本年も残すところ、本日のみとなりましたね。
今年も私は、いろんなところを旅し、その土地のうどんを食べて来ました。
そこで今回の記事は、今年、私が食べたご当地うどん(讃岐うどん以外)を紹介させていただきます。
愛知県
きしめん 「宮きしめん神宮店」・「吉田きしめんエスカ店」
宮きしめん神宮店「宮きしめん」(本編の記事はこちらから)
鰹節が結構どっさりと載っていて、その下にほうれん草、うす揚げ、ナルトがありました。
出汁から頂きますと、鰹の風味がしっかりとしていて、そして醤油の香ばしさが口に広がります。
でも、醤油が少し強いかな。
麺はやわらかで優しい麺です。
どこかしら懐かしさのある感じでした。
↓↓うす揚げ
↓↓「宮」と書かれたナルト。
朝の木漏れ日の中で、樹木の香りと共にいただく「宮きしめん」は、
懐かしくて、あたたかくて、心をホッとさせていただきました。(^.^)
吉田きしめんエスカ店「ざるきしめん」(本編の記事はこちらから)
醤油ベースのつけ汁と、胡麻ダレの2種類で味わえます。
汁に付けずに麺をいただきました。
しっかりとしたコシがあり、弾力もよい麺です。
麺そのものの旨味がしっかりとしているので美味しいです。
つけ汁でいただきますと、さらに麺の味を引き立てて、とても美味しい!!(^^♪
上唇と下唇の間を、プルンプルンつるんつるんと心地よく麺が通って行きます。
次に胡麻ダレでいただきました。
私、胡麻ダレは好きな方なのですが、この胡麻ダレはダメでした。
酸味が強すぎて、刺々しく、胡麻の甘味が後ろに隠れていました。
胡麻ダレを作る際に、なにか配分を誤ったのではないのでしょうか?
かなり酸っぱかったです。
岐阜県
ころうどん 「信濃屋」・「手打うどんす奈は宝町店」
信濃屋「香露うどん」(本編の記事はこちらから)
一見、伊勢うどんのように見えます。
良い香りが漂う出汁から、まずは飲んでみました。
見た感じでは醤油が効いているように思えるのですが、そうではなく、
しっかりと鰹の風味がする美味しい出汁です。(^v^)
溜り醤油を使っている事もあり、伊勢うどんのタレに近い味がします。
ただ、伊勢うどんはタレですが、香露うどんは出汁です。
その為、さっぱりとした味に仕上がっています。
最後まで美味しく飲み干すことの出来る出汁です。
麺は1時間ほどかけて茹でられています。
コシはありませんが、モチモチとして、口の中でとろけるような食感が、
案外とクセになりそうです。
伊勢うどんの麺に近い感じです。
ただ、タレではなく、出汁で味わう分、香露うどんの方が麺そのものの旨味を堪能出来ます。
これこそが香露うどんなんですね。(^^♪
手打うどんす奈は宝町店「天ころ」(本編の記事はこちらから)
さっそく食べてみますと・・・・、
う~ん・・・なんて言えば良いのか・・・。
麺も天ぷらも、出来立てのものではなく、少し時間が経っているような・・・。
この日だけかもしれませんが、あまり状態の良いものではありませんでした・・・。
信濃屋さんの「香露うどん」は、伊勢うどんに近い麺を提供されていましたが、
こちらの麺は伊勢うどんほどの柔らかさはありません。
大阪うどんや、福岡のうどんに近い感じです。
出汁は甘めのぶっかけ出汁でした。
群馬県
水沢うどん 「元祖田丸屋」
ひもかわうどん 「藤屋本店」
元祖田丸屋「もりうどん(二色つゆ)」(本編の記事はこちらから)
麺がとても艶やかで美味しそうです。(^^♪
麺をそのまま食べてみました。
小麦の風味は弱いものの、グミ感が抜群で、歯応えの良い麺です。
醤油つゆに浸けて食べてみました。
鰹と昆布などを使った出汁は、醤油の風味が程よく前に出ています。
その出汁を、麺に絡ませて頂くと、とても美味しいですね。
麺の旨味を引き立てる出汁です。
次に胡麻つゆで頂きます。
この胡麻つゆ、とても美味しいです。(^^♪
胡麻の深いコクと香りがとても良い。
この味、大好きです。
生まれて初めて食べた水沢うどん、とても満足させていただきました。(^_^)v
藤屋本店「カレーセイロひも川」(本編の記事はこちらから)
カレーの量が多い。(^v^)
平たい麺が艶々して美味しそう!!(^^♪
麺を少し持ち上げてみると、んんん?
