが、自分の欲や経験、意志などで神様に逆らうならば、それは蛇が堕落して犯した罪と同じ罪を犯すことになります。
偽った姿ではなく、ありのままの姿で神様にすべてをゆだねる人生を生きることです。
【祈り】
狡猾さを見抜く賢明な者になりますように。
【イラク】
イラクはアッシリアの首都ニネベがあった国です。バビロン帝国もありました。
イラク政府がISによって破壊されたモスルとその他の町を再建しますように。
ISに対する市民が抱える恐れは大きいです。
力の神様が恐れの中にいる人々を助けて下さいますように、イラクにいる聖徒と教会が政府から正しい扱いを受けますように。
教会にリバイバルが起こりますように。
《 3分バイブルボイス 》
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