団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の53年108 忘れた結婚記念日

2018-05-22 21:18:42 | 夫婦

日曜日の同窓会を無事終り、帰宅後気になっていた事が一つ、先日私が幹事役のK君から同窓会の期日、場所の電話連絡を頼まれた友の一人N君が、当日出席OKの返事が有ったのに連絡も無く、来られなかったのです。

K君は当日私と席が離れていたので、「N君が見えないけど?」と言ったらしいのだが、耳の遠い私はK君の話が聞こえなかったのです。

当夜、K君に「帰宅してメモ見たらN君は私の担当で、当日出席の快諾を受けていたことになっていた、彼、今日の同窓会の事をコロッと忘れちゃったらしいよ・・」

K君は「今日はお疲れさんでした、そうですか、来年は来てくれるでしょう、又連絡お願いします」

几帳面なK君も納得してくれたようで、ホッと一安心の私です。来年は当日もう一度念押しするか?

さて昨日、月曜日の事です。

南柏のスーパーで私の好物、冷蔵むき身三陸ほやが割引価格、賞味期限が22日と有って買って帰る。

ほやなる物、妻が調理してはくれるが手が掛かって大変だと思っていたが、2年程前から産地で加工されて保存も効くし、調理も簡単(と言っても妻の手を煩わしているのだが)なので値段の安いの見つけては時々買って来てしまうのです。

「ほや安かったので買って来ちゃった、前のは一つ口に入れるとデカすぎて仕舞って・・・」

「それでも切って有るのよ・・・・今日は鰻よ・・・・結婚記念日だから・・・・」

「えっ?そうなんだ今日か・・・」

「カレンダーに書き込んで有るでしょう」「いや見て無い・・」「何も見て無いんだから、毎日カレンダー見てるでしょう」「いや見て無い・・」押し問答の後は・・沈黙が続きます・・気まずいな~

うな丼のウナギはとても可愛い?鰻の赤ちゃんみたい、「生協のウナギも年々小さくなって・・」とこぼす妻の為に、二人共元気でいれば来年も結婚記念日は必ず来る訳だから「今度は特大鰻を奮発するぞ!」・・・でも来年の事言って又確実に忘れそうな気がする私です。

毎年結婚記念日は必ずやって来る、妻は覚えているだけでなく、カレンダーに印が点いている・・ようだ。

忘れっポイ私が敵う訳はないが、結婚記念日だからと毎回、特別に何かして来なかったから仕方が無いのです。

そう言えば金婚式に二人で佐渡へドライブ旅行をしたのが唯一結婚記念日の記念行事とした位か・・

金婚式以来この日を何回迎えたのだろうか、次は何?婚式・・・

今後も国民学校同窓会の日だけは覚えて置こうと決心?する私なのですが、来年N君を誘う事が出来るか今から自信は有りません。

 

 

 

 

 

 


常盤平団地の53年107 国民学校の同窓会 

2018-05-20 20:26:15 | 日記

数年前までは2年ごとの同窓会でしたが、現在は毎年5月の第三日曜日昼間12時に決めています。

今年も5月20日日曜日新宿西口鳥良に83歳の男8人女4人合計12名の私達昔国民学校の名の元で6年間を過ごした旧友級友が集まります。

記念誌に有りますように私達の東京都新宿区立戸塚第三小学校は大正15年6月1日開校された時は豊多摩郡戸塚第三尋常小学校として発足されたとあります。

その中で私達は一年から6年まで国民学校の生徒として勉強をして参りました。小学校を経験していない唯一の国民学校生なのです。

  記念誌の1ページ目には昭和45年頃の校舎と校歌が載ってますが、どちらも変わりなく、以前は私達の同窓会も最後は校歌で〆たのですが・・♪「神田の流れ水清らかに富士は野末に真白くそびゆ・・・♪・・♪

小学校PTAの理事になったT君の話「戸三は今年創立90何年とか・・」

激動の昭和、平成を共に生きてきた友がそこにいました。

私達は戦争には行きませんでしたが、同日集まった殆どの学童が草津温泉へ集団疎開をさせられました。

今では草津温泉は観光地で「草津良いとこ一度はおいで・・」ですが10才足らず少年少女達の草津での疎開生活は負け戦が濃くなり始めて、食料事情がドンドン悪化の一途をたどり、栄養失調で倒れる児童も続出して、私も栄養失調で父が迎えにきて焼け野原の高田馬場(当時戸塚町)のバラックとへ連れ戻されたのです。

12人の同窓会は1000円前後のランチメニューの中から各々が勝手に注文して、皆でビールを中瓶3本ほど頼んだ後は、矢張り苦しかった疎開での話、薪を背中に、カボチャを、そして最後は何に使われたのか四角いレンガを男の子が4つも背負わされて「アレは辛かった・・」傍から「女の子は2つだった・・」「えっ女もレンガは運んだの?・・」でも大声で語る老人達の顔の明るい事・・・それはアッと言う間の2時間でしたし、又年寄りが70年も前の子供に若返った瞬間でもありましたよ。

夢中でお喋りした83歳の同窓会もお開きとなって来年も元気で集まろうと、夫々男女誰彼構わず握手して、さてランチの精算?・・・

これが大変、釣り銭なしでピタリ出す人は二三人、後は千円札二枚出して千円チョッとの勘定のお釣りを要求したり、中には無雑作に一万円札を黙って出す奴(男)もいて大混乱・・いっそ一万円次の同窓会に寄付?・・とんでも無い、年金生活でやっとやっとの人かも知れない?・・・

