ゴールデンウイークの真っただ中、東区民文化センターで開催された「カウォティムリコーダーアンサンブル 定期演奏会」を聴きに行ってきました。ここ3、4年ほどは毎年聴きに行っていますが、毎年難しそうな大曲に取り組まれていて、しかもよくまとまっている演奏でした。
今年のテーマは「challenge is fun 」だったかな?今まで取り組んだことのないジャンルの音楽に挑戦されたとのこと。コンサートの冒頭ではアルゼンチンタンゴ、2部の冒頭では日本のうたである「さくらさくら」をスウィングさせてジャズ風に、等々今までの定期演奏会では耳にしたことのないジャンルの音楽が演奏され、とても新鮮でした。リコーダーの音色によくあう音楽は、やはりリコーダーが活躍した時代である中世からバロックにかけての音楽だと思うのですが、タンゴやジャズだって演奏できるんだ!という楽器の可能性を示してくれた演奏だったように思います。私たちのリコーダーアンサンブルでもいつか挑戦してみたいものです。(いつになることやら)
今日のコンサートで「リコーダーで演奏するのもいいなぁ」と思ったのはw.A.モーツァルトの「交響曲第40番より 第1楽章」でした。16分音符で刻むリズムがリコーダーの音色によくあっていて、モーツアルトらしい軽やかさがよく表れていたように思いました。今日はあらゆる年代のあらゆるジャンルの音楽をリコーダーで聴くことができ、楽しかったと同時にとても勉強になりました。