HIROの のはらうた

2012/7/31からブログを始めました。

20/9/7 「雨降る森の犬」馳星周

2020-09-07 | 本・映画・能楽・美術館など
「少年と犬」を予約したら286/328、いつになったら読めるのか。
同じ作家さんのこの作品はすぐに借りれた。

本気で蓼科へ移住しようかと思ったことがあった。
立科、女神湖、まだ登ったことがない蓼科山、山々、犬のワンテル、食べてみたくなるパンや料理、、


今を一生懸命生きればいいのだ。過去に囚われず、未来を忘れず。

登りできついのは心肺だ。逆に下りは筋肉を酷使する。

今、目にしている景色は素晴らしいと思う。自分の足で苦労して登ってきた者にだけ与えられるご褒美だ。

ワンテルは軽やかに駆けながら笑っていた。

なんだかさ、雨の音がワンテルの足音みたいに聞こえるんだよ。

おまえのいくところならどこにでもついていくさ。肉体から自由になって、どこへでも行けるんだ。あいつは今や、スーパードッグだぞ。

ワンテルが旅立つ描写は、ビーが旅立った夜と重なり、辛くなった。
蓼科山にも登ってみたい。。