東京都の東村山市へ訪ねたいと思ったのは2年前のこと。
東京都西部、埼玉県西部に伝わるうどん、武蔵野うどんを食べてみたかった事と、
その武蔵野うどんに囲まれながら、讃岐うどんで営業されているお店に行ってみたかったのです。
2年越しの思いを叶えるべく、今回、私が目指したお店は「野口製麺所」さんです。
野口さんは、この東村山市で讃岐うどんを提供されているお店なのです。
実は野口さんへ訪ねる前に、讃岐うどんのお店1軒と、武蔵野うどんのお店を2軒訪ねています。
その内の1軒「手打うどん きくや」さんでうどんを頂いたあとに、徒歩で野口さんへ向かったのです。
きくやさんから野口さんまでは2キロほどの距離です。
うどんを3杯食べたあとなので、ちょうど良い運動になります。(^-^)
道中では、田園風景も広がっており、その風景が心にくつろぎを与えてくれます。
食べ歩きの楽しさは、こういう風景の中にもあるのです
私は常々うどん屋さんは、町や村などの風景にとけ込んで、はじめて成立されるものと思っています。
地元の人達の楽しそうな声が、お店のいたる所に沁みついているような、そんなうどん屋さんが好きです。
今回訪ねた野口製麺所ですが・・・、地元の風景にピタリと溶け込んでいました。(^ω^)
地元の風景に溶け込みながら、香川県でも存在しそうなお店の雰囲気を醸し出しています。
この雰囲気、いいなぁ~・・・(^^♪
さっそく店内へ。
木の温もりと、手作り感のある店内です。
私が訪ねた時は、店主のお知り合いが来店されていて、賑やかでした。
それがとてもアットホームな感じがして良かったです。(^-^)
メニューは↓↓こちら。
いろいろと目移りしましたが、私は「かけうどん」とかしわ天を注文しました。
しばらく待って「かけうどん」が運ばれて来ました。
花型のにんじん、わかめ、水菜がトッピングされていて、うどんを彩っています。
ネギと生姜は別盛されていました。
出汁からいただきますと、最初に昆布の風味がふわぁ~として、
そのあとに、水菜の濃い甘味を感じました。
これまでに、あまり味わったことの無い味でした。
そして麺・・・。
この麺が素晴らしく良い!!
グミ感や喉越しが最高に良い!!(^^♪
かしわ天はしっかりと味付けがされていて、塩などを付けなくても、そのまま食べる事が出来ます。
ごはんに乗せて食べると、きっと最高でしょうね。
ジューシィで美味しかったです。(^-^)
麺の素晴らしさに感動しながら、上着を着て、席を立とうとした時、
私の目に↓↓このようなうどんが飛び込んで来ました。
「卵しょうゆうどん」です。
店主の間野大将が「放浪さんですよね?」と声をかけて下さいました。
そして、お店で一押しのメニューという事で、この「卵しょうゆうどん」を出して下さったのです。
間野大将とはFACEBOOKでのお知り合いで、実際にお会いしのたはこれが初めてです。
帰りがけに、私の方から声を掛けようと思ったのですが、先に気づかれてしまいました。(^^ゞ
ご厚意に甘え、こちらの「卵しょうゆうどん」をいただきました。
このメニュー、関西でも「冷玉うどん」として提供されているお店がありますね。
麺が冷たいので、釜玉のように麺と卵を混ぜ合わせるのではなく、
麺を卵にくぐらせるようにして頂くのが良いと思います。
もちろん、醤油をかけて食べた方が味がしまって、より美味しくなります。
食べてみますと、濃厚な卵の味と、麺の旨味が合わさって、とても美味しい!!(´▽`)
何よりも素晴らしいのが、麺の食感です!!
「かけうどん」を食べた時にも、その素晴らしさは理解出来ましたが、冷たい麺ですと、
もう感動してしまいます!!(´▽`*)
グミ感がとても良い!!
噛んだ時のバウンド感が最高です!!(^_^)v
このバウンド感は、他ではそうそう味わえないと思います。
とても満足させていただきました。(^^♪
支払いの時、大将と少しお話しさせていただきましたが、殆どうどんについての話ではなく、
お互いの、共通の趣味で話が盛り上がりました。(笑)
ほんと、良いお店でした。
今年、また訪ねることが出来れば良いなと思っています。(^-^)
↑↑お店の向かい側の風景です。
↓↓無人の販売所がありました。
東京都でありながら、とてもゆったりとした時間が流れる場所です。
今度訪ねる時は、この土地に流れるゆったりとした風に、身を任せてみたいです。
野口製麺所
ジャンル:うどん
アクセス:西武国分寺線東村山駅西口 徒歩12分
住所:〒189-0022 東京都東村山市野口町4-46-1(地図)
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情報掲載日:2018年11月18日
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