これ、結構長いのでは?
そこで持ち上げられるところまで麺リフトしてみました。
やはり長い!!座ったままでは測れない。
1本の長さが40cm以上ありそうです。
幅は6cmほど。(^v^)
まずはそのまま麺をいただきました。
この麺、とても美味しい!!\(^o^)/
小麦の味、麺の旨味が濃厚で、そのまま食べても美味しいです。
群馬県も小麦の産地として有名です。
その地元でとれた小麦粉と水を、このお店では使われています。
次にカレーに浸けて食べてみました。
出汁の風味と、深いコクのあるカレースープです。
口に入れるとまろやかな甘味を感じ、次第に辛さで口の中が刺激されます。
麺の食感と合わさり、とても美味しい!!!(^^♪
次は通常のつけ汁に浸けて食べてみました。
カレーとは違い、こちらの汁の方が麺の味を引き立てます。
鰹と昆布などの風味がする汁は、深い味わいで美味しいです。
それにしても、ひもかわうどんは麺の食感がたまらなく良い。
プリプリでプルンプルンした感じ、クセになりそうです。(^^♪
「カレーセイロひも川」大変美味しかったです。(^_^)v
栃木県
耳うどん 「手打そば処野村屋本店」
手打そば処野村屋本店「耳うどん」(本編の記事はこちらから)
「耳うどん」の具は、おせち料理の残り物が使われていたという事らしいです。
伊達巻、カニ蒲、鶏肉などが入っています。(本来なら椎茸もあります)
まずは出汁からいただきますと・・・、
醤油ベースの出汁で、鰹・昆布・椎茸、そして柚子の風味が口の中に広がる出汁です。
これはうどんの出汁というよりも、お雑煮の出汁です。
そして麺ですが、耳のような形になっています。
食べてみますと、小麦の風味と言うよりも、粉の味そのもの・・・。
中力粉に水を加えて丸め、団子にして食べているような・・・。
旨味を感じられないというか・・・。
ただ、なんとなく歴史を感じました。
うどんがまだ「餫飩(うんとん)」と呼ばれていた時代の麺が、
この「耳うどん」の麺に近かったのではないかと・・・。
だから「耳うどん」は、ある意味、うどんの原点のような気がします。
埼玉県
加須うどん 「新川うどん店」
新川うどん店「もりうどん」(本編の記事はこちらから)
うどんには、色を装う為にインゲンが載せられています。
麺量が意外と多い事に、少し驚きました。
まずは麺をそのまま頂きます。
伸びは少ないものの、しっかりとしたコシに弾力感がとても良い麺です。
小麦の甘い風味が口の中に広がり、予想以上に美味しい!(^^♪
つけ汁は鰹風味で少し甘めのタイプ。
ただ、味に深みがあり、とても美味しくて、麺にもぴったりと合うつけ汁です。
「そこそこお腹を満たしていた」と先ほど書きましたが、
あまりの美味しさで、私も同僚Sさんも、あっさりと食べ尽くしました。(^^ゞ
ほんと美味しかった。
「加須うどん」恐るべしです。(^.^)
大阪府
きつねうどん 「うさみ亭マツバヤ」
かすうどん 「加寿屋藤井寺本店」
うさみ亭マツバヤ「きつねうどん」(本編の記事はこちらから)
注文した「きつねうどん」が運ばれて来ました。
現在、仕入先は一部変わってはいますが、創業当時と同じ食材を使い、味を継承されているそうです。
↓↓老舗とは思えない、可愛らしい丼です。(●´ω`●)
出汁から早速いただきました。
鰹節、宗田節、鯖節、昆布などを使った出汁は、節の風味がとても上品で、
そしてすごく味がまとまっています。
雑味が一切感じとれず、深味のある出汁です。
後口も非常に良く、感動的な美味しさでした。(^^♪
揚げは肉厚で、味がしっかりとしみていて、噛めばジュワ~と甘味が口の中に広がります。
油臭くもなく、とても美味しいです。(^-^)
麺はつやつやのもち肌で、程よい強さのあるコシです。
旨味を存分に楽しめて、とても美味しい麺でした。(´▽`)
加寿屋藤井寺本店「かすうどん」(本編の記事はこちらから)
まずは出汁からいただきますと、
とても美味しい!!
