先日、広島市南区の宇品公民館にて、「アンサンブルをかし」のオカリナコンサートをさせていただきました。寒い寒い本当に寒いなか、50人ほどのお客様が聴きに来てくださいました。午前中は雪も降っていたほどで、こんなに寒い日に聴きに来てくださる方がいるのだろうか？と思うほど寒かったのですが、幸いコンサートの始まる前には雪も雨も止み、地域の方やオカリナ教室の生徒さんが来てくださいました。こんなに寒いなか来てくださったのだから、楽しかった！と思って帰っていただきたいね、とメンバー全員張り切って演奏しました。
プログラムはクラシックから童謡、昭和歌謡など、さまざまなジャンルの曲を演奏。そして、オカリナ四重奏だけでなく、ピアノ、ハープ、パーカッション、デュエットオカリナなど、いろいろな楽器を使って楽しく演奏しました。休憩をはさんで1時間半があっと言う間に過ぎてしまいました。
寒い中来てくださったみなさま、ありがとうございました。そして、会場準備から片付けまで、公民館の関係者の方々には大変おせわになりました。ありがとうございました。
とっても小さいハープ「ベイビーハープ」が我が家にやってきました。12げん弦で音域は1オクターブと4度しかありませんが、素朴できれいな音が出ます。29弦のバクタワハープと並べると、本当に赤ちゃんのように見えます。半音上げるためのレバーがついていないので、演奏できる曲が限られてくるかもしれませんが、制約のある中で、いろいろ工夫して演奏するのも楽しみの１つです。小さくて本当に軽いので、公共の交通機関で持ち運ぶこともできそうです。バクタワハープとベイビーハープ、どちらも素朴な音色が魅力です。
朗読とリコーダーとピアノのための音楽物語
「月夜のみみずく」
ヨーレン 詩 工藤直子 訳
平島勉 音楽 戎博志 編
トヤマ出版
リコーダーとピアノと朗読のための曲集をご紹介します。「月夜のみみずく」（ヨーレン 詩 くどうなおこ 訳 ショーエンヘール 絵 偕成社）という絵本をもとに、リコーダーとピアノの演奏にあわせて朗読をするように作曲されています。おそらく小学校低学年ぐらいの女の子が、お父さんと一緒に雪の積もった夜更けの森へ、みみずくを探しに行くおはなしです。森の静けさや空気の透明さや雪の冷たさなど、感覚的なことが伝わってくるような詩に、さらに音楽が加わることによって、実際に夜更けの森にいるような感じがしてきます。
今年７月のリコーダーアンサンブルカノン定期演奏会にて、演奏できればと思っています。お客様に、冷たい夜更けの森にいるような感覚をもっていただけるような演奏ができればよいのですが。そういえば定期演奏会は夏でした。季節的に難しいでしょうか？はてさて、どうなることやら・・・。
廿日市市のさくらぴあ大ホールで開催された、ソプラノとオカリナとピアノによるニューイヤーコンサートへ行ってきました。昨年のオカリーナセッテ（オカリナ7重奏）コンサートでご一緒させていただいた藤咲先生が、学生時代のお仲間と開かれたコンサートでした。
ソプラノの方は、海外でオペラ歌手として活躍されている方だそうで、素晴らしかったです。オペラアリア、ナポリ民謡、日本歌曲などどれもすばらしく、また素晴らしいだけではなく、遊び心がいっぱいの楽しい演奏でした。オカリナと歌がどのように絡み合うのか、ということも楽しみのひとつでしたが、オカリナを演奏している時に、舞台袖の方から美しい声が聴こえてきたりして、大げさではないちょっとした演出が素敵だなぁと思いました。
第1部はヨーロッパの曲、第2部は日本歌が演奏されましたが、やはりオカリナで吹く日本の歌はいいなぁと思いました。私も、今年はオカリナで日本の歌をたくさん吹いていきたいと思います。
広島市南区の宇品公民館にて、アンサンブルをかしのオカリナコンサートをさせていただきます。お時間のある方はぜひお越しください。
