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新しい息吹を感じさせる独自の世界を持つピアニスト、ピアノトリオの話を、Helge lien Trio の時にしましたが、そういう若手がまだいました。ロシアのエフゲニー・レベデフ。1984年生まれですから、まだとても若い。←このリンク先にあるサイトに本人の写真がありますが、若い。
エストニアのトヌー・ナイソーの事を書いてて思い出しました(笑)
このアルバムは昨年のもの。ここ半年結構聞き込んじゃいました。
この人も独自のオリジナリティーを持っています。
ロシアのジャズというとなにか前衛的で、軟弱ジャズファンのわたくしとしては、「なんだかすごいらしいんですが、それでも誠にあいすみませんがわたくしにはよくわかりません」というのが多かったのですが、このエフゲニー・レベデフは独自の世界を持ちつつ決して難解ではありません。むしろ分かり易く、美しい。そして奥深さを持っている。このアルバムについていえば楽曲もいい。カバーもオリジナルよりもいいかも、と思わせる。
ぱにぽん結構手放しでべた褒め。実際のところかなりいいです。ピアノ・トリオになじみのあまりない方にもお勧めできます。とにかく質が高い。ロシア、やはり芸術については侮れません。エフゲニー・レベデフのピアノか、ロパートキナの白鳥か、ボリショイのサーカスか、って言うぐらいです。(ぱにぽん談)
最近新譜を出しましたが、まだ聴いてません.....。
これがなんなのか調べてませんが、このジャケットもインパクトあります。