JR大和路線八尾駅から柏原駅へ。
JR柏原駅から近鉄道明寺線に乗り換えて道明寺駅へ。
近鉄南大阪線道明寺駅から古市駅へ。
古市駅から近鉄吉野線に乗り換えて坊城駅へ。
乗り換えばかりで大層な感じですが、八尾から坊城駅までは1時間足らずです。
大阪府八尾市から奈良県に入るのは、大阪の難波へ出るのとそんなに変わりません。
だけど、ついつい目を向けてしまうのは大阪の市街地ばかり・・・。
これではいけない!と思い、奈良県を楽しもう!!そう決意しました。(^^)
そこで色々とリサーチしたところ、このコースなら絶対に楽しいはず!
うどん好きな私にとっても最高なコースだと確信しました。(^_^)v
そこでまず最初に向かったのが近鉄坊城駅。
この駅の近くには、
奈良県民なら知らない人はいないであろう「だんご庄坊城本店」さんがあります。
奈良県どころか、その名は全国区で知れ渡っています。
お店に到着したのは午前8時を少しまわったところ、開店時間は8時30分の為、
まだ行列は出来ていませんでした。
こちらのお店、開店前はいつも行列ができるそうです。
しばらくお店の前で待っていると、数人の方がお店を出入りしているのを目撃。
お店から出てくる人の手にはショッピング袋が・・・。
もしやと思いお店に入ってみると、なんと!営業されていました。
↓↓ご覧の通り暖簾は店内に掲げられたままです。
お店に入るやいなや「何本ですか?」とスタッフから。
すでに本数は決めていたので「10本でお願いします」と即答。
こちらのお店は「おだんご」のみを販売されています。
串に刺さっているおだんごは、1本80円(税込)です。
店内には休憩出来るスペースがあり、そちらで出来たてのおだんごを頂く事も出来ます。
創業が明治11年の老舗店。
140年以上も製法を変えず、現在も手作業で丁寧におだんごを作られています。
私はおだんごを受取ると、休憩スペースで頂く事にしました。
やはり出来たての物を食べておきたいですからね。(^O^)
本来であれば、こちらでおだんごを頂く時はお茶を出してくれるのですが、
開店前という事もあり、お茶の提供はありませんでした。
さっそく箱の中を開けてみます。
きな粉の香りが鼻を抜けて行きます。
おだんご1本を手にして食べてみますと、
きな粉の香りが口の中でも広がります。
特製の蜜がしっかりとだんごに馴染んでいて笑顔になる甘さ。
食感はモチっとした感じではなく、ひとくちサイズのおはぎを食べているような・・・、
お米の粒を感じるフワッとした食感・・・これはクセになる。(^^♪
あまりに美味しくて、このまま一気に10本を食べたいところですが、
2本だけ食べ、あとはグッと堪えておだんご8本を残しておきました。
お店を出て、坊城駅に戻ります。
近鉄吉野線坊城駅から、たった5分ほど電車に揺られて橿原神宮前駅へ。
この駅から歩くこと8分。
ある意味、ここから日本の歴史が始まった日本誕生の地「橿原神宮」へ到着。
橿原神宮には初代天皇である神武天皇が祀られています。
パワースポットとしても知られる橿原神宮、鳥居を抜けると空気が変わった気がしました。
南神門を抜けると、畝傍山を背景に壮観な眺めが目の前に広がります。
外拝殿の大きな絵馬が印象的でした。
あと、こちらの境内には、普段あまりお目にかかる事の無いさざれ石の巖があります。
さざれ石については↓↓こちらで説明されていました。
外拝殿から内拝殿に向かい、私は手を合わせました。
本殿は内拝殿の向こうにあります。
参拝を終えた後、深田池へ。
深田池ですが、元は農業用の溜池で、現在は橿原神宮の文化遺産となっています。
奈良県有数の野鳥を観察できることから、野鳥スポットとしても有名だそうです。
古い歴史を持つ池で、飛鳥時代、推古女帝が造った畝傍池だったのではとされています。
万葉びとも眺めたであろう、この池の景色を眺めながら、だんご庄のおだんごを食べる。
それが今回のミッションのひとつです。
さあ!奈良県を楽しもう!!\(^o^)/
ひと休み出来る良い場所も見つけました。
思いっきり深呼吸して、良い空気をまずは心体に取り入れます。
そしておだんご・・・、この開放感の中で頂くおだんごは格別でした!(^^♪
おだんごを頂いている時、やさしい風が吹いていました。
夏の暑さも感じず、只々、心地よい空間の中で、おだんごを心ゆくまで堪能しました。
さあ!朝食代わりにおだんごを食べたので、次は昼食です。
と言っても時計を見ると9時20分・・・昼食には早い・・・。
そう思っていたところ、これから向かう「情熱うどん荒木伝次郎」さんのSNSを見ると、
↓↓このような投稿が。
通常は11時に営業を開始されるのですが、嬉しい事に30分早めで開店するかも知れない!
