この日は元同僚と大阪メトロ御堂筋線江坂駅で待ち合わせ。
元同僚に是非食べてもらいたいなぁ・・・と思ううどんがあったからです。
駅からは徒歩5分。
訪ねたお店は大阪府吹田市の「朝練りうどん 讃岐にし川」さん。
昨年12月に開業されています。
店主は香川県出身者で4年ほど前まではサラリーマンをされていたそうです。
脱サラ後、うどん屋さんを開業すべく努力されたようです。
こちらのお店では「朝練りうどん」を看板に掲げていますね。
「宵練り」「朝練り」という言葉はうどん屋さんを巡っていると良く耳にします。
簡単に説明しますと、
宵練りうどんは前日に仕込んだ麺を、一晩熟成させた上で麺打ちするうどんの事です。
朝練りうどんは当日の朝に仕込んだ麺を、熟成時間を取らずに、又は短時間の熟成で、
その日のうちに麺打ちするうどんの事です。
もちろん食感や香りに違いはありますけど、どちらの製法が良いとか悪いとかはありません。
丹精込めて打たれた麺なら、どちらの製法でも美味しく頂けます。
私達がお店に到着したのは午前11時の開店直後。
4人掛けのテーブル席に座らせていただきました。
早速メニューを拝見。
とはいえ、すでに注文するメニューは「ソーキうどん」と決めていました。
↓↓メニュー。
元同僚も「ソーキうどん」を注文。
ただし、私は麺大盛(@150)でお願いしました。
実はこの時、元同僚が「ソーキうどん」を選択してくれた事にホッとしていました。
沖縄県出身の元同僚が、このお店の「ソーキうどん」を食べてどう思うのか?
私には興味津々です。(・∀・)
元同僚は以前、大阪のとある有名沖縄料理店で食べた事があるそうで、
そこで食べた料理に対し「全然美味しくなかった!」と私に話していました。
いや、話すというよりも憤慨していました。(^^;;
そんな彼だから、実直な感想を今回も述べてくれるだろうと期待。
しばらく待って「ソーキうどん(大盛)」が運ばれて来ました。
うどんにはソーキ(豚バラ軟骨スペアリブ)、錦糸卵、貝割れ、ネギ、白生姜、
蒲鉾がトッピングされています。
まずは出汁をひとくち・・・。
いりこベースの出汁なんですが、いりこが前面に出ている感じではありません。
豚肉の旨味や甘味が程よく溶け込んでいて、
むしろ「ソーキそば」に近い出汁となっています。
とても美味しい!!♪( ´▽`)
後味がさっぱりとしているのも良い!(^_^)v
麺はモチモチ感と喉越しが良い麺です
細い麺なので出汁をよく絡めて口まで運んでくれます。
大盛りにして正解だったと思いました。(^○^)
そしてソーキですが、香味野菜と泡盛で下茹でされていて、
黒糖、醤油、泡盛などで軟らかくなるまで煮込んでいるそうです。
食べてみますと、軟骨はゼラチン化してコラーゲンたっぷり!
お肉もとろとろで、文句なしに旨い!!♪( ´▽`)
白生姜も良いアクセントになっています。
沖縄のソーキそばと、讃岐うどんが見事にハマっています!
完成度の高い「ソーキうどん」です。(^_^)
で、元同僚の方を見てみると・・・実に美味しそうに食べていました。(^_^)v
私が「味はどう?」と訊くと、「うん、美味しい!」と、嘘偽りのない実直な感想です。
にし川さんの「ソーキうどん」、大変満足させていただきました!(^_^)v
沖縄県出身者も認める味です。
読者の皆様にも是非味わってほしいと思います。(^ ^)
ちなみにこちらで「ソーキうどん」を提供されている理由ですが、
こちらの店主、年に2、3回、沖縄でスキューバーダイビングに通っていた時期があり、
その時に食べた沖縄料理の中で、ソーキそばがお気に入りだったそうです。
お気に入りのソーキそばを讃岐うどんで食べてみたいという所から、
「ソーキうどん」が誕生したそうですよ。
ただ、相当研究されたんだろうなと、そう思いました。
朝練りうどん 讃岐にし川
〒564-0052 大阪府吹田市広芝町11−5 GSハイム 1F 第一江坂
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