初のミドルと張り切って挑んだレースでした。。。
ここのところ心身ともにあまり調子がよくなかったのですが、仲間も一緒なことで
何とか楽しいレースモードに持って行った

のですが。。。
困惑したトライアスロンでした
というのも初っ端のスイムがとにかく良く分からなかった
Atype(ミドル/Swim2km,Bike62.7km,Run20km)スタート8:00のスタート時刻は
潮の流れが速いとのことでしたが、、、ホントに一向に進まず、波もあって、
わかりずらい折り返しであったことから・・・・海上で迷子に
初心者のくせに勇気を出して、最前列からスタートし、男性の勢いに負けないよう
必死で泳ぎ、最初のマークを回るまでにインコースに入ることが出来たのでした

だって、前日にしっかりコースを試泳したんですもの。
長~い直線コースも何となくその距離感覚を把握したつもりでしたが・・・



一向に折り返しに到達しないのです

自分がどうにかなってしまったのかと思いましたが、コース部位のロープを必死で
ボートから引っ張っているようで部位まで動いている??
そして周りも進んでいないようなのです。
やばい・・・パワーのない私の泳ぎでは一向にこの場でスイム状態だ

必死でした。。。いつもならヘッドアップするたびに折り返しマークが近づくのに
その距離変わらず

やっとの思いで最初の折り返し△を回ろうとすると、
あまりの潮の流れに部位にみんながしがみついています。
まるでタイタニック号の沈船で生き残ろうとする人たちの様で怖いよ~

だってみんな我こそは・・・と言う感じで人を押しのけてるんですもの
部位の下敷きになったら、何だか生きて帰れなさそうです

大げさ?
何とか小回り利く小柄体系を活かして隙間に図々しく入り込み部位を回ったのでした。
ほーーーっ



進行方向が逆になったので、今度はスイスイ進むかと思いきや、泳ぐうちに2つ目の
部位が分からなくなり、またも、あれ



そして見回すと、まわりも漂流チーム

みんなボートのスタッフにコースを確かめるものの、はっきり指示がなく放浪状態です。
お陰で同じところを往復してしまった

なんてロスタイム
前日にほとんど一周を試泳したのに一体何なんだ!と怒る気持ちと
疲れたよう~とレース気合いも失せてくる。。。

そうだこんな時は
校長先生が言っていた
「慌てず、しっかり方向を確認すること」を思い出し、泳ぐのを止めて周りを
見まわしても・・・はて?

もう、みんなも間違ってそうだし誰についていっても間違えてそうだ。。。と
判断した私はThis wayyyyyyy



たとえ失格になってもいい!
もうこれ以上海にいてもしかたあるまい。バイクに行こうと決め、勝手にゴールへ向けて
ダッシュ
スイムアップして時計を見たら9時20分すぎ(2km泳ぐのに1時間20分

)
ここでこのレースへの諦めモード全開

しかし、レースというのは何が起こるか分からない。。そして、戦闘バイクに変身した
MyBike


も待ってるし、、、と気力維持

に頑張る

カーボンホイールに変身したMyBike

@ バイクトラジション
んっ?!なんでこんなにバイクが残ってるのかな???みんなまだ海の中?
やっぱり、何かオカシイ、、、でも、よく分からないままバイクスタート
バイクの周回を始めるとKさんの奥様が熱い中「頑張って~」と声を掛けてくれ、
やる気UP

でも、スイムで目が回ったのか何なのか3週目あたりからまたも、熱中症?ぎみに

更には、乗りながら2回も吐いてしまった
だって、このエリア前日のコース下見の時もそうだったけど、牛くさい

(泣)
染みつきそうな家畜臭さにノックアウトです(大泣)
今回始めて2本用意したドリンクがあっという間になくなり、しまいによろけて落車
膝から血を流しながらトラジションへ戻ります。
ランに向かおうとするとHさんを見かけ、案外自分はまだ挽回の効くあたりにいるの
かしら?と、相変わらず、はて?

の状態
そして見覚えのある黄色いウェア・・・おっと、Btype(1h後スタートのOlympic)の
スージーを発見!

一緒に走ろうとしたのだけど、スタート直後にWCへ・・・そして、また×いた

スージーは彼方へ
走り始めようとすると胃がむかつく、めまいがする、足も重い。。。でも何とか歩ける。
だから、歩いて完走したっていいじゃない。。。と自分に言い聞かせ、開き直ったつもり
沿道の人がフラフラ歩く私に「頑張れっ!」、
「頑張れって言われても分かってますよね~」と声を掛けてくれるけれど、
作り笑顔&軽く頷くことしかできない

ずっときれいな海岸沿いのランコースは本来であれば爽快に走りたい・・・



右端のホテルが折り返し地点のUpdownのあるオーシャンビューコース
やっとの思いで2つ目のエイドステーションに辿り着き、おかしな位に水を飲み、
そのまま???紙コップと一緒に道路に倒れてました
担架で運ばれる中、「救護?」「救急車」「救護?」「救急車?」の声が遠くに聞こえ
、、、、


、、、気が付いたら救護テントの中で点滴を打たれていました
ものすごく深い眠りに落ちていたような?外では続々とゴールするランナーへ
の歓声とMCの声が聞えて、みじめな気分

でも何故かカラダはすっごい元気になっている



「大丈夫ですか?」と言われながらも、仲間のことが気になり、テントを出ると
すぐ近くにみんながいました
「あれ?みんな・・・?なぜ着替えているの?」上位を狙う彼らは早めに見切りを
つけてしまったそう。どうやらベテランF原選手など招待選手までもが間違ってしまったそうです。
そしてスイムのコース&運営についてはみんな納得できない様子。。。
完走しないなんて、中途半端なことをしたくなったのに、何だか仲間の
その言葉を聞いて「あっ、そうか・・・みんなもあの困惑スイムにやられちゃったのね」
と、ホッとするような&すっきりしない不思議な気分

それでも沢山の人がゴールしている。。。なぜ、自分はできなかったのか?
そして、夕飯前にそのモヤモヤを消しに後片付けをして何もなくなったスイム会場で
1人水着で泳ぐのでした。。。
大阪に帰ったHさんが乗る

鳥羽行きの船を見送りながら(笑)
潮の流れは速くなく、昨日の夕方試泳した時と同じ、空と雲が高く+奥深い緑の山が
見えて気持ちよい。。。
ぶっ倒れたくせに、仲間の反対を押し切って泳ぎにきてしまった、分からず屋さんです
ごめんなさい・・・でも、そうしないと気持ちがおさまらなくて。。。
夕飯に慌てて戻った私は更に釘を刺されたのでした。。。

そして、何を撃たれたのか点滴は私の食欲まで復活させたのでした
どうせなら、レース前に打ちたかった???
美味でした 伊良湖休暇村のBuffet
デザートまで