広島市西区古江の「ギャラリー&カフェ 月~yue~」にて開催された「笛ふきのおしゃべりコンサート "招福"篠笛独演会」へ行ってきました。演奏は梶川純司さん。昨年6月頃に同じ場所で開催されたオカリナとフルートとピアノによるコンサートではフルートを演奏されていた方です。前回のコンサートでも篠笛を1曲演奏してくださいましたが、今回は篠笛の独演会ということで、とても楽しみにしていました。題名に「おしゃべりコンサート」とあるように、演奏3割、おしゃべり7割(ご本人曰く)という、楽しくも大変勉強になったコンサートでした。おしゃべりのほとんどは日本の笛についてのお話で、龍笛・篳篥・笙・篠笛が演奏されてきた時代背景や楽器の作り方など、興味深い内容ばかりでした。数年前に篳篥を演奏される東儀秀樹さんの「雅楽」(集英社)という本を読んで、日本の楽器や雅楽に少し興味をもち、雅楽のCDを聴いたりしてみたことがありましたが、今日のお話しと演奏を聴いて、また日本の楽器に興味がわいてきました。
コンサートの後の質問コーナーでも次々と質問が出て、それに一つ一つ丁寧に答えてくださり、終わるのがお名残り惜しい、という感じでした。たくさんのお話しを聴けて、今日1日で賢くなったような気がします!