皆から集めたお金をレジへ纏めて出して釣り銭受けとったけど、釣り銭貰う希望者にも正確には返金されない始末・・・

どうも去年まで会計をやってたS君が昨年あの世へ逝ったのが原因のようだったが・・・

途中から女性の一人が計算に加わって来たから更にややこしくなったみたいです、女は幾つになっても細かいから・・でも同じ年の女性ですから感謝も尊敬もしている私です。

混乱も一段落したが最後まで皆の明るい笑顔が嬉しい限り・・お互い「何でだろう?」皆多少はボケてるからかも・・

結局、最後は男の誰かが端数を出してケリをつけて終戦・・然し終始笑いの絶えない良い同窓会、良い友達たちでした。

下の階へ席を移動して又一時楽しい時間を過ごして、名残惜しいがソロソロお別れの時刻、今度の会計は?・・・

 

 


常盤平団地の53年106地響きする運動会が懐かしい

2018-05-19 20:58:24 | 日記

朝から太鼓の音が賑やかです。

暫らく前から運動会の練習で太鼓の音はしてたようだが、今朝は一段と音が大きい・・

今日は団地隣の小学校の運動会なのです。

「土曜日の運動会か、賑やかだな~・・」「音バカリで応援の声は聞こえないでしょ、生徒が少ないのよ・・先生も今日運動会やって、ニチゲツと連休するんでしょう、きっと・・」

「昔は子供たちの応援合戦で家まで地響きがしてたのに・・」「そうだったかな~」

太鼓の音が何故か淋しく聞こえて来るのです。

今は学区が無くなって、子供達は希望する小学校へ行けるのだそうです。

少し離れた小学校の周りはマンションが沢山出来て、中国人の子供がとても多いそうです。

仲間意識と言う事か、矢張り同じ国の子供達が集まって来るらしくて・・

此の儘では数年先、「生徒数が少ないので多く集まるところへ吸収されるそうよ」

「エッ?それじゃ廃校か?後、学校如何なるの?・・」・・・解らん・・

私の出掛けた後、午後早々に運動会は終わったらしい、親も子供もお弁当が楽しみなのだから、来年からは午前中で終わり何て事にはならない筈です・・

又この階段通路でゲームをしてるこの子達に初夏の日差しは届きませんが親友は大事だよ・・明日は83歳、国民学校(戦時中の小学校)卒業生が新宿に集まります。今年は電話だけの呼びかけなので、何人集まるか、来られる人は皆元気な友だち達、83歳の彼女?も顔見せてくれるかな・・

団地内の日差しは真夏です。

 

 

 

 


常盤平団地の53年105 芝生の花達

2018-05-18 09:54:03 | 日記

今、樹々の新緑に包まれて初夏を迎えた常盤平団地ですが、もう一つの緑が芝生です。

集合住宅の棟と棟の間の一面は殆ど芝生なのです。

5月も今頃は芝生には名も知れぬ雑草の花達が咲いています。

尤も名前を知らないのは私だけかも知れませんが・・・

誰にも認めて貰えない小さな花達ですが、芝生内に人が余り入らない花達の楽園があるのです。

でも、間もなく夏前の芝生の刈りこみと言うのでしょうか・・一斉に始まると思います。

雑草ですから、幾ら可愛くても芝生諸共綺麗に刈り取られる運命なのです。

勿論刈られた後の芝生はサッパリして気持ちも良いのですが・・・去年も5月に芝刈りが行われていました。

でも今は元気一杯に雑草達も花を咲かせているのです。

  日差し豊かです

大通りの芝刈りが始まっています。

 

 

 

 


常盤平団地の53年104 無くし物忘れ物

2018-05-17 10:34:27 | 夫婦

散歩に出ようとしていた、

玄関を出て階段を降り表に出た私、何と無く右手で胸のポケットを抑える「アレッ?携帯が無い・・」

未だ出たばかりだし、直ぐ戻る、玄関で靴を脱ぎ6畳間のテーブルの上を携帯を探してウロウロ・・

妻が「如何したの?・・」

私「ウン・・携帯が・・・」

妻テーブルに目をやって・・次いで私の方へ目を「手に持ってるじゃない・・」妻に顔を向けられない私

確かに私の左手に携帯は握られていた・・・

一昨日の出来事、恥ずかしいのを通り越して、自分に腹が立つ、呆れかえった話だが、どうにか散歩を終えて我が家に帰って来た私です。

苔でもないみたいな小さな小さな植物、小さな花も咲いています。携帯とクローバーの葉と比較しようと写したのですが、ピンボケか葉っぱが小さすぎたか解らない?

夕方、今度はメガネのケースが見当たらない。メガネを掛けて狭い家の中を又ウロウロ・・

夕べまでは有ったか?

ケースを失くす事は屡々なので、現在は置く場所を決めてあるのでメガネケースを探す事はここ暫らくは無かったのに、

いつもの場所の周辺、上着のポケット、ズボンのポケット、車の中、持ち歩く鞄の中、何処にも無い

妻が又一緒になって探してくれるが、妻が見つけたら又汚名が私に・・これが私には煩わしい・・・

探すのを諦めた私・・最後に妻が「手には持って無いよね~・・」苦笑いの私である。

無くし物、忘れ物が頻繁に起こる今日此の頃であるが、何を忘れ、何を失くしたのかが分からなくなったら人生の終わりと覚悟している私、

きっとその時は妻に「あなたどなた?・・・・」

 

追記・夜寝しなに押し入れから布団を取り出す「ヨイショッ!」

敷き布団と共に畳の片隅にケースがポロリと落ちていた。

道理で昼間何処を探しても見当たらない訳だ・・

妻に、見られたこの瞬間の私「ヨカッタ・・」

妻呆れて「・・・・?」

メガネケースは又何時もの場所へ、今夜から布団を出す時、仕舞う時注意する仕事が増えたがボケる暇も無い私なのです・・・アッケラカンのアッハッハッハ・・