走ってきました 第1回京都マラソン
思ったとおり、、というよりも予想以上に走れないカラダで初めから最後まで腰から下が自分の脚ではないようでしたが、何とか完走できました
いいえ、恥ずかしいけれど、何度くじけそうになったことか、、、、


それでも、完走したいと頑張れたのは、色んな思いがあったからでした


スタートは嵯峨嵐山もほど近い西京極陸上競技場に約15,000人のランナーが全国から集まりました
いつものマラソン大会と違うキリッと引き締まった空気が流れているかのよう
東日本大震災から1年。。。一年後、またこうしてマラソン大会が開催でき、走ることができる喜びをランナー其々が噛み締めているかのように
前日、会えなくなったみきちゃんからエールメールが届きました

「震災から一年、さっちゃんにメールをしたのが昨日のことのように思います。。。。」
Mちゃんは去年、私を心配してすぐにメールをくれました。
Mちゃんと私は阪神淡路大震災のあった年、オーストラリアにいたので、日本への電話が暫く繋がらなくなってとても不安な時間を一緒に過ごしました
「さっちゃんの無事の完走を祈ります

」
僅か一年で、こんな素晴らしい大会が新たに開催されることを改めてとても嬉しく思いました

この大会は一般の1エントリーに500円(1口)の義援金が含まれます。

黙祷後、スタート
大好きな短距離陸上の朝原選手夫妻(奥様はシンクロのメダリスト奥野史子さん)、千葉真子が見送ってくれて。。。シャッターを撮ったつもりが、どなたか?のおじ様の腕で撮れてなかった
泣

まずは嵐山、桂川の河川を目指して

目の前に嵐山の山々の景色が広がりました

朝8時30のスタートにも関わらず、河沿いの道にもたくさんの方が応援して下さいました

京都は観光地でも住宅地が隣接するので、ずっと沿道の応援が途切れません
仁和寺ではお坊さんまで応援してくれました

でも、道が狭いところもあって、急病人が出たので救急車が通るから・・・と、コースを一度閉鎖され、、、、約5分ほど止められる異例なことも
先を急ぎたいランナーが大きな声で文句を言うハプニングもあって、ちょっと怖かった


再スタート時に押し合ったりしないで~と願いながら、ゼッケンのメッセージをパシャリ

みなさん、この大会で焦りや私欲はなしですよ。。。お背中拝借 パシャリ

「3.11忘れない」 そうですよ 無事に再スタート
ホッ

竹林があったり、風光明媚だわ~



平野神社

今宮神社

大文字~



しかし、、、高低差100m位のはずが、思ったより結構キツイです
トドメの宝ヶ池へのこの道はサイコーにきつかった
泣

@リターン時、膝がガクガクなので下りもキツイわ~

この後、暫く写真も撮る元気もなくなりました 
泣
何度、立ち止まってストレッチしたか。。。。
あまりの辛さに相当酷い顔をしていたのでしょう。。。
沿道で応援する人が明らかに私を目掛けて「頑張るのよっ」と言ってきます
とっても嬉しかったけど、ただ頷くことしかできなかった ごめんなさい
痛いのか何だかもう分からないほどの脚の具合に完走できるかどうか不安になって、フルだけどウルトラマラソンを走った時のことを思い出しました
こんなに辛い思いして走っても楽しいのかしら?と真剣に考えたり
笑
縁石に座って何度も脚を休めました
でも、メールでエールをくれた仲間や友人のメッセージを励みに走ったり、去年、この日は電車で帰れなくなって横浜から走って帰ったなぁ・・・とか、色んなことを考えながら走り続けました
30km過ぎから脚が痛くて思わずうめき声まで出てしまいましたが。。。賀茂川の河川敷コースが土だったので救われました
この地元ランニングコースもずっと声援が途切れない 京都の方の温かさを間近に感じました

橋を渡って、あと6km というとき、「あれ~??どうしたの?随分後ろにいるじゃん~」とカメラ片手に走る「走る編集長」こと、Hさん。
そう、私は約3年、Hさんが担当するランニング雑誌のロードレースインフォメーションを書いていました。
久しぶりにお会いし、この第1回大会について話しながら、おしゃべりラン。。。ひっぱってもらいました
そして、やっと平安神宮の朱色の鳥居が見えてきました



ゴール
膝はなんとかもったけど、こんなに終始脚が思うように運べないレースは始めてでした
もちろんワーストレコード 4時間36分位? ほとんどジョグでした








でも、タイムなんてどうでもよくって、ただゴールができたことに一安心
終わったぁ~今シーズンのレース 走れなかった2年分のレースを走るかのように連戦してきましたが、「走る」ことについて色んな思いを巡り、沢山の学びがありました

夜は2年ぶりにアメリカでの旅とも、Qちゃんに会いました
彼女も去年、心配して心の篭った手紙と保存食を送ってくれました
Mちゃんといい、震災の経験や大切な人を失ったという経験が人に優しく相手を思うことができるんだなぁ。。。と痛いほどの気持ちを感じました
「Joy(喜び)」この言葉が正に合うQちゃんの笑顔が好きです
どうもありがとう やっと、きちんと去年のお礼を伝えることができました
@清水寺

夜は雪が舞うほどの寒さでしたが、花灯路を楽しみながら、沢山お話ができたね
舞妓さん~@八坂神社

円山公園


高台寺へ


光のショー? 何色かに変わり幻想的
手前の石?は竜に見立てているようでした

かぐや姫がいそうでした

花灯路、京都マラソン前日から開催。 おススメですね

京の美しい夜まで満喫でき、シアワセでした
感謝です