ほのかに柑橘類の風味があるのと、油かすの旨味も出汁に溶け込んでいて美味しい!!
油かすに合うのはこの出汁しかないなと思ってしまうほど、美味しかった。(´▽`)
油かすも臭味が一切なく、カリッとして甘味もあり、そして旨味たっぷりでとても美味しい!!
かつおのおにぎりではなく、白ごはんにして、油かすと一緒に食べれば良かったと後悔・・・。(^^ゞ
麺も悪くない。
モチモチ感とシコシコ感が絶妙なバランスで、この食感、クセになりそうです。(^^♪
加寿屋さんの「かすうどん」、思っていた以上に美味しかった。
「かすうどん」にハマってしまいそうです。(^ω^)
茨城県
西山うどん 「元祖西山うどんいづみや南町店」
元祖西山うどんいづみや南町店「ざるうどん」(後日、記事をアップします)
麺は、茨城県のご当地うどん、西山うどんです。
とても太くて、コシの強い麺です。
しっかりと麺の旨味が堪能出来て、甘めのつけ汁との相性もよく、思いのほか美味しかった!(^○^)
岩手県
盛岡じゃじゃ麺 「白龍(パイロン)」
白龍(パイロン)「じゃじゃ麺」(後日、記事をアップします)
麺は平打ちのうどんで、お味噌がドカッと載っています。
色々と味変が出来るのですが、場合によっては美味しく、場合によってはそうでもない味になります。
秋田県
稲庭うどん 「七代佐藤養助秋田店」・「寛文五年堂秋田店」
七代佐藤養助秋田店「二味せいろ」(後日、記事をアップします)
人生初の稲庭うどんを頂きました。
麺が細いので、そーめんのような感じもしますが、コシがしっかりとしているあたりはやはりうどんです。
しかも、美味しいです!(^○^)
寛文五年堂秋田店「乾麺・生麺味比べ」(後日、記事をアップします)
乾麺の温かいうどんと、生麺の冷たいうどんの食べ比べをしました。
稲庭うどんは大抵が乾麺。
生麺を提供しているお店は少ないです。...
生麺は小麦の味がしっかり感じられます。
美味しかった。(^○^)
山形県
麦切り 「麺処鵬匠」
麺処鵬匠「麦切りとラーメンの盛合せ」(後日、記事をアップします)
麦切りとラーメンの盛合せを頂きました。
オプションで鴨だれも追加。
鴨だれは唐辛子でピリッとした辛さで、ラーメンにピッタリ!!
麦切りは醤油だれで頂きました。
ボリュームもあり、とても美味しかったです!(^○^)
宮城県
白石温麺(うーめん) 「元祖白石うーめんなかじま駅前店」
元祖白石うーめんなかじま駅前店「もりうーめん」(後日、記事をアップします)
もりうーめんとエビ天丼を頂きました。
うーめん(温麺)については、宮城県のご当地うどんとして紹介されているブログやイベントがありますが、
はっきり言いましょう、この麺はソーメンです。
少し短めのソーメンです。
うどんの仲間にしてはダメですね。...
今後、私のブログではソーメンとして紹介する事にします。(^ ^)
以上が今年私の食べたご当地うどんです。
また来年も、色々な場所を訪ね、その土地の名物うどんを食べ歩きたいと思います。
本年も当ブログをご愛読して頂き、誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
読者の皆様にとって、来年も良い年になるよう、
心よりお祈り申し上げます。m(__)m
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