団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の52年 94 週一外食のお店その1 閉店ラーメンハウス21

2017-09-17 20:30:16 | 日記

私達夫婦は何年か前まで近所のとんかつ看板の居酒屋へ毎週一度夕食兼ねて通っていた。一年前何故かこのお店に飽きてしまった。原因は色々考えたのだが元々呑んベ~では無いので、変わり映えしない料理に飽きた、年のせいか脂っぽい料理に飽きたとか、夏生ビールがないとか、兎に角このお店に足が向かなくなって久しい、店が近所なので従業員(主婦アルバイトで一人しかいないが)とよく道で出会ったりすると、どうもバツが悪い思いもする、この店に行かなくなっても日曜日に二人揃って外食する習慣は変わらない、妻に1週7日間毎夕食の用意を強いるのは、いくら妻の手料理が旨くても気の毒なので、週一度は夕食の外食と決めて今日まで習慣付けてきた。

長い間通った店の週一を止めてから2~3か月、近頃少なくなってしまった個人経営の蕎麦屋2店、中華料理店1軒、常盤平駅周辺のチェーン店とあちらこちらで食べて見たが、どうも私達には気に入らない、そのうち直ぐ近くの中華料理ラーメンハウス21に初めて入った時、店内の牛筋ラーメンと云う張り紙が気に入って私が注文、妻が五目チャーハンを注文、帰り道、お互い味も値段も「ま~ま~だね、次も行くか・・」でかれこれ半年ばかり通い続けていた、私達と同じ夫婦の共同作業のこのお店、私達がこの常盤平団地に住み始めた頃からこの地で靴屋さんを営んできたと云う、思い切った転業である、2~3度目か食事中にこの話を聞いた後、この店の料理の作り方も自己流と聞いて一層感心もした。でも奥さんの不愛想さに「何だろうね、おの奥さんは・・」料理を運んできてテーブルに置くのだが何とも雑でいい加減、何しろ牛筋ラーメンの汁が零れてもヘッチャラなんだから、内心「ラーメン、お客に出す時位そっと置いてよ」・・まあ週一は兎に角ここに決めたから少々の事は我慢、何しろ外食店が少ない常盤平団地なのだから・・が突然の休業の張り紙にガッカリ、又他の週一を探さなければ・・暫らくして或る日お店は再開してた、何だかご主人が倒れて救急車を呼んで脳梗塞即入院と聞いて「それは大変でしたね~」お気の毒にと、それでも営業再開と週一のラーメンハウス21の外食復活が出来てお互い良かったで、その後も又暫らく通っていたのだが・・・ある日又も休業の張り紙、前回の事があるので今度は「どうかな~」1週間、2週間未だ休業中、店の中は暗いまま・・その内張り紙もなくなって只の空き家風になって1か月、私達は週末になると何処か良いお店がないかと思い巡らせては矢張り依然に行ったお店へ行っては帰り道、閉店中のラーメンハウス21の前を通る度に溜息をついていたのだが、その間唯一気分良く日曜日の夕方のひと時を無難に過ごせたのが初めてのサイゼリアだったのです。

そう言えば私達夫婦が散歩中にラーメンハウス21の奥さんには閉店中のお店の前でお会いしたが、あの不愛想な奥さんが千葉西病院の帰りとかで「又倒れて仕舞って、今度はお店は当分、いえもうお店は開けない・・」沈鬱の面持ちで・・私達も只「お大事に・・」としか言えなかったが・・その内工事やさんが店を改造している様子、訊けば「店舗を改築して入り口は普通の作りに、車椅子生活のご主人の為に1階の店舗を住まいに改造して・・」

現在は欅大通りに面して、ひっそりと玄関は閉じているけれど、夜は灯りが付いててサイゼリアへ行く途中で「ラーメンハウスのお二人、どうしているかね~?」と案ずる二人です。今日はこれから相撲を見てからサイゼリアに行きます。外は一日台風の余波、雨です。台風のニュースでは九州地方の川が氾濫して大きな被害が出ているようですが・・

サイゼリヤの帰り道、元ラーメンハウス21