すぐに駅へ向かいました。
近鉄吉野線橿原神宮前駅から浮孔駅へ向かいました。
荒木伝次郎さんの最寄り駅である浮孔駅に到着したのは10時2分。
この駅からお店までは徒歩で10分ほど、10時30分の開店には十分な時間です。(^_^)v
実は荒木伝次郎さんを訪ねるのは、
「第4回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所うどん巡礼」以来で11年振りになります。
2020年に奈良県磯城群田原本町から現在の場所へ移転されていますので、
移転されてからは初訪問となります。
こちらのお店は行列の出来るお店としても有名です。
行列が出来すぎて、移転後は整理券を発行されるようになりました。
お店に到着すると、私以外にお客さんはいない様子でした。
1番は確定だな、そう思いながら整理券を受け取りに行きます。
まだ営業はされていませんでしたが、店内に入ることは出来ます。
扉を開けたすぐの所にタッチパネル式の発券機が置かれていますので、
そこで整理券を受け取ります。
1番だと思っていたのですが・・・。
なんと!私は2番でした。(^_^;)
1番の人は何時から来ていたんでしょうね?(^^)
まあ、このお店で2番の整理券をGETするのも、なかなか無いことだと思います。
レシートのQRコードをLINEアプリで読み取ります。
順番が来れば、LINEで知らせてくれます。
LINEをされていない方は、その事をスタッフに伝えれば電話で呼び出してくれるそうです。
程なくして10時30分。
通常より30分早めの営業が開始されました。
2番なので、もちろんお店にはすぐに入る事が出来ました。(^_^)v
やはり人気店ですね、お昼には早い時間なのに、次々にお客さんが来店されます。
早速メニューを拝見。
私が今回注文したのは人気メニューのひとつ「ちく玉天ぶっかけ(冷)」です。
あと、忘れてはいけないのが「唐揚げ」。
こちらのお店の店主は、日本唐揚協会公認のカラアゲニストです。
唐揚げ専門店レベルの、クオリティーの高い唐揚げを頂く事が出来ます。
私はトッピング用の唐揚げも注文しました。
しばらく待って運ばれてきたのが↓↓こちら。
トッピング用の唐揚げ3個は別盛になっています。
しかし・・・ボリューム感あるなぁ・・・。
見ているだけで笑顔になります。(^^♪
まずは麺から頂きます。
「情熱うどん讃州」さんのDNAを継ぐ麺、さすがですね。
しっかりしたコシに、噛んだ時の跳ね返りがたまりません!
とても良い麺です!(^^♪
麺が太めなので、少し濃い目のぶっかけ出汁とも良く合っています。
とても美味しい!!(^O^)
弾力感の良いちくわ天は衣もサクッとしていて美味しいですね!
素材の味もしっかりとしています。(^_^)v
半熟玉子天は割って、黄身を麺に絡めていただきました。
黄身、出汁、麺が三位一体となって、とても美味しかったです。(^^)
そして「唐揚げ」。
まずは唐揚げ1個をそのまま口にします。
上の画像では伝わりにくいですが、ひと口では食べ切れない大きさです。
クリスピーな食感に、ギュッと旨味が凝縮された唐揚げです。
噛んだ瞬間に肉汁が溢れ出し、素晴らしく美味しいです!!(^^♪
うどん屋さんで提供される唐揚げとしては群を抜いた美味しさです!
残りの2個はうどんに載せていただきました。
この唐揚げはぶっかけ出汁とも合う!旨い!!(^_^)v
お腹に余裕があれば、白ご飯と一緒に食べたかったなぁ・・・。
この時点でお腹はほぼ満腹状態になっていたので残念!(>ω<)
心残りなので、次回再訪した際は、唐揚げと白ご飯を一緒に楽しもうと心に決めました。
荒木伝次郎さんの「ちく玉天ぶっかけ(冷)」と「唐揚げ」、
大変満足させて頂きました!(^O^)
そして「だんご庄坊城本店」→「橿原神宮」→「情熱うどん荒木伝次郎」のコースですが、
とても気に入りました。
またこのコースで、あるいはプラスαで、奈良県橿原市をいつか楽しみたいと思います。
そうそう、帰りがけレジで会計を済ませている時に、麺の切れ端を戴きました。
こちらの麺、釜玉うどんとして自宅で美味しく頂きました。(^^♪
それと・・・、後で知ったことなんですが、荒木伝次郎さんの大将と、
だんご庄坊城本店さんの大将と女将さん、実は同級生で仲良しだそうです。
偶然とは言え驚きました。(^O^)
情熱うどん荒木伝次郎
〒636-0246 奈良県橿原市新堂町146−1 ヤングプラザ1 階南
だんご庄坊城本店
〒634-0835 奈良県橿原市東坊城町860
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