オバデヤ書1:3-4
『あなたの心の高慢は自分自身を欺いた。あなたは岩の裂け目に住み、高い所を住まいとし、「だれが私を地に引きずり降ろせようか」と心のうちに言っている。
あなたが鷲のように高く上っても、星の間に巣を作っても、わたしはそこから引き降ろす。──主の御告げ──』
オバデヤ書は旧約聖書で一番短い書です。
預言者オバデヤは、悔い改めのメッセージなしに、厳しい裁きだけを宣言しました。
エドムという国は天然要塞の地形、多くの財宝があったので、その民はとても高慢で神にも敵対しました。
しかし、それをいつまでも黙って見る神ではありません。
神を甘く見る人たちは、いつかは神の怒りと対面しないといけないです。
神の怒りと裁きの前には、どんなに強い者も立ちはだかることが無理です。
人間は神によって造られた被造物に過ぎないです。
そんな者が高慢になって神に敵対することは本当に愚かなことです。
神はそれぞれの行いによって報いる方です。
裁きの時には必ず裁く神です。
オバデヤ書1:15
『主の日はすべての国々の上に近づいている。あなたがしたように、あなたにもされる。あなたの報いは、あなたの頭上に返る。』
【関連聖句】
箴言16:18
『高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。』
【聖書通読】
-健全な教理-
- 第2テサロニケ2:13-17
《 3分バイブルボイス 》