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昨年買って読んだ本ですが、もう一度読もうと思いました。何度読んでもおもしろいというか、一回で理解した気になっても「わかっていない」ので、毎回発見があるというのが真相か...。
とにかく、よくわかっている人の話というのはおもしろいのだ、この点につきるのかなと思います。もちろん語り口がよくなければおもしろく読めないのではありますが、本質的に理解している人は、わかりやすく語ることができるのでありますなぁ。
シュレディンガーは「猫」の話しか知らなかった私ですが、あれは彼の本当に語りたかった話ではなく、ついでにでてきた話だったんだな、とか、まぁいろいろおもしろいんです。
やっぱり興味をもったら自分でなんでも理解してやろうという気概を持ちつづけたいものだ、と、本書の内容とは直接関係なく、改めて思ったのでした。